今月末に閉館になる「志摩マリンランド」に行っておいたほうがよいと勧められて場所を確認すると、あのホッペが落ちそうな美味しい鰻屋「東山物産」から近い賢島にあると出ました。
ふふふ、ちょいとドライブ気分で行ってみましょうね。
複数の人から勧められてはいたのですが、最後の決め手となったのがメダカ仲間の写真でした。
「ベタの特集やってたから是非行くべし!」
その日は雨。
でもね、花粉症発令の私には雨の日がお出かけ日和。
賢島はこちらの方面という5差路を道案内通りに進み、高級別荘、ゴルフ場、リゾートホテルなどを見ながら坂を登ると数分で賢島のエリアに入ります。
その入り口に「志摩マリンランド」の駐車場が見えました。
近畿鉄道グループが51年にも渡り運営を続けてきた「志摩マリンランド」は、この近くに生息する「マンボウ」という魚(上の写真⬆︎)を中心に展示をしています。
入館料は1500円。これはかなり期待出来そうです。
メダカ仲間の言うには、美術館や水族館などの充実度は入館料に比例するのだそうです。
ちなみに1000円以下は展示が少ないなど期待ができないことが多く、1000円以上だと安心して入場できるのと言うのです。
そんなことを思い出しながら、入り口を入ったところでちょうどペンギンのお昼ご飯が始まりました。
なんとラッキーな!
アジなのか秋刀魚なのか、フレッシュな魚を丸ごと飲み込む姿にはちょっと引きましたが、もっと頂戴という鳴き声が可愛くてしばらく見学しました。
建物に入ると、回遊魚の大きな水槽がありました。
私たちが2階に上がる螺旋階段と見学エリアをぐるりと取り囲むように水槽を設えて
、1箇所に居るだけで泳ぐ魚を見学できるという構造になっています。
入ったところでこんな大きな魚が私を見てくれました。
そっと近づいて形や鱗の状態を観察します。
ぼんやりとしか見えないだろうけど、目が動いて何かそこに居るなと私を認識できているみたいです。
パクパクしていて歯の状態も見えてしまいました。
他にもいくつか気になることがあるので、先を急がねば・・・。
後ろ髪を引かれる思いでベタの水槽を探します。
次に見つけたのはクラゲの水槽でした。
動画でお見せできないのは残念ですが、クラゲの出産時期なのかな、小さなクラゲがたくさん泳いでとっても綺麗です。
小さくて真っ赤な海老にはつい見とれてしまいました。
伊勢海老の形をしているのに体長が5cmくらい。
なぜこんな綺麗な色になれるんだろうか。
これは「あけぼのはぜ」
天皇陛下が命名したお魚だそうです。
はぜだから淡水魚かと思ったら、どうも海水魚のようですね。
そして小さな魚の水槽レイアウトなどをしばし勉強させていただきました。
流木の配置や水草のレイアウトなど、ひとつの水槽でも見るところが満載です。
椅子に座るのは避けましたが、遠くから、近くに寄って・・・等、私にはできない設なので唸りながら見ていきます。(笑)
画像ではたくさん見てるのだけど、やはり実際に見るのとは大違い。
マンボウ館に移動して大きなマンボウを見学し、ようやく出口に近いところにベタを発見!
嬉しさあまってマンボウの写真を撮り忘れたのですが、マンボウって大きいから写真からははみ出すよ、きっと。
マンボウって美味しい魚なのにごめんね!
ベタについて、可愛い説明POPが設置されていました。
昨年夏にベタを飼っていたのですが、水調整に失敗したらしくお星様になってしまいました。
不甲斐ないお母さんでごめんね(合掌)
春になったら新しい子をお迎えするつもりなので、今のうちにベタの勉強をしておきましょう。
タイ出身のベタはとても綺麗な大きなヒレを持っているので、優雅に見えるしどれだけ見ても飽きない。
目にも愛嬌があって可愛い魚なんですよ。
選んだのは青色系のベタばかりですが、赤や黒のベタもいました。
残念ながらブレた写真しかなかったのでごめんなさい。
充分に納得するほど見学して、名残惜しく志摩マリンランドを後にしました。
ちなみに8匹のベタちゃんたちはまだ引取先が決まっていないのだそうです。
水族館か動物園などにしか譲渡できないと言われてしょんぼりと帰路についたのでした。
志摩マリンランド HPはこちら
住所:志摩市阿児町神明723-1
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休