■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

閉館間近!志摩マリンランドに突撃してみた!

2021-03-14 | お出かけ日記
今月末に閉館になる「志摩マリンランド」に行っておいたほうがよいと勧められて場所を確認すると、あのホッペが落ちそうな美味しい鰻屋「東山物産」から近い賢島にあると出ました。
ふふふ、ちょいとドライブ気分で行ってみましょうね。

複数の人から勧められてはいたのですが、最後の決め手となったのがメダカ仲間の写真でした。
「ベタの特集やってたから是非行くべし!」

その日は雨。
でもね、花粉症発令の私には雨の日がお出かけ日和。

賢島はこちらの方面という5差路を道案内通りに進み、高級別荘、ゴルフ場、リゾートホテルなどを見ながら坂を登ると数分で賢島のエリアに入ります。
その入り口に「志摩マリンランド」の駐車場が見えました。
近畿鉄道グループが51年にも渡り運営を続けてきた「志摩マリンランド」は、この近くに生息する「マンボウ」という魚(上の写真⬆︎)を中心に展示をしています。



入館料は1500円。これはかなり期待出来そうです。
メダカ仲間の言うには、美術館や水族館などの充実度は入館料に比例するのだそうです。
ちなみに1000円以下は展示が少ないなど期待ができないことが多く、1000円以上だと安心して入場できるのと言うのです。


そんなことを思い出しながら、入り口を入ったところでちょうどペンギンのお昼ご飯が始まりました。
なんとラッキーな!
アジなのか秋刀魚なのか、フレッシュな魚を丸ごと飲み込む姿にはちょっと引きましたが、もっと頂戴という鳴き声が可愛くてしばらく見学しました。



建物に入ると、回遊魚の大きな水槽がありました。
私たちが2階に上がる螺旋階段と見学エリアをぐるりと取り囲むように水槽を設えて
、1箇所に居るだけで泳ぐ魚を見学できるという構造になっています。
入ったところでこんな大きな魚が私を見てくれました。
そっと近づいて形や鱗の状態を観察します。
ぼんやりとしか見えないだろうけど、目が動いて何かそこに居るなと私を認識できているみたいです。
パクパクしていて歯の状態も見えてしまいました。



他にもいくつか気になることがあるので、先を急がねば・・・。
後ろ髪を引かれる思いでベタの水槽を探します。


次に見つけたのはクラゲの水槽でした。
動画でお見せできないのは残念ですが、クラゲの出産時期なのかな、小さなクラゲがたくさん泳いでとっても綺麗です。


小さくて真っ赤な海老にはつい見とれてしまいました。
伊勢海老の形をしているのに体長が5cmくらい。
なぜこんな綺麗な色になれるんだろうか。



これは「あけぼのはぜ」
天皇陛下が命名したお魚だそうです。
はぜだから淡水魚かと思ったら、どうも海水魚のようですね。


そして小さな魚の水槽レイアウトなどをしばし勉強させていただきました。



流木の配置や水草のレイアウトなど、ひとつの水槽でも見るところが満載です。


椅子に座るのは避けましたが、遠くから、近くに寄って・・・等、私にはできない設なので唸りながら見ていきます。(笑)
画像ではたくさん見てるのだけど、やはり実際に見るのとは大違い。


マンボウ館に移動して大きなマンボウを見学し、ようやく出口に近いところにベタを発見!
嬉しさあまってマンボウの写真を撮り忘れたのですが、マンボウって大きいから写真からははみ出すよ、きっと。
マンボウって美味しい魚なのにごめんね!


