おかげさまです

香港・台湾・マレーシア・ヨーロッパなどの旅行記ときどき映画

メジャーリーグ観戦@ニューヨーク

2005年10月03日 | アメリカ◆NY
2003年の夏にニューヨーク旅行した時、夫の希望でヤンキーススタジアムへ行ってきました。



滞在中の試合のスケジュール上、日曜日のデイゲームで、ニューヨーク・ヤンキース対クリーブランド・インディアンズ戦のチケットが取れたんです。当日の天気を気にしてたけれど、心配をよそに、朝から晴天で観戦日和そのもの。応援に来ている人は、ほぼみーんなヤンキースのロゴ入り帽子やTシャツなどを身に着けているヤンキースファン。わたすと夫も今日の為に帽子をオフィシャル・ショップで買っててよかった。

入口にはごつい検査員が立っててカバンやバッグの中身をチェック。検査はけっこう厳しくて、わたすの前にいたおじさんは紙袋の中身をぜんぶ出されてた。
座席は2階だたのでエスカレーターで2階へ。場内は古めで見た目はさほど日本の球場と変わらないけど、フィールドはめさキレイ。青く澄んだ空に緑の芝生がうつくしい。
試合開始まで1時間弱あったのでぶらぶら場内を見てまわりました。プラスチック製のヤンキースロゴが入った帽子の容器に入れてくれるアイスクリームを買いましたよ。やっぱホットドッグははずせませんよね。殻付きピーナッツとビールとジュースも購入。2種類のディップが付いたトルティーヤチップスも買って席へ戻りました。買いすぎ!?

試合が始まる前に、アメリカの国歌を選手や観客みんなで歌うんです。観客も帽子はキチンと脱いで、みんな起立していた。胸に手を当てている人もいるくらい。私たちも見よう見まねで、周りの人と同じようにしました。球場内の大きなスクリーンに歌詞が出るんで知らなくてもだいじょうぶ。終ると拍手や口笛が飛び交う。みるみるうちに座席は埋め尽くされてきた。
バッターボックスに立った選手はスクリーンに写真と名前、打率などがでるのでわかりやすい。わたすたちの座席は3塁側で松井秀喜選手が守備をしているレフトの真後ろでした。観客も松井選手が出てくると「マツイ」や「ヒデキ」とかけ声をかけかけ。試合の途中でチャンスになるとエレクトーンで音楽が流れて、みんな「チャージ」と大声で言う。スクリーンには大きく「チャージ」の文字が。ファインプレーには大きな拍手や口笛でいい当たりが出ると、一斉にみんな立ち上がりホームランだと隣りの人とハイタッチや、知らない人どうしでも一緒に喜ぶ。3階席ではウェーブまで始まる次第。そんな中で応援してると自然とテンションが上がりーの。

観戦中もビールや水、ピーナッツ、ホットドックを売りに来ます。売り子はおじさんが多く頭の上にビールでぎっしりのダンボールを乗せて売っているんです。おじさんの手が届かない座席の真ん中の人が頼むとピーナッツは袋が飛んできて、飲み物やホットドックはみんなが次から次へと隣りの人に渡して運ぶ共同作業が待っている。支払いもお釣りもそうして渡すのです。わたすと夫もその作業を楽しみました。わたすたちより2列前の席に座っていた若い男性があまりにもビールを頼むんで、売り子のおじさんが「もう、お前には売らない。飲み過ぎだ。」と喝を入れ、ビールを売らなかったんです。周りの観客からどーっと笑いがおきました。その男性は何度もおじさんに頼んでいたけんど、おじさんは頑として売らなかった。すると前の席に座っている家族連れのお父さんが「このビールで良ければ10ドルで売ってやるぞ~」と飲みかけの自分のビールを見せた。男性は「よし、それで手を打ったー」とお金を見せると、みんな大爆笑。楽しむことにかけてはアメリカ人はさすがたと思いました。

5回になるとビレッジピープルの「YMCA」がかかり、マウンドでは整備員が土を均しながら踊ってくれるパーフォーマンスがあり。もちろん観客も腕を使って「YMCA」とする。7回になると「私を野球に連れてって」を起立して、みんなで歌う。あっというまに試合は終了して、めちゃ楽しい時間が過ごせた。試合はというと、7対4でヤンキースの勝ち。いぇい。

