青森の歴史の中で、1876年(明治9年)と1881年(明治14年)の明治天皇の巡幸は大きな出来事であったようです。
国立国会図書館デジタルコレクションに「明治天皇青森御巡幸記」があってその詳細がわかります。
当時の青森の人たちが何千人も集まってさまざまな行事を繰り広げたとのこと。
もしかしたら、一行にとっては、他での歓迎を受けてきての疲れの中、暑いときに長時間の式典などでは・・・・・
と想像を広げてしまいます。
かなり長期間の準備がされたようで、オリンピックや国体のようなものであったのでしょうね。
記念碑がありました。
第1回目のときに、会津藩のちの斗南藩出身である広沢安任という人物が、随行してきた大久保利通が明治政府の要職への仕官を勧めたのを断って、今の三沢市での牧場経営を続けることを選んだのだという話があります。
広沢安任とは こちら
森鴎外「西周(にし・あまね)伝」に、広沢安任が著した「開牧五年紀事」に福沢諭吉と西周が序を書いた、との記述がありました。
幕末の藩士たちの交流の中で、広沢安任は信頼される存在であった、ということでしょうか。
そういう話を知ると、元気が出るような気がしてきます。