![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/dd/f4b4e446d350031fc2aa510238c731b6.jpg)
~ 達磨菊 (ダルマギク) ~
薄紫の花径4cmほどの美しい菊
西日本の日本海側の岩上に自生する海岸植物です。
名の由来は、岩上で咲く姿が座った達磨の姿に似ることから。
花期 : 10月~12月
2月から3月に株分けか挿し芽で増やします。
この達磨菊はこの春に挿し芽したものが、健気に花を咲かせました。
伸びると垂れ下がるので、鉢植えにして高い所に置くのが良いですね。
茶花に使う時には、その習性を生かして掛け花入れに入れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/7a/8fddc5b73580dac88ffdb7d7c1b63b56.jpg)
~ 磯菊 (いそぎく) ~
別名 : 岩菊・泡菊
花期 : 10月~11月
名の由来は、海岸の崖や浜辺に自生することから。
黄色の筒状の花が頭頂部に固まって咲きます。
葉には白い縁取りが入ってとてもきれいです。
販売店のおじさんが、自分の好きな菊だと言って、
「この菊はなあ、しみじみとした菊でなあ、着物で言えば絣のような菊なんや」
と目を細めて見ていたのを、この菊が咲くといつも思い出します。
おじさんの言うように、花はしみじみとしていますが、
縁取りのある葉と共に結構な存在感がありますので、
茶花に使う時には、根〆に使うと全体がピリッと引き締まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/2d/e30aafe8a42102046a6114cafa599908.jpg)
~ 花磯菊 (はないそぎく) ~
この菊は、前述の「磯菊」と「栽培菊」との交配種です。
頭頂部に花径1cmほどの花が固まって咲き、まるで手毬ようで愛らしい姿です。
一枝でもブーケのようですが、数本束ねて生けると豪華になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/76/acaa441678c3e82d770f5d539204470a.jpg)
~ 紺菊 (こんぎく) ~
この菊は、野紺菊の中から色が濃く美しいものを選別した園芸品種です。
古くから栽培されていたようです。
花期 : 9月~11月
普通の菊のようには簡単に増えず、我が家の庭ではこの一株が
辛うじて生き残っています。
何とか挿し芽で増やしたいと思っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/ed/0c13b155109360e0969f5d646249c4ba.jpg)
~ 浜菊 (ハマギク) ~
東北の太平洋岸の岩壁や砂浜に自生する大輪の菊です。
茎は根元が木質化してしっかりしていますし、
花径が6cmもあって風格がありますから、
茶花で使う時には、一種で格調高く生けるようにします。
* * *
~ 可愛い小菊たち ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/10/b9532da16d0eeab653b14874d48ac2f4.jpg)
咲き始めに花弁の先が反り返ってきれいです。
薄い小豆色の小花が茎の途中からたくさん出てくるので
懸崖仕立てに使う菊のようです。
姫路城の菊花展の販売所で買った菊です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e3/bc1bd54c5ca1e0547effce5d3e1f87dc.jpg)
純白で清楚な雰囲気の菊です。
花弁がふんわりと立体的に開き、バレエのチュチュのようですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/c5/ab8a2b3ec5184f22a8ea1fbf0dcf1d1d.jpg)
花弁の様子がちょっと変わっていて面白い菊です。
花色もニュアンスのある濃いピンク色で素敵です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/4d/db653b04bef87aee0ad1b7cb9e6cae8e.jpg)
薄黄色の小菊です。
すくっと立って、小さいですが端正な雰囲気があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/5c/9dc2e784565f1b338bc86199bbefa3b4.jpg)
薄ピンクの小から中の大きさの菊です。
さっぱりとした雰囲気で、どの花との混ぜ生けにも対応しそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ef/1b8096df12727a6b5c9d050f91c63327.jpg)
花弁の長いマーガレットのような菊です。
中輪に近く房状に咲きますので、下駄箱の上や食卓上に
多種と混ぜてブーケのように生けると可愛いでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4d/7baf54c3e7ef5e521c2a53218e7b47c8.jpg)
ピンク色、中輪の明るく華やかなな雰囲気の菊です。
茶花には使えませんが、室内を明るく彩ってくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/11/3af354f57cc2ee89b0353221dadfe362.jpg)
黄色のはっきりとした色合いが元気な菊です。
そこだけスポットライトが当たったように輝いて見えます。
茶花では、挿し色に使うときりっと光りそうです。
* * *
我が家の庭は、今まさに菊の花盛り。
どの菊も可愛いらしく目を楽しませてくれています。
薄紫の花径4cmほどの美しい菊
西日本の日本海側の岩上に自生する海岸植物です。
