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銚子電鉄 「澪つくし号」フルスクラッチビルド

2022年01月15日 | N ゲージ

 12月に犬吠埼に出かけて、銚子電鉄を初めて利用して以来、銚子電鉄に嵌っています。経営困難の中、社長と社員が一丸となってユニークな会社運営をしているところが何とも言えません。

 

 ということで、銚子電鉄応援の意味を含めて、銚子電鉄繋がりのNゲージ収集に精をだそうかと。

 ところが、さすがに銚子電鉄はマイナーなので、なかなか収集には厳しいもの(限定物ですでに廃番とかプレミアムがついていたり)があります。

 まずは、中古の鉄コレ「デハ301」「デハ501」をゲット。これもプレミア価格でしたが、その中でもコストパフォーマンスのいいものを購入。

 デハ301は、鶴見臨港鉄道(現在のJR鶴見線)が、1930年10月の電化および鶴見 - 弁天橋間延伸による旅客輸送用に製造した15m級3扉ロングシートのモハ100(115号)を銚子電鉄が1951年に譲り受けたもの。

 老朽化のため2009年10月に解体処分されている。


モハ110

 デハ501は、近江鉄道が、1947年(昭和22年)10月に5両採用したうちの1台「クハ23」。その後、1949年(昭和24年)に上田丸子電鉄に譲渡されモハ2320形として運用。1972年(昭和47年)に銚子電気鉄道へ再び譲渡され、1999年(平成11年)3月まで在籍したそうです。
 浅い屋根に上下寸法を大きく取った二段窓を備え、妻面形状は緩い円弧を描く平妻型で、3枚の前面窓のうち中央部の窓幅を狭めた非貫通構造の3枚窓設計。

 こちらも、1999年に廃車されています。


名鉄サ2250形2255(元サハユ24形25)

 

 ところで、鉄コレは、そのままではNゲージの線路を走りません。

 まず、パンタグラフがプラスチックのおもちゃっぽいもので見た目のグレードアップが必要。連結器がダミーで車輪もプラスチック。T車にするにはこの両方を改造し(T車キット)、M車にするには、動力ユニットを購入する必要があります。これが結構高価でコストパフォーマンスが至極悪い。

 T車キットは、鉄コレ「京王電鉄2400系」のために購入した物の残りがあったはずなのに....。家の中をひっくり返しても見つからず、やむを得ず新たに購入。


 

 

 動力キットについては、最高にコストパフォーマンスが悪い(かつ、廃番の可能性)ので、どうしようか考えているうちにあるアイディアが。

 この2台が「澪つくし号」という観光トロッコを引いていた映像を見たことがある。

昭和62年頃の銚子電鉄 「修復版」 1987

 「澪つくし号」ユ101は、国鉄ワム80000形貨車を1985年に改造したトロッコ客車。銚子を舞台にしたNHKの連続テレビ小説「澪つくし」にちなみ「澪つくし号」の愛称がつけられている(澪つくしで主演を務めた沢口靖子さんが命名)。
 記号の「ユ」は「遊覧」客車のユ。番号の「101」はその「澪つくし」に頻繁に登場したデハ101からとったもの。1985年8月の登場以来、2006年まで休日や夏休み時期を中心に、デハ301、デハ801・デハ1001等によって牽引されていたが、2007年以降は休車となり、平成24年3月31日で廃車となったとのこと。

 ということで、澪つくし号を自作して(ワールド工芸 の組み立てキットがあったようですが、現在は廃番か?)、これに動力(KATO チビ客車用動力)を組み込めば最小の経費で済むことを思いつきました。

 しかし、フルスクラッチビルドの澪つくし号製作は困難を極めます。結局何回か作り直して、大晦日を挟んで2週間ぐらいかかってしまいました。

 

 設計を間違えて、車幅がオーバーしてしまいましたが、もう、作り直す気力も失せて、これで満足しようということで完成。

 

 KATO の チビ客車用動力はリニューアルされ、コアレスモーターが搭載され、低速から安定した動きをします。


 

銚子電鉄 ユ100形 ユ101(澪つくし号) フルスクラッチビルド

 

さて、次は何をそろえようか?物色中です。

 

 

 





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