みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

三鷹天文台 4D2U ドームシアター に、行ってきました。

2015年07月10日 | 星空

 久しぶりに、三鷹天文台 4D2U ドームシアター に、行ってきました。

 

 何も、こんなに暑くならなくていいのに。30度を超えています。蝉も鳴きはじめました。

 (国際光年の缶バッチのおみやげつきです)

 1時15分の受付に間に合うように行ったのですが、既に大勢の方が並んでいて、結局2回目の2時15分の回になりました。それでも、40人定員の20番ですから、下手したら3回目の回に回る可能性もありました。

 1時間ぐらいの空きができましたので、久々に施設見学をします。

 まずは、前回来たとき工事中で、近くまで入れなかった、アインシュタイン塔へ向かいます。

 原生林みたいな林を抜けていきます。

 毒蛇注意です。

残念ながら逆光です。

 

 正式な名前は、太陽塔望遠鏡。ドイツのポツダムにあるアインシュタイン塔と同様の構造をしているため、アインシュタイン塔と呼ばれているとのこと。
 アインシュタインの一般相対性理論に基づいた、太陽の重力によって光のスペクトルがわずかに長くなる現象(アインシュタイン効果)を検出するために、1930年(昭和5年)に建造されたのですが、実際にアインシュタイン効果は観測されなかったそうです。やっぱり当時の計器の精度では無理だったのでしょうか。

 次は、4D2Uシアターの隣にある 大赤道儀室です。中は天文台歴史館になっています。

 

 中には、20センチ屈折望遠鏡が鎮座しています。

 

 赤道儀というのは、星の追尾装置のことだそうで、今はこんなにコンパクトなものもあるようですね。

 天文台歴史館ですごいものを発見。いままで気に留めていなかったのですが、天文観測用のクロノメーターが展示してありました。
 メーカーはなんとスイスのバセロン・コンスタンチン(ヴァシュロン・コンスタンタン)
。 

 クロノメーターとは、天文台で精度検定を受けた精度の高い時計に与えられた名称。やはりこの時代からバセロン・コンスタンチンは信頼されていたんでしょう。

 因みに自慢じゃないですけど(って自慢しているのですが)、私の腕時計、ROLEX SEA-DWELLER も、COSC(スイス公認クロノメーター)による公式認定を受けているクロノメーターです。

 と、自分の持ち物のセンスの良さに改めて感心して、展示室を出ます。

 あとは、第1赤道儀室ですが、変な男女が、変なポーズをとって、写真撮影に夢中になっていたので、帰りに寄ることにしました。

 投影15分前となったので、4D2U シアターに戻ります。

 今年の4月にリニューアルオープンしたとのことで、待合室も立派になり、靴のままで上がれるようになりました(前はいちいちスリッパに履き替えていました)。

 新システムでは、より高輝度・高画質・高コントラストの映像を投映できるプロジェクタを導入。立体視映像の投映方法を、分光方式からアクティブ・シャッタ方式に変更ということだそうです。 

 たしかに、前はボヤーッとしていた映像が、非常にクリアになったとともに、全方位で立体視が可能で、立体視も自然になった感じでした(立体視が苦手な私でもすごく立体的に見えました)。

© 1994- National Astronomical Observatory of Japan.

 今回のプログラムは、新規プログラム「土星リングの力学」で、環の構成要素の氷塊の運動を追跡し、環の構造をコンピュータで再現し、非常に複雑な構造を再現したものだそうです。

© 1994- National Astronomical Observatory of Japan.

 環の中を自由に飛び回りながらの解説はすごく面白かったです。

 最後に、第1赤道儀室を見て、最高に暑い中を野川沿いを走って(自転車で行きました)帰りました。



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