文教のまちである文京台地区は、森のまちでもありました。
後背地に世界有数の平地原始林、通称「野幌原始林」を有していました。
原始林は、大正10(1922)年、林内の中央線沿いに、トドマツの他、エゾマツ、アカエゾマツの天然林を有していたことから、亜寒帯の代表的丘陵地美林として史跡名勝天然記念物に指定されました。
野幌地区の人々にとっては「里山」であり、市民にとって憩いの場でもありました。また、戦前の林業試験場の伝統を受け継ぐ林木育種場が設置され、列車の車窓や国道からよく見える、野幌の目印の一つでした。
天然記念物の指定は、戦時の混乱による林相の悪化や洞爺丸台風の被害等により解除(昭和37・1962年9月)されるが、その後北海道では、自然森林公園化計画を立て、昭和40年から公園造成に着手しました。そして、昭和43年5月には、道立自然公園に指定されました。
林内の「森林保全地区」内には、樹海を縫い幾筋もの自然遊歩道が走り、三ヶ所の休養園地や瑞穂の池に代表される六つの用水地がありました。
また、森の周辺部には大学や研究機関の他、北海道開拓記念館、北海道開拓の村、野幌総合運動公園などが位置していました。
北海道立自然公園野幌森林公園については、下記をご覧ください。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/environ/parks/nopporo
(参考)当ブログ2009年 3月31日(火)「文教のまち森のまち江別」
当ブログ2009年 3月30日(月)「全国唯一酪農学科開設ー酪農学園大学」
当ブログ2009年 3月23日(月)「文教地区の形成」
当ブログ2009年 3月16日(月)「文京台の誕生!」
当ブログ2008年11月17日(月)「道立自然公園 野幌原始林」
http://blog.goo.ne.jp/ebetsusouzousha/d/20081117
註:江別市総務部「新江別市史」578-579頁.
写真:北海道立自然公園内「百年記念塔」
後背地に世界有数の平地原始林、通称「野幌原始林」を有していました。
原始林は、大正10(1922)年、林内の中央線沿いに、トドマツの他、エゾマツ、アカエゾマツの天然林を有していたことから、亜寒帯の代表的丘陵地美林として史跡名勝天然記念物に指定されました。
野幌地区の人々にとっては「里山」であり、市民にとって憩いの場でもありました。また、戦前の林業試験場の伝統を受け継ぐ林木育種場が設置され、列車の車窓や国道からよく見える、野幌の目印の一つでした。
天然記念物の指定は、戦時の混乱による林相の悪化や洞爺丸台風の被害等により解除(昭和37・1962年9月)されるが、その後北海道では、自然森林公園化計画を立て、昭和40年から公園造成に着手しました。そして、昭和43年5月には、道立自然公園に指定されました。
林内の「森林保全地区」内には、樹海を縫い幾筋もの自然遊歩道が走り、三ヶ所の休養園地や瑞穂の池に代表される六つの用水地がありました。
また、森の周辺部には大学や研究機関の他、北海道開拓記念館、北海道開拓の村、野幌総合運動公園などが位置していました。
北海道立自然公園野幌森林公園については、下記をご覧ください。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/environ/parks/nopporo
(参考)当ブログ2009年 3月31日(火)「文教のまち森のまち江別」
当ブログ2009年 3月30日(月)「全国唯一酪農学科開設ー酪農学園大学」
当ブログ2009年 3月23日(月)「文教地区の形成」
当ブログ2009年 3月16日(月)「文京台の誕生!」
当ブログ2008年11月17日(月)「道立自然公園 野幌原始林」
http://blog.goo.ne.jp/ebetsusouzousha/d/20081117
註:江別市総務部「新江別市史」578-579頁.
写真:北海道立自然公園内「百年記念塔」