圧倒的なビリー・プレストン です。作詞作曲のジョージ・ハリソンとエリック・クラプトンのギター、ドラムはリンゴ・スター、ピアノはポール・マッカートニーです。ビリー・プレストン以外はほんのなめるだけ、アップにしないところが上品です。
コーラスに「ハリクリシュナ」の言葉が出てきます。ジョージ・ハリソンがインドに傾倒したのは有名な話ですが、ヒンディーのハリー神を讃える言葉であり、歌ということになります。
ただし、ビリー・プレストンが歌うと黒人教会のノリになるせいか、ほとんどの観衆はこの歌の「マイロード」に、やはりキリストを重ねているようにみえます。舞台上のポップスターたちもまた伝説のアイドル(偶像)として信仰に近い存在ですから、この場では宗教色はごく希薄になり、信仰だけが共有されているといえます。
ビートルズの「ミソッカス」であったジョージ・ハリソンですら、そういう歌をつくってしまうところが、ビートルズの革新性ということかもしれません。
(止め)
コーラスに「ハリクリシュナ」の言葉が出てきます。ジョージ・ハリソンがインドに傾倒したのは有名な話ですが、ヒンディーのハリー神を讃える言葉であり、歌ということになります。
ただし、ビリー・プレストンが歌うと黒人教会のノリになるせいか、ほとんどの観衆はこの歌の「マイロード」に、やはりキリストを重ねているようにみえます。舞台上のポップスターたちもまた伝説のアイドル(偶像)として信仰に近い存在ですから、この場では宗教色はごく希薄になり、信仰だけが共有されているといえます。
ビートルズの「ミソッカス」であったジョージ・ハリソンですら、そういう歌をつくってしまうところが、ビートルズの革新性ということかもしれません。
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