■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

堂島の手打蕎麦【守破離】にて鴨つけし汁そばを食べてみた!満足の味わいでした!

2022-02-27 | 食べ歩き(大阪)
用事が出来て大阪・梅田に行くことになった。
移動の電車は貸切状態で、私のために勿体無いですなどと心の中でつぶやいてみる休日の昼下がり。
お腹が空いたので蕎麦屋を探しました。

興味を引いたのが、堂島と呼ばれる梅田から徒歩圏内のオフィス街の一角です。
今流行りの町家風インテリアの「守破離」(しゅはり)堂島店を見つけました。



「守破離」とは茶道・千利休の教えにある「流派の型を守り、その上で型を破ったり離れたりして新派を作ることができる」という言葉の中にある漢字から出来たもので、わかりやすく言うなら「卵かけご飯→TamagoKakeGohan→TKG」とか「報告連絡相談→報連相」と似てる・・・かな(笑)

そういう言葉を店名にしたということに興味が湧いたお店です。


座った席から蕎麦を作る部屋が見えるので、そわそわしてしまいます。


庭に面したテーブルもあります。
のんびり過ごせるカフェ風で良い雰囲気です。


英語での蕎麦の食べ方POPが置いてあり、キッチンの動きがわかる作りになっていました。


メニューを見ながら何を食べるべきかと悩みます。
ざるそばを食べたいのだけど、それだとお腹が冷えてしまう。
春山菜の天ぷらがついたざるそばもあるけど、天ぷらは・・・多すぎる。
寒い季節ですし、鴨とネギがたっぷり入った鴨つけ汁そばに決めました!
これは暖かいつけ汁+冷たいそばです。


基本の蕎麦はつなぎが1〜2割入った粗挽き蕎麦で、細切りか太切りを選べます。
そのほかに細切りですが十割蕎麦があるというので、十割蕎麦を注文しました。
すべて手ごね、手打ちの蕎麦です。
私にとっては月に一度の蕎麦ですから、とても楽しみです。

注文が決まって食べる心の準備を整えます。
気持ちを落ち着けて意識が蕎麦に集中するようにこのアイドリングの時間は大事ですよね。
そんなことを思うのは私くらいなのかな。(笑)


しばらく待って届いた蕎麦は・・・めっちゃ好みの状態です。
鴨汁なので、薬味はネギと柚子胡椒でした。


つけ汁のほうは、大きなお椀にたくさんの鴨の切り身と太いネギ、柚子と新鮮な三つ葉が浮いています。
このつけ汁、出汁がとっても印象的。
コクがあるのだけどどれも突出してないのです。
細い蕎麦を邪魔せず、でも醤油の濃さもあり節の強さもある。
温かさもここちよく、いくらでも食べ進めることができる。そんなつけ汁でした。
途中から柚子胡椒を少々投入しましたが、山葵より柚子胡椒のほうが合ってると思いました。


蕎麦は・・・めちゃ冷たい!
氷水でよく洗っているようで、とっても冷たい。
それでも冷めないつけ汁がすごいのか・・・
細くてしなやかで、風味のある蕎麦。
茹で方もちょうど良い。
最近の蕎麦は芯をかなり残したバリカタのお店が多くなっているのだけど、
蕎麦は弾力があるように茹であげるのが好きなんだよ。
久しぶりに好みの茹で加減に出会った気がします。


次回は粗挽き蕎麦の太切りを食べるんだ〜と決心しながらお店をでました。





手打蕎麦 守破離 堂島店     HPはこちらです

住所:大阪市北区曽根崎新地2-1-9WOB梅田1階

営業時間:11:30~14:30     17:30~21:30

定休日:無休







レストラン【ラハイナ】のスペシャル定食に舌鼓!納得の味に大満足です!

