みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

Fender MⅠJ TRADITIONAL II 50S TELECASTER を 1952年のオリジナルに近づける

2024年05月09日 | MUSIC

 今日も朝からはっきりしない天気で、寒いし散歩も諦めました。

 将棋の名人戦2日目がABEMA で放送されているのでこれを見ながらゆっくりしています。

 さて、1952年 オリジナルの Fender TELECASTER と、今回ゲットした 「Fender MⅠJ TRADITIONAL II 50S TELECASTER」との比較が終わったので、また、悪い癖と分かりつつ、54 Storatocaster  をやったときのように、なんとか 外見などをオリジナルに近づけていこうと思います。


 相違している部分は以下の通りでした。(⇔の左側がオリジナル、右側が 今回ゲットした MⅠJ TELECASTER)

1.ボディが アッシュ⇔バスウッド
2.トップコートが ニトロセルロースラッカー⇔ポリエステル(ネックはポリウレタン)
3.ストリングリテーナーの形状とマイナスネジ⇔プラスネジの使用
4.クルーソンチューナーが文字なしのラインあり(ノーライン)マイナスネジ止め⇔ライン無し プラスネジ
5.12フレットのポジションインレイの間隔 狭い⇔広い
6.リアピックアップのマウントネジがマイナス⇔プラス
7.ピックアップのポールピースがセンターに穴の開いたストレートポールピース ⇔穴無しのスタガードポールピース
8.コントロールパネルのレバースイッチの固定ネジがマイナス⇔プラス
9.ピックガードが、ラッカー仕上げの ベークライト製、1プライの5点留めマイナスネジ⇔プラ製 1プライの5点留めプラスネジ。
10.アッシュトレイ・ブリッジカバーが付属

1.2.5.9.は、部材や塗装にかかわる部分ですから、これをどうこうすることは非常に困難だし、見た目もほとんど変わりがないので変更対象から外します(特に Ⅿ ⅠJ になってから、ポリエステル塗装が薄くなっています)。

4.のチューナーは表側から見えないので無視することに(今ついているチューナーが優秀なので不満もないし)

7.のピックアップは Fender が Pure Vintage '51 Telecaster Pickup setというのを売っているのですが。


 

 わざわざ強力なアルニコ5のピックアップを、アルニコ3に変えることもないような気がするので(但し、これでマウントネジをプラスからマイナスに変えることはできるし、ワインディングマシンの取付穴空きの外観も得ることができるが)、ペンディングとします。

10.のアッシュトレイ・ブリッジカバー も Fender 純正で売っているのですが、


 

 格好だけ追及しても、ミュート奏法ができなくなるのでは元も子もないので、これも除外。~ 54 Storatocaster では、この元も子もないことをやってしまったのですが.....。

ということで、3.8.9.のマイナスネジ関係が手ごろなので、これから手を付けていくことにしました。

で、さっそく発注

ピックガードネジとレバースイッチマウントネジは、Fender の純正部品が売っていないようなので、Montreux で代用。

ネジ関係だけで2,000円もかかってしまいました。


 

 


 

 

 まずは、簡単そうな、レバースイッチマウントビスです。既存のプラスネジより長さが長い(向かって左)のですが、空間に余裕があるので、問題なく締め込むことができました。

出来上がりはこのとおり。何か光っていてよく見えない。オリジナルはサビているのでマイナスネジが目立つのですね。

 

次は、ストリングリテーナー なるほど形状が違います。

 見た通り、ネジの長さが若干長い {既存 31/64"(12.30mm)に対して、17/32"(13.49mm)}ので、まずはリテーナー自体をつけないで、ネジだけある程度ねじ込んでネジ穴を深く掘ってから、本体を慎重につけました。裏に弦がはまる筋がついているので、向きに注意です。

 いい感じです。形や大きさはよくできています。材質も同じスチール製だそうです(どこかのコメントで「アルミのような素材で磁石がくっつかない」って嘆いている人がいましたが、ニッケルメッキだとしても、ちゃんとくっつきますよ)。

 

 

 最後はピックガードの止めネジ。 Montreux の WEBサイト には、詳細な寸法が表示されていないのですが、

実測で
全長 1/2" (12.70mm) 頭部 3/16" (4.76mm)と、ともに既存のプラスネジと同寸法なのですが、首下の最大径が、既存が 3/32"(2.38mm) に対して、7/64" (2.77mm) と若干太いため、ピックガードを締め込んだ時に、既存の穴のテーパーとの間にずれが生じます。そこで、うまくピックガードをずらして止める必要がありました。

 実際のねじ込みにあたっても、微妙にねじ切りの具合が違い、締め込むときに結構固いので、ねじ山をつぶしたり、ボディにひびが入らぬよう、ネジを絞めては、少し戻したりしながら慎重に締めていきました。

 

 さて、計画上はペンディングにして残った、リアピックアップのプラスのマウントネジですが、プラモデラーの経験を発揮してダミーのマイナスネジにしてしまいました。

う~ん 完全な自己満足だけの世界ですね。

  

 

一応完成です。あとはジャンジャン弾かなくては、ただのプラモデルになってしまいます。

 

 

 

 

 






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山水画の世界 | トップ | 君津にドライブに出かけました »

コメントを投稿

MUSIC」カテゴリの最新記事