永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

街の勢い。

2009-04-15 17:47:31 | 日記・エッセイ・コラム
今日の新聞に小倉駅北口のコンベンション施設がガラーンとしていると書かれていた。新聞記者の目で書かかれたものであろうが、そう言われるとたしかにに人の気配が少ない。でも、てきめんに活字になると北九州市民としては寂しい。いつごろから小倉都心は人が減ってきたのだろうか。17、8年前まではほどほどに活気があったような気がする。企業が福岡に流出しているから人が減るのだろう。そんな中、以前これも新聞に取り上げられていたが、中堅ゼネコンの若築建設が九州支社を福岡から若松へ移転させたと報道があった。若築建設は創業が若松であり、心意気でそうされたのだろうか。街はどんなに箱物などで形をつくっても、人の関りの無い街はあまり楽しくない。人が住んでいる街の歴史やその街の文化なりを知ることから、この街なるものを人がつくるのではないかと思う。