ジャン・ジョルジュ@ニューヨーク

2005年10月02日 | アメリカ◆NY
ニューヨークのスターシェフのひとりであるジャン・ジョルジュ・ヴォングリヒテン。彼の数あるレストランの中で「ジャン・ジョルジュ」へ行ってきました。
ここはトランプインターナショナルホテルの1階にあり、正面玄関の右はホテルの入口で左がジャンジョルジュ専用のレセプションへの入口があります。中に入ると話し声が賑やかに聞こえ、オープンキッチンが奥に見える。その前にはカジュアルなカフェスタイルのヌーベルセクションがあり、そこを通りすぎドアが開くとメインダイニングが出てきた。さすがにこちらは静かで落ちついている。客層年齢もぐっと高くなったような。

メニューはプリフィクスメニューと季節のメニュー、ジャンジョルジュメニューの3種類。前菜・メイン・デザートを数種類から選べるプリフィクスメニューをオーダーしました。ワインは、アメリカに来たからには、ナパのワインをと思い、ハーフボトルでソムリエに選んで頂きました。

アミューズ

リキュールグラスに入った日本酒ベースの食前酒とレンゲに入ったものと、一口サイズの付だし(何か忘れちゃいました)が出てきますた。見た目でも楽しませてくれるし、おいすぃ。シャンパンで乾杯しました。

前菜

夫:冷製フォアグラとイチゴのブリュレ。イチゴのキャラメルがパリパリでフォアグラとマッチしている。


わたす:フォアグラのソテー

メイン

夫:仔牛肉のロースト


わたす:仔羊肉のグリル

メインの前にワインを変えようと、先ほどのソムリエの方に、今度はお任せで選んでもらいました。日本の京都にも少し滞在したことがあると言う彼はフランス人で、やはりワインはフランスがナンバーワンだと、自信たっぷりにフランス産のワインを出してくれました。
メインのお肉料理はどちらも火の通し具合は完璧なのに、ソースの酸味がわたすたちにはちとキツかった。残念。

デザートを選んでいるとわたすたちが座っている向かいの席にジャン・ジョルジュ本人が挨拶に来てました。そのテーブルのお客は上客らしく、笑いながら何か話していたんです。帰りかけたその時、たまたま夫と目が合い、夫がニッコリとすると、わたすたちの席まで来てくれた。思ったより小柄で優しそうな人でした。夫が「日本からあなたの料理を食べに来ました。もし、よかったら一緒に写真を撮っていだだけませんか?」となんともずうずうしい申し出に「では、後でキッチンの方へ来てください」と快く了解してくれました。少ししてソムリエの彼がキッチンまで案内してくれ、オープンキッチンの前で写真を撮ってもらった。店内は満席でとても忙しいはずなのに、わたすたちの為に時間を割いてくれたジャンジョルジュさんとソムリエの人に感謝。そして夫のずうずうしさにも。いい思い出がまた1つ増えました。

デザートはチョコレート、ストロベリー、季節、オーセンティックの4つのカテゴリーから1つを選びます。

夫:イチゴのスープ、イチゴのアイスクリームグレープフルーツコンポート添え
スポンジとクリームのイチゴソースのせ、もう1つは何かわからないパリパリのせんべいのようなもののイチゴソース添え


わたす:チョコレートドリンク、チョコレートのラビオリ、チョコレートムース
チョコフォンダンケーキのバニラアイスクリーム添え


その後には3色のマシュマロを目の前で切り分けてくれて、一口サイズのかわいらしいコーヒーとレモンと抹茶味のミニミニマカロンと一口のビター、スイート、ホワイトチョコレートが出てきて終わり。

上海鹿鳴春(Joe's Shanghai Restaurant)@ニューヨーク

2005年09月30日 | アメリカ◆NY
ニューヨーカーでここを知らない人はいないほど有名な中国料理店。
ニューヨークへ行く前、関空→成田便に乗り合わせておしゃべりしていたJALの客室乗務員のおねーさんにも、おいしいですよと聞いてたし。ガイドブックにも必ず載っている有名店です。
お米や醤油味が恋しくなってきた時に、食べに行ってきました。ここはチャイナタウンが本店だけど、ミッドタウンにもあったので、宿泊ホテルから近いそっちのお店へ行きました。

