江別創造舎

活動コンセプト
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「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

都市計画税の新設

2012年04月30日 | 歴史・文化

 昭和36年2月、江別市総合建設計画は、樹立されました。

 しかし、この10カ年計画総事業費約165億円を、いかに捻出、確保するかが当面の大きな課題となりました。

 江別市総合建設計画資金需要計画表では、国費と民間比率が非常に高くなっており、都市計画推進のためには一定の市民負担は避けられず、ここに都市計画税の新設が論議の的として登場しました。

 市は、36年2月開催の臨時議会に江別市税条例の一部改正を行い、都市計画税の新設をしたい旨提案しました。
 これは、前年35年1月に上程され、同3月、都市計画基本構想も策定されていない段階の上程と反発され、一度秘訣されたいわく付きのものでした。

 今回は、その計画の策定を終えたうえでのあらためての慎重な審査の結果、ようやく原案どおり36年度から都市計画税(土地、家屋評価額の0.2%)の新設をみることに決しました。

註:江別市総務部「えべつ昭和史」245頁.
写真:昭和30年代道路改良
 同上書244頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。

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