ベタについて、可愛い説明POPが設置されていました。
昨年夏にベタを飼っていたのですが、水調整に失敗したらしくお星様になってしまいました。
不甲斐ないお母さんでごめんね(合掌)
春になったら新しい子をお迎えするつもりなので、今のうちにベタの勉強をしておきましょう。



タイ出身のベタはとても綺麗な大きなヒレを持っているので、優雅に見えるしどれだけ見ても飽きない。


目にも愛嬌があって可愛い魚なんですよ。


選んだのは青色系のベタばかりですが、赤や黒のベタもいました。
残念ながらブレた写真しかなかったのでごめんなさい。


充分に納得するほど見学して、名残惜しく志摩マリンランドを後にしました。

ちなみに8匹のベタちゃんたちはまだ引取先が決まっていないのだそうです。
水族館か動物園などにしか譲渡できないと言われてしょんぼりと帰路についたのでした。




志摩マリンランド    HPはこちら

住所:志摩市阿児町神明723-1

営業時間:9:00~17:00

定休日:無休







メアベアってなんだろう?!「中津軒」にて実食をした日!

2021-03-10 | 食べ歩き(三重)
洋食というのは実に吸引力が強い。
イタリアンやフレンチで検索するのも多いけれど、洋食というキーワードで検索してみるといくつか気になるお店がみつかった。
その1つが明治44年創業の「レストラン中津軒」という老舗洋食店でした。

明治44年って西暦1911年ですよ。
なんと創業110年。立派な100年食堂です(笑)

この中津軒のWebサイトを訪れると、TOPページにはデミグラスソースの上に卵が乗った美味しそうな写真が目に飛び込んできた。
これは中津軒のスペシャルメユー「メアベア」というらしい。

メアベアって何?どんなもの?
そう思い始めたら突撃するしかあるまい。
思いたったその日は晴れ女の私には珍しく雨、しかも豪雨の日でした。
途中で強風を伴う豪雨になったのだから仕方ないのです。

今回は充分に下調べをしたので迷わず到着できました。
オフィス街の裏手にあるので混雑を予想していたのですが、悪天候のおかげか待たずに食べることができました。



床はコンクリートと細かなタイルのミックスでレトロ感が溢れています。
天井が高くて寒い。
雨に濡れたから寒いのかなぁ。
ガラスコップの棚がお会計エリアとなっています。
店員さんのステーションとその奥に続くのはキッチンでしょうか。
タワー型の暖房機が動いていますが、広い店内を暖めるにはちょっと足りないのかも。
コートを着たままで注文させていただきました。


「メヤベア」の由来は、一説には作曲家のジャコモ・マイヤベーアが客に振る舞った料理が始まりと言われています。フランス料理「マイヤベーア」が原型だそうで、Meyerbeerと書きます。
中津軒のメニューにはMeyarbeyarとありますから、発音を聞いてこの綴りになったのかと想像しながら、メヤベアを待ちました。


おしゃれなメニューの表紙!


こっそりと店内写真を撮りながら、このTVに気が付いてしまいました。
薄型のフラットTVではありません。
箱のなかにモニターを入れて、雰囲気だけはレトロっぽくしてるのかな?
いやいやそのような設えではありません。
流石にブラウン管ということはないでしょうが、明らかに古いタイプのTVです。


もうひとつ気が付いたのがこのポスター!
確かにオリンピックは近い。
近いがこれはちょっと違う。間違い探しの絵のようなポスターです。
ポスター上部にはオリンピック東京大会とその上の5輪。
そしてポスターの下部には、文部省の印刷が!
お宝ですねぇ。


他には何かないかとキョロキョロしていたらようやくミヤベアが届きました。
グラタン皿から溢れているデミグラスソース!
完璧な状態の目玉焼き!
そしてライス!


どうですか、この堂々とした佇まい。
デミグラスソースに玉ねぎ・豚肉・牛肉・鶏を加え、オーブンで焼いて最後に目玉焼きを乗せる。
それがメアベアでした。


注文時に、「単品なのでライスをご注文されますか?」と聞いてくれました。
もちろんライスは必須でしょう。
デミグラスといえばライスですから!
卵の黄身をちょっと突っついて、絡めながらいただきます。
中津軒の命ともいえるデミグラスソースはたいへん美味しゅうございました。




レストラン 中津軒     HPはこちらです

住所:津市中央5-5

営業時間:ランチ11:00~14:30    ディナー17:00~21:00

定休日:日曜日






「鳥羽マルシェ」が熱い!海が見えるカウンター席で新鮮な魚を堪能した!