階段を上がり2階席へ。ここは「小龍包と蟹粉小龍包だけで充分」というJALのおねーさんの言葉を思い出し、とりあえずその2種類と、どーしてもごはんが食べたかったので、シンプルに楊州炒飯をオーダー。

アツアツの蒸篭で出てきた小龍包は1つが思ったよりも大きくて1口では食べられないほど。

レンゲからもはみ出てスープをこぼさずに食べるのが難しいほど。肉汁とスープがジュワーっと出てきてお肉のコクもありおいしい。けんど本店の方が味が良いとの噂もあり。1皿に6つも入っており、このあと炒飯も来るとなると2人では苦しいかなーと思たけんどこれがけっこうスルスルと入った。

楊州炒飯は、思ったとおりあっさりでした。残ったら持って帰ればいいやーと思ってたけど、お米に飢えていたせいかペロリと食べられた。

百貨店@ニューヨーク

2005年09月29日 | アメリカ◆NY
【ブルーミングデールズ(Bloomingdale's)】
高級ブランドもあり、庶民的な商品もあり、比較的利用しやすい百貨店です。売場は広くて店内は中階段や入り組んでいたりして、少しわりにくかったです。
ドラマ「フレンズ」でジェニファー・アニストン扮するレイチェルが勤めているのもこの百貨店のラルフ・ローレンの設定だったわ。

【バーニーズ・ニューヨーク(Barneys NewYork)】
東京にも支店があるここは大きな高級セレクトショップといった感じ。規模はさほど大きくはないけんどディスプレイがシンプルでめさ見やすい。
紳士服から始まったここだけに、1階の紳士売場のインテリアはマホガニー調で統一されて重厚感があります。服や靴を見ていても店員さんがくっつかないので、その点でもかなり見やすくていい。
「試着していい?」と聞くと「どうぞ、どうぞ」という感じで、気がねなく何着も試着できる。いい意味で放ったらかしてくれました。
各階ごとにメンズとレディスの売場がわかれてて、高級ブランドもバーニーズならではのセレクトで他店では見かけないような物が揃います。オリジナル商品も、ありそうでなかなかないデザインの服があり。わたすも夫もめさお気に入りになりました。
ドラマ「SATC」のキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)もバーニーズの近くだからこのアパートを借りたんだとセリフで言ってましたね。

【サックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue)】
名前のとおり5番街にある高級百貨店。1つ1つの売場が広くてディスプレイも見やすい。ここは見ているだけでも店員さんから必ずお声が掛かります。説明は丁寧で、社員教育がしっかりしている感じ。いろいろな種類を扱う商品数ではここが一番充実してて日本のデパートに似ているように思う。

今度はニューヨーク屈指の高級百貨店の「バーグドーフ・グットマン(Bergdorf Goodman)」やおしゃれさんが通うと言われている黒と白のシマシマバッグで有名な「ヘンリベンデル(Henri Bendel)」や1ブロックすべて百貨店という大規模な売場面積の庶民派「メイシーズ(MACY'S)」へも行ってみたい。

ダニエル@ニューヨーク

2005年09月28日 | アメリカ◆NY
ニューヨークのスターシェフの1人でありまするダニエル・ブリュノー。常にザガットの最高得点を維持するニューヨークでも別格扱いの「ダニエル」へ行ってきました。

予約したのはディナーなので夫はフォーマルな黒のスーツにスカーフ&ネクタイ。わたすは黒のサテンドレスと大ぶりのジュエリー。2人とも気合い入れて、おめかしして出かけました。ここまでやると浮くかな?と、思ってたんですけど、ちょーどいいくらいでした。
回転ドアを通り、中に入ると右にバーセクション、少し歩くとレセプションがありました。予約の名前を伝えて、席へ案内してもらいました。店内は照明を少し落としぎみで、雰囲気いい。

まずはシャンパンをグラスでオーダーしてメニューを激見。その間にシャンパンが来て乾杯し、すぐにアミューズが出てきました。

アミューズはアフタヌーンティー時に使われる3段トレーに一口サイズの3種類のものがのってた。これと一緒にヴーヴクリコのグラスシャンパンを。おいしい。

メニューはプリフィクス(3コース)とテイスティングメニュー(5コース)と同じくテイスティングメニュー(8コース)の3種類。
プリフィクスメニューは前菜、メインの魚料理か肉料理とデザートの3コースを数種類の中からチョイス。他にも別料金でチーズやキャビアがありました。
テイスティングメニューはプリフィクスメニューの中から選ばれたお薦めメニューを少しずつ食べられます。

