野葡萄(ノブドウ)は山の宝石のよう
ターコイズブルーや紫色に染まって綺麗です。
ここでは紅葉した蔦(ツタ)を合わせて
ガラスの花入れに入れてみました。
同じ野葡萄と蔦を
織部焼(おりべやき)の花入れに入れてみました。
※織部焼は
江戸時代を通じて愛知県瀬戸市一帯で焼かれた瀬戸焼の一種で、
簡素な絵文様が描かれ、青緑色の釉薬がかけられているのが特徴。
参考ーコトバンク
こちらは同じ織部焼の花入れに
ピンクの小菊を合わせてみました。
(野葡萄は替えています)
短冊の「楓葉経霜紅」は
高校の文化祭でいつもかけますが、
今年は出番がありませんでした。
生徒たちに
苦難に負けず努力の大切さを伝えるために掲げるものですが、
私自身にも言い聞かせている大切な言葉です。
大きくしてみました。
紫色の実が一個ついていて、大事にしていたのですが、
活ける段になって、その紫色の実だけが取れてしまいました。
残念無念!
野葡萄と蔦に白い小菊を合わせてみました。
蔦は蔓が絡んで交差しているのをそのまま使いました。
花入れは「明石焼」です。
* * *
裏山の蔦の紅葉は今が一番きれいな時です。
現地では陽が当たって鮮やかな赤でした。
こうして活けてみると
自然の中での魅力的な姿を屋内で再現するのは難しいなあ、と感じています。
照明を工夫すれば、もう少し明るさが出たのでしょうね。
活けるのも難しいですが、撮るのも難しいですね。