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徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第百七十五「ザクロ・ノビル・カナメモチ」

2008-05-27 20:53:20 | 植物
 明日から天気が崩れ始めるというので、ようよう重い腰をあげて庭の草引きをしました。
庭の草の上に今朝…野良猫のとんでもない落とし物…まるで人間のかと思うほどの渦巻きがドカッと…。

 こんなもの置いていかれても、どうしようもないので植え木の傍に埋め、ファブ○ーズをガンガンに撒いて置きました…。
草が生えていると、こういう時の処理がし難いので、急遽、草引き開始となったわけです…。
猫は嫌いじゃありませんが…野良が我が物顔で庭を荒らすのは困りもの…。
せめて…物は置いてかないで欲しいものです…。

        

 そうそう…散歩道にもザクロの季節がやってきました…。
まだ開花間もないですが、幾つか綺麗な朱の花を咲かせています。
この大きな樹が満開になると、葉の緑、川の緑に映えてそれは見事な眺め…。
昨年は中国の詩人王安石の『万緑叢中紅一点』の話をしたように記憶しております…。

        

今回はお釈迦さまと鬼子母神…。

 鬼神可梨帝母(ハーリーティー)は大勢の子供の母でありながら人間の子供を捕まえてきては食べてしまう恐ろしい神…。
御釈迦さまが可梨帝母の子供を隠し、可梨帝母が嘆き悲しむのを、人間の母も同じように悲しいのだと悟らせ、人間の肉の代わりに食べるようにと与えたのがザクロ…。
可梨帝母は悔い改め、鬼子母神として子授け・安産・子育ての神になったという話が在ります…。

ザクロは美しいだけじゃなく…とても神秘的な樹なんですね…。

        

        

 これはノビル…ネギやニラの仲間です。
鱗茎や若葉は食用になります。
この川の土手にもたくさん生えていますが、何しろこの近隣のワンコたちの御散歩コースでもあるので、衛生上、手が出ません…。
気持ちは…食べたいんですけどね…。

        

        

 こちらはカナメモチ…。
5月頃の花なんですが…今年は何故か冬場にもたくさん咲いていました…。
カナメモチも狂い咲きするのでしょうか…。
花の近くの綺麗な赤い葉はまだ葉緑素を持っていない若葉…。
成長して葉緑素が作られるようになるとだんだん緑色に変わっていくそうです。

 今日も暑かったですねぇ…。
この辺りではすでに蚊がたくさん発生しており、doveんちの庭でもブンブンいってますので、蚊取り線香を三つ焚きながらの草取りでした。
線香焚いても蚊の存在ってのは気分的に嫌なものですね…。
蚊が居なければ草取りも少しは楽になるのになぁ…。