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コタツ評論

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映画の終わりの始まり

2009-01-14 22:52:38 | ノンジャンル
よせばいいのに、「ビレッジ」で懲りたはずなのに、また騙されてやがんの。ナント・シマラン監督の「ハプニング~!」のことだ。
http://movies.foxjapan.com/happening/

しかし、不思議な監督だよな。絵はグ~! 演出もグ~! 俳優もグ~!なのだが、ネタはエド・はるみに劣るとも優らないショボさ。企画の段階でどうして潰れなかったのか、それがいちばんの謎、という相変わらずのシマラン映画だった。こういう企画がメジャーな映画会社に通り、配給公開されるということで、どうしてアメリカ人が京都議定書を無視し続けるのか、自然との共生なんてことが理解の外なのか、ハリウッド俳優がパーティ会場にプリウスを乗りつけることが環境問題への真摯な取り組みなのか、よ~くわかるのが最大の収穫といえる。観終わった後、オリガ・モリソブナではないが、「雌豚に乗っかって考えている去勢豚」になった気分が味わえる何重にもショッキング~! な映画である。もろちんお勧め、進め進めパルメザンチーズ! もう映画観るのやめるべきかな。
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