2022-02-23 | 食べ歩き(和歌山)
用があって親を乗せてお出かけとなりました。
家族といえども車内でマスク着用でございます。

途中ランチをという計画で出発したのは良いのですが、このチームは結構臨休などの率が非常に高い。
もちろん私ではありません。父ともう一人の組み合わせが悲しい事態を引き起こします。

臨休や2月いっぱいお休みというお店が多いので呆然としながらも、元気一杯営業している「ラハイナ」というお店をみつけました.
かなり前に一度訪問しているので、安心して入れます。

外は霙(みぞれ)混じりの雨なのに、扉の上にある看板は南国仕様でニヤニヤしてしまいます(笑)



カレーやオムライスなどの単品もありますが、ステーキや定食もあってどれを注文しようか悩みます。



散々悩んだ挙句スペシャル定食というのを見つけて、それを注文することになりました。
厨房やサービスカウンターでは女性が手際よくお膳の準備をしたり盛りつけたり。
その動きを見ていたら、ここは美味しいお店だなというのがわかります。


ほどなくして届いたスペシャル定食、ミニハンバーグ、エビフライとキスフライ、ポテトグラタンのセットです。
お皿が多い時、どれから食べますか?

まずは、ハンバーグからお箸をつけました。
このハンバーグ、真ん中に包丁を入れて切ってくれているので食べやすい。
一口頬張って・・・熱い!!!
この熱さ、嬉しいよねと話しながら食べていきます。


エビフライは他の人に食べてもらうことにして、サクサク衣の鱚(きす)フライを頬張りました。
あれ?写真撮ってないですね。
新しい油で揚げているので、衣が綺麗です。

最後に小さなグラタンは、ポテトがたくさん詰まっているのでお腹にずしっときます。
トマトがアクセントになってなかなか美味しいグラタンです。
これも熱々ですよ。


このお店の心地よいところは、一言でいうなら「気配り」です。
フロアサービスもそうですが、配膳にも気配りがあり、良い状態でテーブルまで届ける流れがとても素晴らしい。


定食で不思議なのは、洋食屋さんなのに和の惣菜もついているところです。
今回の定食も大根の酢の物と高野豆腐の小鉢がついてます。
ご飯とお味噌汁ですから、この小鉢も嬉しいのです。
一食でこれだけの種類が乗っかったお膳です。
日本の食生活ってすごいなぁと思うのです。



レストラン ラハイナ     食べログのページはここ

住所:新宮市丸山5-3

営業時間:11:00~14:00     17:00~21:00

定休日:火曜日




今月も何度かランチに出かけてるのですが、なかなか美味しいお店に出会えていません。
漁港近くの和食屋さんで海鮮丼を注文したら乾いた魚が乗ってたり・・・
でもその途中で見かけた苺農園の苺、とても美味しかったから気分が少し上昇したのですが。

イタリアン目指して出かけたら臨休で、
そのお向かいにできた綺麗なお蕎麦屋さんは行列で入れず、
気を取り直して別のイタリアンに電話したら2月末まで休業とか、
ランチをやっている居酒屋さんに行ったら開店時間なのにまだ準備中でどうやら英魚時間が変更になったようでした。
蔓延防止とかで営業時間を変えたり、当分の間休業したり、まったく閉店してしまったお店もあります。
都会はお店が多いのでリカバリーできるのだけど、田舎はお店の数も少なくてお腹を空かせて彷徨うのです。

暖かくなったらもう少し行動範囲が広がるのでもう少しの辛抱です。
頑張って更新していきますね!








【うな伊】にて鰻とだし巻き卵の合い盛り丼に挑戦!

2022-02-07 | 食べ歩き(三重)
お出かけできないのでネットで鰻の写真を見ていたら、すごく美味しそうなものを見つけました。
鰻丼の上に卵焼きが乗っかった、豪華な豪華な写真です。

さらに検索してみると、あぁ、この道は知っている・・・ということで思い切って行ってみることにしました。


以前は確か和食店だったはず。
いつのまにか看板はずしたなと思ったら、鰻屋さんになっていました。


店名を大きく掲げてくれたらもっと早くに来ることができたのに・・・
と、心の中で言い訳をしながら扉に手をかけました。
うなぎのうの字がうなぎに見えます(笑)



朝ごはん抜きでオープン直後に訪問です。
どこでもお好きな席にと言われたので、入口からまっすぐ進んだカンター席に座りました。
先ずメニューの確認をしなくてはなりません。
オーダーの失敗は避けたいですもの。



私がネットで見たのはこれです!
こぼれそうなほどの大きなだし巻き卵が乗っかった丼です。



こんなのもありました。
総重量が1kg超えの極盛!!!
ご飯、てんこ盛りになってます。
ちょっと待って!
「鰻とだし巻き卵の合い盛り丼」1850円
この「極盛」が1980円
量と価格の差が・・・ちょっとオカシクないですか?


