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朝貢国VS従属国

2013-06-22 14:07:00 | 政治
読売には、橋本五郎とかいうお粗末な論説委員しかいないのかと思っていたら、こんな風にゴリッと書ける人もいたんだな。

勝股秀通 (かつまた・ひでみち) 読売新聞調査研究本部主任研究員

1983年に読売新聞社入社。青山学院大学卒。54歳。 1987社会部、93年から防衛省・自衛隊を担当。防衛大学校総合安全保障研究科に初の民間人として入校、修士課程修了。編集委員、解説部長兼論説委員などを経て2011年10月から現職。

仮想敵は日本
韓国軍が狂わせる日米韓の歯車

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2908

アメリカを除けば、戦後の日本が、世界のどの国や地域よりも、物心両面とも最大の支援を注いできた中韓それぞれに、あからさまに仮想敵国視されている現実。中国とは東西冷戦以来だが、韓国とも新たな「冷戦」期に入ったのかもしれない。自民党の「韓国ロビー」の功罪がはっきりしたようだ。戦争を避けるために、最小限にとどめるために、韓国とも「冷静に戦う」政治を選ぶしかないようだ。


残酷な天使のテーゼ



「対馬は韓国のものだ」と言い出した韓国人
韓国の異様な行動を岡本隆司准教授と読む

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130617/249773/?P=1&rt=nocnt

韓国は中国の朝貢国に戻ったという指摘ですが、アメリカの属国の日本よりましだということでしょうか。大昔の中国の朝貢国とは、「あんたが大将!」とおだてていれば、静岡のわさび漬けくらいを手土産にもっていくと、エビチリやフカヒレをおごってくれたりした、CPのよいものだったようです。琉球王国をふくめ、アジア各国から朝貢を受けていた頃の中華文明は圧倒的だったので、そんなのどかな国際関係があり得たのでしょう。

現在の中国には、朝貢を受けるに宗主国にふさわしい先進的な文明も高度な文化もありません。日本と同盟することでその条件はある程度整うはずなのですが、遅れてきた帝国主義的野心に満ちた頑なな姿勢を変えません。やはり、中国が民主化しなければ、打開点は見出せないのでしょう。日韓といい北朝鮮といいますが、朝鮮半島の問題は、本質的には日中問題に帰結するようです。

(敬称略)
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