江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

市民スポーツの成熟

2014年03月21日 | 歴史・文化

 50年代には、さまざまな各種各様のスポーツ団体が誕生しました。

 江別空手道連盟、江別朝野球協会(以上51年)、江別一輪車協会(54年)、野幌一輪車協会(55年)、それに野幌公民館のヨガ教室の修了生で結成したヨガスクール(54年)、江別スクエアダンス同好会(55年)、ジャズダンスのマーガレットサークル(54年)、江別フォークダンス同好会(55年)、太極拳サークル(57年)、江別レクレーション協会(57年)など、それぞれの趣意に意匠をからませ、百花百出のにぎわいとなりました。

 45年には久しい空白期を挟んで再発足した江別相撲連盟、54年に創立30周年を迎えた江別陸上競技協会をはじめ、伝統の江別剣道連盟、江別柔道連盟、江別弓道連盟など、底辺拡大の地道な活動を忘れることはできません。

 また、球技関係では、江別野球連盟、江別バレーボール協会、江別軟式野球連盟のほか、30年代に相ついで発足の江別卓球連盟、江別バドミントン協会、あるいはその後発足の江別バスケットボール協会など、それぞれの団体が、それぞれの蓄積を生かし、市民スポーツの振興に尽力したことは広く知られているところです。

 こうしたさまざまな種目の団体が存在し、市民権を得ている状況は、まちがいなく総体として市民スポーツの成熟を物語るものです。
かつての一時期のように野球だけが、あるいはバレーボルだけがスポーツの華といわれた時代から、スポーツにも各種各様さまざまな花があるという時代への移行こそ、市民スポーツの望ましい将来像であることは付言の要もありません。
その報告へ拡大発展しつつあるのが、まさにこの時代といえます。

註:江別市総務部「えべつ昭和史」587-588頁.
写真:飛鳥山スケートリンク
 同上書580頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。


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