注文前に動揺したものの、鰻2切れでご飯少なめの「鰻とだし巻き卵の合い盛り丼を無事注文し終えて、姿勢を正して食べる準備が整いました。


山椒はパッケージに入ったものでした。
デザートも充実しています。


うな伊は炭火焼きだそうです。
お米は伊賀米コシヒカリを使用。
そんな情報を確かめながら、待ちます。
ひたすら待って20分経ちました。

このお店、天井が高くて広々としています。
開店直後だからでしょうか、暖房がまだ効いていないのです。
足元から冷えてきて、だんだん寒くなって座っていられないくらい寒いのです。
店員さんに断って、席を移動させていただきました。
それでも寒いのですが、カウンター席よりマシかな。

さらに10分経過してようやく真打の登場です。
注文聞いてから炭火で焼くのですよ、きっと。
丼の上の平皿は、卵焼きが大きいのでよかったらお使いくださいとの説明がありました。
真ん中のお醤油差しは、タレが薄ければ追加でかけてくださいと丁寧な説明です。
丼の蓋を開けるのが楽しみです!!!


おぉ〜〜、マジ大きな卵焼き!
綺麗に焼けています。
お吸い物は肝が入ってなくてほっとしました。
実は肝が苦手です。


鰻、アップでお見せしましょう。
冬の鰻は肉厚かと思ったけど、想像よりは薄い鰻です。
パリッとよく焼けていました。


だし巻き卵の断面です。
綺麗に焼けてます。
自分で焼くとこう綺麗には仕上がらない。
優しい味付けで、この卵があったから完食できました。


もう一度、全景の写真を・・・
この鰻の下、ご飯にタレがたくさんかかっていました。
ご飯の最下部がタレのプールになってるくらい掛かってました(苦笑)
薄い鰻に濃いタレ。白いご飯が欲しいところなのだけど、ご飯にも濃いタレがたっぷりと・・・(汗)
だし巻き卵が癒しです。



ご飯を残してしまいましたが、お米の粒が揃っていてふっくらと炊きあがっていて美味しかったです。

それにしても寒かった。
立ち直るのに半日ほどかかりました。





うな伊 松阪本店     食べログはこちら

住所:松阪市市場庄町1147−1

営業時間:11:00~14:00     16:30~20:00

定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)






人気の【チェッポ】で赤イカのペペロンチーノを食べました!大人の味で大満足!

2022-01-31 | 食べ歩き(三重)
以前から勧められていたので何度か予約を取ろうとしていました。
いつも満席だとか貸切だとか・・・で悲しい思いをしていました。

その日は朝からパスタ気分。
本格派イタリアンの塩の効いたスパゲッティが食べたくて、頭の中でパスタがぐるぐる飛んでいます。

近くまで行ったのでオープン直後のチェッポに飛び込んでみました。
なんと!1時からの予約席に、12時半までならということで座らせていただけることに!
シェフと店員さんの神対応に大感激!


さて、ピザとパスタが人気のお店ですが、ピザはお一人様にはボリュームがありすぎるかもというアドバイス。
大丈夫です。パスタ気分ですから。


神妙な顔をしてメニューを睨む私に、セットの説明をしてくださる可愛い店員さん。
次第に肩の力が抜けていつも通りの私になりました。
いつも通りの私=食べたいものを食べる



朝ごはん抜きの日でしたから、頑張ってBセットにしました。
前菜の盛り合わせとパスタと食後のお茶の2つのコースです。



パスタはなかなか選べませんでした。
ボロネーゼもいいよね、ペンネもいいよね、イカ墨ソースも・・・
散々迷って「赤イカのペペロンチーノ」に決めました。


前菜を待つ間に3往復くらいメニューに目を通しました。
ミラノ風カツレットがあり、ほうれん草を練りこんだ自家製のフィットチーネもある。
店内に漂う食欲をそそる匂いも良い。
この店は何回か通うことになるだろうなという予感がしました。


しばらく待って前菜が届きました。
なんて可愛いサイズでしょう!