名の由来は、岩上で咲く姿が座った達磨の姿に似ることから。
花期 : 10月~12月
2月から3月に株分けか挿し芽で増やします。
この達磨菊はこの春に挿し芽したものが、健気に花を咲かせました。
伸びると垂れ下がるので、鉢植えにして高い所に置くのが良いですね。
茶花に使う時には、その習性を生かして掛け花入れに入れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/7a/8fddc5b73580dac88ffdb7d7c1b63b56.jpg)
~ 磯菊 (いそぎく) ~
別名 : 岩菊・泡菊
花期 : 10月~11月
名の由来は、海岸の崖や浜辺に自生することから。
黄色の筒状の花が頭頂部に固まって咲きます。
葉には白い縁取りが入ってとてもきれいです。
販売店のおじさんが、自分の好きな菊だと言って、
「この菊はなあ、しみじみとした菊でなあ、着物で言えば絣のような菊なんや」
と目を細めて見ていたのを、この菊が咲くといつも思い出します。
おじさんの言うように、花はしみじみとしていますが、
縁取りのある葉と共に結構な存在感がありますので、
茶花に使う時には、根〆に使うと全体がピリッと引き締まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/2d/e30aafe8a42102046a6114cafa599908.jpg)
~ 花磯菊 (はないそぎく) ~
この菊は、前述の「磯菊」と「栽培菊」との交配種です。
頭頂部に花径1cmほどの花が固まって咲き、まるで手毬ようで愛らしい姿です。
一枝でもブーケのようですが、数本束ねて生けると豪華になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/76/acaa441678c3e82d770f5d539204470a.jpg)
~ 紺菊 (こんぎく) ~
この菊は、野紺菊の中から色が濃く美しいものを選別した園芸品種です。
古くから栽培されていたようです。
花期 : 9月~11月
普通の菊のようには簡単に増えず、我が家の庭ではこの一株が
辛うじて生き残っています。
何とか挿し芽で増やしたいと思っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/ed/0c13b155109360e0969f5d646249c4ba.jpg)
~ 浜菊 (ハマギク) ~
東北の太平洋岸の岩壁や砂浜に自生する大輪の菊です。
茎は根元が木質化してしっかりしていますし、
花径が6cmもあって風格がありますから、
茶花で使う時には、一種で格調高く生けるようにします。
* * *
~ 可愛い小菊たち ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/10/b9532da16d0eeab653b14874d48ac2f4.jpg)
咲き始めに花弁の先が反り返ってきれいです。
薄い小豆色の小花が茎の途中からたくさん出てくるので
懸崖仕立てに使う菊のようです。
姫路城の菊花展の販売所で買った菊です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e3/bc1bd54c5ca1e0547effce5d3e1f87dc.jpg)
純白で清楚な雰囲気の菊です。
花弁がふんわりと立体的に開き、バレエのチュチュのようですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/c5/ab8a2b3ec5184f22a8ea1fbf0dcf1d1d.jpg)
花弁の様子がちょっと変わっていて面白い菊です。
花色もニュアンスのある濃いピンク色で素敵です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/4d/db653b04bef87aee0ad1b7cb9e6cae8e.jpg)
薄黄色の小菊です。
すくっと立って、小さいですが端正な雰囲気があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/5c/9dc2e784565f1b338bc86199bbefa3b4.jpg)
薄ピンクの小から中の大きさの菊です。
さっぱりとした雰囲気で、どの花との混ぜ生けにも対応しそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ef/1b8096df12727a6b5c9d050f91c63327.jpg)
花弁の長いマーガレットのような菊です。
中輪に近く房状に咲きますので、下駄箱の上や食卓上に
多種と混ぜてブーケのように生けると可愛いでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4d/7baf54c3e7ef5e521c2a53218e7b47c8.jpg)
ピンク色、中輪の明るく華やかなな雰囲気の菊です。
茶花には使えませんが、室内を明るく彩ってくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/11/3af354f57cc2ee89b0353221dadfe362.jpg)
黄色のはっきりとした色合いが元気な菊です。
そこだけスポットライトが当たったように輝いて見えます。
茶花では、挿し色に使うときりっと光りそうです。
* * *
我が家の庭は、今まさに菊の花盛り。
どの菊も可愛いらしく目を楽しませてくれています。
ありがとうございます。
ご自宅のお庭なんですね。
素晴らしいです。
特に磯菊がイイですね。
葉の縁取りも印象的です。
勉強になりました。kyoku
達磨菊、磯菊、花磯菊、浜菊と海辺の潮風に打たれて
逞しく生き抜いてきた菊
美しいだけでなく凛とした風格を感じました。
山には「うさぎ菊」という黄色い菊が咲くんですよ。
小菊たちもとっても可愛い!