2021-03-08 | 食べ歩き(三重)
知人から「最近、鳥羽マルシェに行ってきたの。楽しいよ〜」とオススメされて、スキップしながら挑戦してみました。

マルシェってあれですよね、市場ですよね。
鳥羽駅近くっていうからだいたいの方向はわかる。
ナビに住所を入れて意気揚々と訪れたのはよいけれど、近くまで来ても見当たらない。
新しい施設なのでナビに入ってなかったのです。

2〜3度同じ場所を行きつ戻りつ・・・あら、大きな看板が見えました。
アハハ、見落としてました。
この建物の裏に大きな駐車場があり、正面は道を隔てて鳥羽駅となっております。



店内は地元の農産物と海産物を扱う道の駅です。
たくさんの種類のお魚、地元のフルーツや野菜、加工品を即売会っぽい雰囲気で売っています。
写真撮るのを忘れました(苦笑)
右手奥に進むとレストランコーナーがあります。
ランチのことしか考えてない私。お腹が空いていたんですね。



レストランの入り口手前に、手の消毒コーナーがあり、入った右手でまずはお会計をします。食券はないものの前金制です。
壁に沿った4人用テーブル席と、海に向かってのガラス窓に沿ってカウンター席があります。
カウンター席は隣との間にパネルを設置していて安全仕様となっておりました。


「お好きな席にどうぞ」と言われたので、海際のカウンター席に陣取りました。
テラス席ごしに見える海と坂手島です。
とても良いお天気でしょ?そう、私は晴れ女!
写ってはいませんがこの写真の右手にミキモトの真珠島があります。


家を出るときには、海鮮丼を食べようかなと思っていたのに、現地のお店の前に張り出されたメニューを見て、煮魚御膳を注文してしまいました。
というのも、海鮮丼のお刺身が多いような気がして、冷たい魚だけでなく温かいのも食べないと・・・と思ってしまったのです。


しばらくして店員さんが煮魚午前を届けてくれました。
本日の鮮魚の煮魚は「ぐれ」でした。
刺身、マグロと長芋の酢の物、天ぷら、ちりめん雑魚、茶碗蒸し、茶碗蒸し、ご飯、お味噌汁、香の物、プリン!!!
9品って書いてあったけど、ご飯とお味噌汁はカウントされていませんでした。
朝ごはん抜きですから頑張って食べますよ〜!



上の写真ではバランスの良い御膳と見えますが、量が半端ない。
メインの煮魚、グレのあっさり煮付けは私のマウスパットくらいある大きなもの。
ふむ、鳥羽のグレって大きいのですね。しかも肉厚。
あっさりした味付けで、身の柔らかさにとっても合っていて、ほぼ全部食べることができました。
これはマジで美味しかった。


付け合わせの小鉢扱いで置かれたお刺身ですが、大きな切り口で厚みがすごい。
一切れ食べると、口の中がお刺身でいっぱいになってしまいます。
でもね、すごく新鮮なので次々に食べることができるんです。


観光地ともなると、漁港が近いというのをウリにしているお店でも冷凍物を使っているお店も多くあります。
ですが、鳥羽マルシェのお魚は全部生のお魚です。
一切れが信じられないくらい大きいのですが、魚の身の繊維が優しくてフレッシュで美味しいのです。
この煮魚御膳(1800円)はお値打ちでした。


山沿いで、まだ寒い時期に咲く河津桜を見ながら帰りました。
あぁ、実に充実した半日のお出かけでした。




鳥羽マルシェ     HPはこちらです

住所:鳥羽市鳥羽一丁目2383-42

営業時間:10:00~18:00

定休日:水曜日






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