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徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第百七十二「シャリンバイ・シラン・花の名前分かりました!(ベニシタン)」

2008-05-24 22:44:00 | 植物
 朝からずっと曇っていましたが昼近くには本降りに…。
ビルの閉め切った室内に居ると、じっとしていても、かなり蒸し暑く感じられます。
葬儀場ですからきちんと温度管理はなされているのですが…喪服というのは思うほど融通は利かないものですね…。
夕方、自宅に戻って窓を開けて、ようやくほっとしました…。

 この齢になると懐かしい顔に会えるのは身内の葬式ぐらいなものです。
いつもお互いに…今度は楽しいことで会おまいか…と言葉を掛け合うのですが…大概…葬式で顔を合わせることになってしまいます…。
毎度毎度…みんなで溜息をつきながら…。

おっと…埒もない愚痴を言っている場合ではありませんね…。
気分を変えて…今日の花を…。

        

 さて…以前にもUPしましたが、散歩道にはシャリンバイの低木が何本も植えてあります。
この季節には花は終わっていますが、少し前まで素敵な純白の花を咲かせてくれていました。
シャリンバイは奄美の大島紬を染める染料になるそうです。
大島紬といえば落ち着いた色調とオリエンタルなデザインの織物ですよね…。
シャリンバイの花びらのぽってりした厚みを見ていると…何処か作品と通じるようなものがあるような気がします…。
そう感じるのはdoveだけかな…。

        

        

 こちらの花は…紫蘭(シラン)…。
日本・中国・台湾原産…日本にも昔からあるんですね…。
ラン科の花を咲かせるのは難しいと聞いていますが、土手で野生化しているくらいだから、わりと育てやすい花なんでしょうね…。

 画像は土手の自生種、民家の塀際に植えられた園芸種、植え込み跡の私設花壇の白いシランです。
何れも少し前に撮った画像です。
この頃は白の花は咲き始めでしたが、今では盛りを過ぎています。

 そうそう…ウィキペディアで調べた時に花言葉が載っていました。
シランの花言葉は…「変わらぬ愛」「薄れゆく愛」…だとか…。

う~ん…どっか矛盾してないかぁ…?

根っこは漢方薬として止血などに使われるらしいです。

        

 これは先日困ったちゃんとしてUPした花…ようやく名前が解りました…。
コトネアスター・ホリゾンタリス(ベニシタン)…だそうです。
ベニシタンの花には赤ぽいピンクの花と白の花があるそうですが、赤っぽいピンクの方は花が開かず、白の花だけ開くそうです。
中国原産の低木で綺麗な赤い実が生ります。
コトネアスターは…マルメロに似ているが違うもの…という意味らしく、水平に育つのでホリゾンタリスと名が付けられたようです。

 雨…止みませんね…。
雨音だけを聴いていると…ますます激しくなってきているみたい…。
明日もこのまま降り続けるのかなぁ…。