プラレールアドバンス レイアウトシリーズ 第2弾です。というか、一度レイアウトを組んでも、記録しておかないと、また再現できるか不安なので、備忘録代わりに記録しておきます。
今回は、内外周を交互に回るレイアウトを考えてみました。手持ちの限られた数と種類のレールを使い、かつ、テーブルの上に乗るものという制限をクリアして作るのは結構頭を使います。ぼけ防止には結構いいと思います。
まず、全体のレイアウトです。
外周はただの楕円では面白くないので(本当は設計上必然なのですが)、だるまのような格好になっています。
引き込み線の車両基地も用意してあり、ここから出発してもOKです。
プラレールの曲線レールは真円をくずすと、途端にレイアウトが難しくなります。もとの位置まで戻ってくるのに、1本余計に曲線レールを必要とするようになりますし、延長もそれだけ長くなります。
だるまのような形になったのは、このターンアウトレールの形に原因があります。内側にレールを伸ばしていくには、どうしても、逆向きのカーブとなるからです。
では、どうやって内外周を交互に走れるのか細かくチェックしてみます。
1.内側の線路から出発してクロスポイントレールを通って外側の線路に進みます。
2.第1番目のターンアウトレ―ルに進みます。ここでは、そのまま外側の線路を進みます。
3.半周回って、第2のターンアウトレールに進み、ここで内周に入っていきます。
4.内周を1周したところで、複線ポイントレールに入り、内側の線路に車線変更します。
5.先ほど通ったターンアウトレールを再び通りますが、今度は内側を走っているので外周の内側線路に方向転換して通っていきます。
ここで、もう一度内周に入ると、車両基地に入って終点となります。
6.このまま、外周の内側線路を進んでいき、出発点に戻り、再度クロスポイントレールで外側線路に入るという動作を繰り返します。
では、動画でもう一度確認します。
今回レイアウトを走ってもらった車両は、プラレール アドバンス AS-05 485系特急電車。
【即日発送可15時まで土日OK!】プラレールアドバンス AS-05 485系特急電車 |
(クハ481形200番台 Wikipedia より転載)
昭和39年(1964)に登場した481系交直流特急電車を先駆けとし、昭和43年(1968)に交流の50/60Hz両用を走行可能な485系が開発され、北海道から九州まで、四国を除く全国で地域間輸送に大きく貢献しました。
先頭車クハ481のスタイルは、ボンネット形から始まり、前面貫通形の200番台を経て、非貫通の300番台で完成されたスタイルとなり、国鉄特急の顔として親しまれました。
(KATO HPより)
プラレールアドバンスは、先頭車クハ481-300+動力車モハ485-600+中間車モハ485-500+後尾車クハ481-300 の編成になっています。先頭車クハ481は、“電気釜”の愛称で親しまれた300番台を採用したようです。学生時代にゼミの合宿に行くのに乗っていったような思い出があります。
先頭車のトレインマークは「雷鳥」です。
特急雷鳥は 1964年に大阪ー富山間を走る特急として誕生。一時は 区間を新潟まで伸ばし、関西と新潟を結ぶ動脈となって活躍したが、2001年3月に運転区間が短縮。新潟発着の雷鳥は廃止され、2011年3月11日に同じ区間を走る新型車両の特急「サンダーバード」に統一され46年の歴史に幕を閉じたということだそうです。
「雷鳥」号ラストランの車掌さんの挨拶が泣けるんですよね。
この辺の薀蓄がプラレールアドバンスの取説に、まったく書いていないのは、コンセプトは、やっぱり子ども向け(6歳以上)のおもちゃなのでしょうか。