江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

札幌学院大学

2012年10月19日 | 歴史・文化

 札幌香蘭女子短期大学と同時期に、札幌商科大学(現札幌学院大学)が開学しました。

 位置は、道立図書館と北海道女子短期大学(現北翔大学・短期大学部)のほぼ中間です。
香蘭女子短期大学とも向かい合うかたちで、この地区に三つの学園が集積したのでした。

 42年6月に鉄筋コンクリート4階建て、4,585平方メートルの1号館が完成、4年制商学部商学科(定員250人)の学生の募集を開始しました。
そして、翌43年5月4日、第1期生382人を迎え、開学入学式が挙行されました。
 
 札幌学院大学の前身は、21年に札幌市に開校した札幌文科専門学院です。
25年に札幌短気愛学となり、そして43年に開学にこぎつけたのでした。

 当初は、商学部商学科の単一でスタート、その後同学部経済学科(昭和51年4月)、人文学部人間科学科、商学部第二部(以上52年4月)および教職課程(53年4月)などを開設、学部学科の充実を図りました。並行して、体育館、学生会館、生協食堂、野球場、2号館などと、順次施設の充実をも果たし、そして59年4月、校名を札幌学院大学に改め、今日に至っています。

 44年から大麻(おおあさ)公民館などを会場に、市民講座を兼ねた公開の総合講義を実施、同大のスタンスである地域社会と大学の結びつきを重視した地学共同の営みが反復展開されるのでした。

註:江別市総務部「えべつ昭和史」308頁.
写真:第1期生入学生を待つ真新しい札幌商科大学校舎(昭和42年11月)
 同上書308頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。


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