みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

ゲルストマン症候群が話題に。

2015年04月29日 | 日記

 芸能ニュースサイトに以下のような記事が載っていました。

 
出典:www.cinemacafe.net
 

  「俳優の堺雅人(41歳)が、4月12日に放送されたトーク番組「おしゃれイズム」(日本テレビ系)に出演。急に言われると「右と左がわからない」ことを告白した。堺によると、右と左は「今でもわからなくなっちゃう」とのこと。例えば車の運転をしているときに「そこ右に行ってね」と言われるとダメだが、「こっち行ってね」と指で指示されれば分かるという。また、タクシーに乗って「そこを右」というように指示する場合には、そろそろ曲がる、そろそろ曲がると思いながら「(事前に)練習する」。じっくり考えなければ、右と左がわからないそうだ。」「また、「計算が全然できない」ことも告白。足し算、引き算ができず、かつてドーナツ屋のバイトでレジを任されていたときは多めにおつりを渡していたようで、〆のときに1,000円単位で数字が異なっていたこともあったそうだ。」

 これが、「ゲルストマン症候群」にあたるのではないかとの意見が医者から出たりしています。 

 ゲルストマン症候群とは、失認の症状が複合的に現れる疾患のことである。失認とは、感覚器に障害がないにもかかわらず対象物を認識できない疾患のこと。ゲルストマン症候群は、失認の中の手指失認、左右失認、失書、失算の4症状が併発する特徴をもつ。一般的に4症状を併せ持つのがゲルストマン症候群とされているが、4つの症状のいずれかが欠ける不完全型も存在する。
 症状 ・手指失認(指示された指を正しく識別・選択できない)・左右失認(左右の識別が困難になる)・失書(文字が書けなくなる)・失算(計算ができなくなるほかに、数字を読むことにも障害が現れる場合がある)


 これに対して、
キャラ作りすぎw 早稲田大学出てる人が言っても説得力がなさすぎる」なんて、頭と性格の悪さを絵に書いたような無責任な(まあWEBコメントなんて、もともと無責任極まりないのですが)コメントも出ていましたが、程度の差こそあれ、結構こういう症状の人多いみたいで、本人は非常に苦労していると思います。

実は私もその一人で、

①とっさに言われると、左と右を逆に指してしまう。
 自動車教習所で教官に「そこ右ね」と、とっさに言われて苦労した思いや、ドライブしていて、右折すべきところを左折して、思わぬ道に入ってしまったりと、こういう場面では結構生活に支障があります。
 あと、バリウム飲んでレントゲン撮影する検診の時に、「はいっ、右に3回、回って」と言われて、左に回ったりと、恥かいたりします(ちょっと恥ずかしいだけで、問題ありませんが)。ついでに、「うつ伏せ」と「仰向け」も、とっさに判断できません(これは、単に常識が無いだけかも)。

②暗算が苦手。
 時計を見て、あと何時間後とか、あと何時間でとかを瞬時に計算できません。あの出来事は西暦何年だから今から何年前の出来事だとかも瞬時に計算できません。でも、指折り数えたり、筆算すればOKで、ちゃんと数学の試験もパスできます。

③パズル等の要素を含んだ空間把握が苦手で、2つの要素を入れ替えるまではできるのですが、3つ巴(いわゆる3角トレード)になると、認識をまとめて答えを出すのが非常に困難になってきます。落ちゲーのテトリスなんてすごく苦手ですね。

 まあ、私の場合は日常生活にすごくハンデになるほどではないので、適当に長年付き合ってきましたが、何か同じ悩みを持つ人がいるんだということで、自分の症状(自分の特性かと思って、症状とは思っていませんでしたから)を客観的に考えるきっかけになった記事でした。


 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« KATO ED19 電気機関車を、ミ... | トップ | 今日の草むら猫 »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事