永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

福岡県みやこ町勝山箕田の「千本花桃園」

2009-04-03 18:03:39 | まち歩き
知人が経営する観光農園を紹介します。福岡県京都郡みやこ町勝山箕田900-2の「千本花桃園」です。
園の敷地は一万五百坪。広大な敷地に今の季節2000本の桃の花が一面に咲いています。他に桜、ローバイ、梅もどき、万作の木々の花が咲いています。この観光農園は元は酪農牧場だったところで、園主の白銀さんが約30年かけて花園にされました。牧場跡地とあってなだらかな斜面もあり散歩にはもってこいです。敷地には大きな池がありほとりには展望台も設置されていて、一面の花を眺望できます。花の下で弁当を広げて花見が最高です。福岡の能古島の花園も見事ですが、「千本桜桃園」はそれ以上に見ごたえあります。桃や桜が今満開です。園には茶処もあり、おいしいコーヒーも楽しめます。筍や里芋などおいしい農産物も即売しています。遠くから観光客のみなさんが訪れていて今人気です。園主の白銀さんは気さくな方でこの農園のヒストリーをおもしろおかしくお話してくれて、これがまたおもしろく楽しいです。ぜひ、ご来園ください。問い合わせ0930-32-3264Rimg0081
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季節と思いが絵になった。

2009-04-02 20:46:12 | 日記・エッセイ・コラム
福岡のRさんから手紙が届く。Rさんに描いた絵のお礼だつた。季節の桜をテーマにした絵を描いてほしいと頼まれていた。桜が満開になつた時に完成した絵を渡そうとスケジュールを立ていて間にあった。満開の桜の木の下で、春の陽気に子どもがハーモニカを吹いている絵を描いた。Rさんはその絵を見て、ご自身が子どものころお父さんがよくハーモニカを吹いていたことを思い出したと喜んでいただいた。僕は驚いた。Rさんのお父さんがハーモニカが好きだつたとは聞いていなく、絵の構図アイデアが偶然にそんなかたちになった。僕はよくインスピレーションがはたらいて、偶然が思いの形になることがある。昔、ある人から「あなたには霊感がある」言われたことがある。僕は絵は現実の世界を描写することはほとんどなく、あまり風景をスケッチすることはない。自分が行った先の風景なりの対象物を頭の中のスクリーンに写して記憶する。そして時間的に間をおいて何日が経ったあとに、記憶していた風景を一気に紙に落とし込んでデッサンする。Rさんから依頼された桜のテーマの絵は心象風景である。Rさんの思いが僕に念写されたのかもしれない。