今巷で評判の 百田尚樹 「日本国紀」購入しました。
発売前から、予約が殺到し、Amazon や 楽天ブックスの1位を続けるなど、評判になっていた本です。
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500頁の大作。縄文時代から平成の憲法改正課題まで、百田尚樹がおちゃらけなしで、真摯に取り組んだ歴史教科書です(文体にそれは表れていると思います)。
面白かったのが、予約の段階でレビューを書いている人の多くが、ネットニュースの「虎ノ門ニュース」を見て、この本の存在を知って興味を持って予約をしているということです。いかに「虎ノ門ニュース」の影響力が強いかが分かります。
そりゃそうですよね、テレビのニュースやワイドショーは、製作側の、ある意図を持った一方的な情報を垂れ流すばかりで、まったく信用できませんからね。
あと、この本を学術的根拠に基づかない、いいかげんな本だとして批判するのが、批判側の常套句になっているようですが、百田尚樹さんは歴史学者でもなければ、この本は学術書でもないので、まったく的外れな批判だと思います。
この本は、歴史の記述を通じて、日本人に自分たちは何なのか、現在の混沌とした世界において日本人はどうあるべきかを考えてもらうきっかけにしてもらいたいということだと思います。
また、この本を購入した人が、自分の分だけでなく、自分の親や子ども用に数冊買っているようなのがおもしろいですね。戦後の自虐史観にもとづく、考え方や教育に辟易としていて、それをまず身内から改革していきたいという気持ちを強く持っていること感じさせます。上念司がやっている朝日新聞解約団と共通した取組みですね。
この本を歴史教科書の副読本としたら良いと思うんですがね....。無理でしょうね。
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