デミカップに入った蕪のポタージュ。
最近3店舗連続で蕪のスープです。
ここのスープは甘みが濃く出ていて、中に小さくダイスに切った生の蕪が沈んでいました。
この作り方のほうが蕪の香りがします。


熱々のピザは極薄の生地でとても美味しかったです。
生ハムはイタリアからのものでした。

パーナ貝ときの子の香草焼き
簡単にいえば今流行りのアヒージョかな。
エスカルゴに使うようなニンニクとバターと香草が乗っていて美味しくいただきました。


手前がカプレーゼ、奥の丸いのがスップリ(ライスコロッケ)です。
そういえばスップリは久しぶり。


固く茹で上げたスパゲッティにたっぷりのガーリックと唐辛子。
柔らかい赤イカと鮮やかな緑色の菜の花で彩りの良い一品です。
赤イカを選んだのは、イカの皮処理が面倒なので家では食べないのと、
イカを柔らかく仕上げるにはちょっとしたコツが必要なので
プロに任せようと思ったのです。
赤イカがたっぷりと入っていて、塩も唐辛子の辛さもちょうどよく
美味しく食べるのですがパスタがなかなか減りません。


足の部分も美味しいよね。
それでもパスタが減りません。
頑張って、頑張ってようやく完食しました。


温かいアールグレイ紅茶と小さな焼き菓子でほっと一息つきました。
セットにスイーツがついてなくてよかった、よかった。


お店に行ってみてなぜ予約がとれにくいのかわかりました。
4人テーブルが4つ、2人テーブルが1つ、合計18名までの小さなお店だったのです。

諦めないで突撃してよかったです。
もちろんこれからも諦めないぞ!




チェッポ    HPはこちらです

住所:松阪市駅部田1028-1

営業時間:11:30~15:00     18:00~22:00

定休日:月曜・火曜日






屋根裏ビストロ【ラ メール ギキ】までひとっ飛び!暖かなくつろげるフレンチビストロ!

2022-01-23 | 食べ歩き(京都)
食べ友から勧められて久しぶりに京都にやってきました。
寒い朝ですが早起きして到着した三条大橋。
鴨川の変わらぬ景色を見てモーニングコーヒーを楽しんだ後、先斗町を南下します。

先斗町は夜の街ですから、朝はひっそりと人通りがありません。
車が入らない石畳をゆっくり歩きながらのんびりと四条通まで歩きます。
四条河原町の交差点を見ると、この時期でも交通量は多そうです。
人混みを避ける意味でも交差点には行かずに、高瀬川沿いを南下することにしました。
グーグル地図の案内で迷わず目的地の「ラ メール ギキ」に到着しました。


1階の入り口に可愛い看板が立てかけてあり、これがないと通り過ぎてしまいそうな佇まいです。
狭い階段を昇って小さなドアを開けると、暖かい空気が迎えてくれました。


椅子が3脚並べられたカウンターに案内されました。
やったね!キッチンの様子がわかるし、お隣に誰も来ないようです。
カウンター独占にニンマリしながら早速メニューを選びます。
ご主人がシェフで、マダムがフロアを切り盛りするスタイルです。


私には、前菜+メイン+デザートの3品のコースが適量なのですが、
次に来れるのはいつになるかわかりません。
朝食抜きのうえにお散歩で少しお腹に余裕がある。
もう1品増やして、メインを魚と肉の2種類の4品のコースにしました。
本日の魚は「鰆」(さわら)、そして肉はリストの中から「鴨」(かも)をチョイス。
ふとカウンターを見ると、ナプキンとマスクカバーが用意されています。
どちらも有難いです。
カジュアルなお店だと布のナプキンがないところもあります。
それでも大判の紙ナプキンがあればよいのですが、ないお店も結構あるのです。


アミューズは、鱈(たら)の白子のムニエルと人参のムース、上に掛かった泡は白バルサミコ酢です。
白子の食感とムースの優しさをバルサミコ酢がキリリと引き締めていてよいアクセントとなっていました。


前菜はスモークサーモンのコンフィ。
レモンやライムなど、柑橘類のソースです。
レアなサーモンですが弾力が楽しめて美味しい一品でした。
マダムの説明によると、真空低温で調理しているのだとか。



次に運ばれたのは話題のスープ。
上からミルク、牛蒡(ごぼう)、聖護院かぶらの3層のスープです。
温度差があり、それを楽しむために混ぜないでそのまま飲みます。
軽やかなミルクは抵抗なく喉を通り、つぎに香りの高い牛蒡が続きました。
最後は聖護院かぶら・・・味が濃くて蕪(かぶ)の風味がしっかりと出ています。
野菜、美味しいな〜というスープでした。


