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みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

棋聖戦 藤井七段 2勝目!!

2020年06月29日 | エンタメ

 棋聖戦 藤井七段 2勝目!!

 

 昨日、「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」の第2局が行われ、後手の藤井七段が90手で勝ち、開幕2連勝で初のタイトル獲得まで、あと1勝としました。

  なんだか、無茶苦茶強かったですね。

  勝負は、いつもどおり、藤井7段が持ち時間を先に使うかたちで進みましたが、この頃は何だか時間差は気にならなくなりましたね(最後は相手が時間を使って、持ち時間が逆転して勝つというパターンが定着しつつあります)。

 でも、今回はいつもより残した時間が多かったような感じです。どうしたのかなと思ったら、杉本師匠が先日行われた師弟対決に和服で臨み、その際、和服の良さと大変さを伝えたそうです。

 すげ~!!

藤井七段、4期連続で竜王戦決勝トーナメント進出 師匠・杉本八段に勝利 ...

 杉本師匠の勝負への意気込み(竜王3組決勝~優勝賞金261万円~ですもの)を表しただけかと思ったら、弟子への教えも入っていたとは。

 「指す瞬間、着物の袖で駒をひっかける。立ち上がった際、袴の裾を踏んづけて転んでしまう。トイレに時間がかかる…。1分勝負になったとき、駒をひっくり返したら大変だよ」と自ら体感した和服での所作のポイントを弟子に伝えたんだそうな。

 ひえ~っ!!涙が出る~!!。

 つまり、その教えを守って、いつもより時間を余して、秒読み前に勝負をつけたんじゃないでしょうか。

 すげ~っ!!

 相手の渡辺明棋聖は、このブログと同じ「Goo blog」を開設されているのですが、いつも、忌憚のない真摯な内容で感心します。今回の対局内容について興味深い発言をされています。

 藤井七段が59手目に指した「3一銀」という意表の手に関して

「△31銀は全く浮かんでいませんでしたが、受け一方の手なので、他の手が上手くいかないから選んだ手なんだろうというのが第一感でした。50分、58分、29分、23分という時間の使い方と△31銀という手の感触からは先手がいいだろう、と。」

 棋士が途中で棋譜を記録係から借りて、いったい何を見ているのか不思議だったのですが、こんな風な読みをして形勢判断を行っていることが分かります。

 すげ~っ!!

 これで、藤井七段は7月9日の第3局(東京・都市センターホテル)に勝てば17歳11カ月でのタイトル獲得となり、1990年に18歳6カ月で棋聖を獲得した屋敷伸之九段の最年少記録を大幅に更新することになりました。

 でも、その前に、7月1日、中年の星 木村一基王位との持ち時間 8時間・二日制の対戦が始まります。
藤井七段は時間が長くてじっくり考えられると、楽しみのようなことを述べていました。

 恐ろしい~っ!!

 

楽しみです。

 

 



コメント
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