はじめはただの工員風だった遺族の本村洋さんは、この13年間で驚くほど変貌した。人間は変わることができる。本村さんが何よりの見本ではないかといって、反対する人は少ないだろう。本村さんは変わりたくもなかったろうが。ならば大月被告も変われるのではないか、そう思うのも人情ではないか。
死刑が確定したことで、マスコミは被告への同情論を持ちだしている。母の自殺を目撃したことや父親の暴力にさらされたことで、犯行当時の18歳より未成熟だったのではないかと。これまた、死刑判決にただひとり反対した判事に拠ってのことだ。これまで本村さんに拠って、その弁護活動を含めて、「反省なき18歳」をさんざん叩いておきながら。
被告の犯行後の数々の暴言や誹謗こそ、「反省なき18歳」であることこそ、何より被告の未成熟を示すものだったはずなのに。そして、死刑判決すら、「遺族の被害感情は峻烈」と本村さんに拠っている。なにが、どこが、司法なのか、報道なのか。拠る辺なき、大月被告と本村さんが残されただけではないか。
光市母子殺害の元少年、死刑確定へ 最高裁、上告棄却
http://www.asahi.com/national/update/0220/TKY201202200258.html
死刑が確定したことで、マスコミは被告への同情論を持ちだしている。母の自殺を目撃したことや父親の暴力にさらされたことで、犯行当時の18歳より未成熟だったのではないかと。これまた、死刑判決にただひとり反対した判事に拠ってのことだ。これまで本村さんに拠って、その弁護活動を含めて、「反省なき18歳」をさんざん叩いておきながら。
被告の犯行後の数々の暴言や誹謗こそ、「反省なき18歳」であることこそ、何より被告の未成熟を示すものだったはずなのに。そして、死刑判決すら、「遺族の被害感情は峻烈」と本村さんに拠っている。なにが、どこが、司法なのか、報道なのか。拠る辺なき、大月被告と本村さんが残されただけではないか。
光市母子殺害の元少年、死刑確定へ 最高裁、上告棄却
http://www.asahi.com/national/update/0220/TKY201202200258.html