お店に来る前にお店のHPを確認していたら、「本日のおすすめ」が載っていました。
本日のおすすめは、フランス産のムール貝と鰆とあったので興味がありました。
鰆のムニエル サフラン風味のソース
緑のソースはバジルソースでした。
パラパラと掛かっている粉は、パプリカやナツメグなど数種類のスパイスを燻製したそうです。
これはシェフが直々に届けてくれて説明がありました。
厚切りの鰆は中まで均等に火入れされ、柔らかくとても食べやすいものでした。


スープの後にパンが届いたのですが、これが話題のカラスミのパンです。
普通のバゲットも付いています。
暖かく柔らかいイカ墨パンは味も優しいのですが、添えられたタプナードがよくあいました。


黒オリーブと青オリーブ、唐辛子、黒にんにくなどいろいろなものを合わせた自家製タプナードです。
美味しそうなのでたっぷりパンに付けたら塩辛くて・・・
何事も適量というのがあります。反省しつつ、次からは少量つけていただきました。
小瓶に詰めて店内で販売していますで是非どうぞ!
押しかけの販売員になる私です(笑)


お魚を食べ終わるとすかさずお肉のためのカトラリーが届きました。
あ、この肉用ナイフはよく見るフランス製のあれですね。
いまだに名前を覚えられない私ですが、蝉のマークは忘れない。
持ち手のところが紫色のナイフ、初めて見ました!!!
もうここでテンションが上がる私です。
キッチンからはシェフが鴨を仕上げる音が聞こえてきます。



いよいよお待ちかねの鴨肉のローストです。
パンをたくさん食べたけど大丈夫かな。
皿数が多くメインが小さいお店もあるけれど、ラ メール ギキのメインは凄い!
厚みのある鴨がたっぷり3切れ乗っかっていてすごくボリュームがある・・・ように見えました。
お皿の端には赤ワイン塩が添えられています。


せっかくだから近寄って撮ってみました。
付け合わせは、蕪、小さなジャガイモ、カリフラワーです。
フォンドヴォーに粒マスタードを合わせたソースがたっぷりと掛かっています。
見えただけでなく実際にボリュームのある鴨は、鴨肉独特の食感と香りがあり、
ジビエ好きにはたまりません。
そしてジューシーな脂肪が淡白な鴨肉の繊維と合わさるとさらに美味しく感じられます。
脂肪側についている塩胡椒がなんとも憎い塩梅で、一切れ一切れ丁寧に食べたはずなのにあっという間に食べ終わりました。
ソースも残さず食べて名残惜しくナイフとフォークを置きました。
付け合わせの野菜本来の味が濃くて鴨によくあっていました。


アールグレイの紅茶の前に届いたデザートは、
チョコレート風味のチーズケーキバニラアイスです。
春を感じる可愛いデザインです。
おばさんには可愛すぎる(笑)


小さなポーションなので頑張ってチーズケーキもアイスも食べました。
特筆すべきは苺でした。
シャンパン苺と呼んでいいかな?
断面でわかるかな、繊維がとっても密でジューシーで甘い苺です。
自分では苺を買わないので、世間にはこんな上等な苺があるのねと驚きました。


私がラ メール ギキに予約とったよと、教えてくれたたべ友に報告すると
「実はね、ラ メール ギキのシグニチャーはオマール海老みたいだよ」と笑ってお返事を下さいました。
店名のラ メールってフランス語で海という意味だよね。
わかってます、だから魚料理も食べますってば。

最近、地元では「トロ鰆」とブランド化された鰆を食べる機会多いのですが、
トロ鰆は皮も独特の風味があって美味しいんです。
ラ メール ギキの鰆は私の知っている鰆ですが、トロ鰆とは少し違うようです。
ラ メール ギキのシェフがトロ鰆を調理したらどんな仕上がりになるのだろうと思ったりしました。


一人客にはやはり気を使うのか、マダムがいろいろ話しかけてくれました。
退屈することなく大満足のランチを終え、来た道とは反対に進みます。
高辻通りを烏丸通りまで出て、京都銀行の角を右折するとすぐに地下鉄の入り口がありました。
四条駅までほんの数分で到着でした。




ラ メール ギキ     HPはこちらです

住所:京都市下京区茶磨屋町228-2

営業時間:12:00~15:00       18:00~22:30

定休日:火曜日






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