お花は愛情を掛ければ、より美しく開花すると聞きました。
越後美人さんのお花を慈しむ心が反映されたのでしょう。
お手入れが良いからお花も活き活きしています。
「この菊はなあ~~着物で言えば紬の様な菊なんや」
そう語った販売店の方の言葉は私も心に残りました。
菊日和いいですね
丹精されましたね
私 我が家になつかない菊
ハマギク 達磨ギク
憧れます
菊薫る季節いいですね 腰を落ち着けて
何かしたい気分です
大切な菊ご紹介頂きまして感謝でございます
菊はいったい何種類あるんでしょう。
数えきれないくらいあって、名前の分からないものが多いです。
上の五種類の菊は有名ですから、花好きの方ならほとんど知っていると思いますが、
その中でも「磯菊」は、ちょっと他の菊とは趣が違いますね。
花はキュッとまとまって咲き、葉は美しい切れ込みと縁取りで、全体が個性的です。
自然が作り出した素敵なデザインですが、ちょっと知的な雰囲気も感じられます。
kyokuさんが「特に磯菊」と言われるのが分かる気がします。
楽しんでご覧頂き、勉強になったのでしたら嬉しいです(^_-)-☆
はい、狭いところに、ごちゃごちゃと植えています。
主人には、これ以上増やさないように言われるのですが、
きれいなものを見ると、つい手が出てしまいます(^^;
海岸の菊は、浜辺で風当りが強いでしょうに、見事に咲くものですねえ。
さすがに茎が太くて頑丈に出来ています。
それで、どっしりとした風格が生まれるのでしょうね。
「うさぎ菊」ですか、可愛い名前で、月見の茶会に使ったらぴったりですね♪
きっと可愛らしい菊なんでしょうね、見てみたいです。
小菊たちには毎日「可愛いね♪」と声をかけています。
すると、ニコニコ笑っているように見えます。
母がそうしていたのを受け継いでいます(^_-)-☆
菊香る頃になりました。
種類だけは15種ほどありますが、中々見栄え良く育てるのが難しいです。
懸崖仕立てにしなくてはいけない菊も、ただ伸ばしっ放しですし、
その菊の特質に合わせてのお世話は出来ていません。
そんな状況でも、嵯峨菊や肥後菊なども手に入ったら育ててみたいと考えています。
欲張り」ですね(^^;
ハマ菊と達磨菊はなぜでしょうね。
元々乾燥に強い植物ですから、放っておくほうが良いらしいです。
水のやりすぎでしょうか。
機会があったら、また挑戦してみて下さい。
そうですね、菊の香りは身心を清めてくれるような気がして、
心機一転、何かしたくなりますね。
fuyouさんなら、菊の画でも描かれますか(^_-)-☆
野紺菊の中から選ばれ園芸品種化されました紺菊、花
色・花の形が素晴らしいですね。
当地に自生していますエゾンコンギク(蝦夷野紺菊)に
どこか似ています。さらに、ハマギク(浜菊)は少々葉の
形状が異なりますが、当地の海岸崖で咲くコハマギク
(小浜菊)がダブリます。
それにしましても、ブログを拝見していますと越後美人
さんのお宅の庭は和の趣を漂わせる植物を多く育てら
れていますのに感心しています。
>美しく愛しいものたちへのつぶやき
越後美人様が、小春日に、自宅の愛しい菊達と楽し
く会話している。
そんな、穏やかで、麗しい光景が、見えてくる思いが
します。
どれも越後美人さんのお庭に?
茶道には欠かせないお花達でしょうか?
秋の日差しの中で輝いてますねぇ
「花は野にあるように」と利休さんが言われていますが、我が家の庭はそのまま野のようです(^^;
紺菊の花は、色も形も素晴らしく絵になる美しさですね。
そうですね「蝦夷野紺菊」はこんな雰囲気だったように思います。
コハマギクは北海道でも自生しているんですね。
その点、ハマギクの北限は青森県までのようです。
高さが60cm~1mにもなりコハマギクよりだいぶ大きいですね。
植物を植える場合は、茶花に使えることが第一の条件ですから
庭にあるものはほとんどが和風のものです。
庭がもっと広ければ、洋花も植えたいんですけどね(^_-)-☆