5コースは前菜2種類、肉料理、魚料理、デザート。
8コースになると前菜、肉料理、魚料理デザートが各2種類ずつ出てくる。
もちろん一皿の量はプリフィクスメニューより少ないので食べられるようです。

わたすたちは5コースのテイスティングメニューを選択。これに値段をプラスすると料理に合うグラスワインが1皿ごとに1杯付く。夫はそれにして、それほどお酒が強くないわたすはスパークリングウォーターにしました。

前菜

夫:エビのスイカのスープ添え。スイカのスープおいしい。


夫:フォアグラのソテー


わたす:ツナのタルタル


わたす:ムール貝のスープ添えキャビアのせ

魚料理

夫:ロブスターのベーコン包み本しめじ添え


わたす:スズキのポテト巻き

日本でもめったに口にできない「本しめじ」をニューヨークのレストランで味わえるとは思いませんでした。

肉料理

夫:ショートリブの赤ワイン煮込み


わたす:雛鳩ローストのイチジク添え

デザート

夫:マンゴーソルべ


わたす:チョコレートムース


小さな一口サイズのマドレーヌ


10種類の手の込んだプティフール。もちろん、ぜんぶ頂きますた。

サービスのタイミングは完璧で、ここまで徹底していると気持ちがいい。お料理も一品一品がとても丁寧に、かつ美しく作られているのが感じられます。味もサービスも雰囲気も大満足できるレストランでした。
今度は是非、ダニエル・ブールのセカンドレストランであるカフェ・ブールとDB(ディービー)にも行ってみたいと思う。

ジュニアーズ@ニューヨーク

2005年09月27日 | アメリカ◆NY
やっぱニューヨークでは「ジュニアーズ」のチーズケーキを食べて帰らな、と思い、グランドセントラル駅へ行った時に見つけました。イートインできる店舗のほうへ行きました。

ガラスのショーケースの中にはホールやピースに切り売りされたものがぎーっしり並んでうまそう。シンプルなプレーン味、イチゴが丸ごとゴロゴロのったもの、白と黒のマーブル、ブルーベリーといろーんな種類のチーズケーキ類の他にもシンプルなチョコレートケーキやイチゴのショートケーキもありました。
けど、迷わずプレーンチーズケーキを食す。

1ピースの大きさといい重量感といい濃厚さといいピカイチ。さすがはアメリカ。1つのチーズケーキを夫とわけわけして食べても充分の量だった。

グランドセントラルオイスターバー@ニューヨーク

2005年09月25日 | アメリカ◆NY
グランドセントラル駅にあるオイスターバーへ行きました。11時30分にオープンと同時に入ると、もうすでに何組か待っている人が。

中は懐かしい感じがする作りで大きなファミリーレストランのよう。入って右側がカウンター席、左側がテーブル席。テーブル席へ案内してもらいました。
ここはその日の仕入れ状態により毎日少しずつメニュー内容や金額が変わるようで、日本のお寿司屋さんみたい。さまざまな国のいろーんな種類の生牡蠣を食べられます。

生牡蠣プレート(8ピース)

フライドオイスター
コールスローサラダ


クラムチャウダー(ニューイングランド)
クラムチャウダーは2種類あり。ホワイトソースベースのニューイングランドとトマトベースのマンハッタン。白ワインと共に食べました。

生牡蠣にはレモンとケチャップとビネガーソースが付いてくる。8ピースとも違う産地の違う種類。なのでいろんな形の殻で中の身は大きさも色も少しずつ違う。味もやはりそれぞれ違うので1度でこんなに種類を食べたのは初めてです。8ピースの中に日本産の牡蠣が3種類(青森産・宮城産・熊本産)も入っていたのには驚き。もっとも日替わりなので次回またこの牡蠣を食べられるかは運次第。
夫は、この中の気に入った牡蠣の殻をウェイターに見せて「同じ物を2ピースちょーだい」と追加していた。生牡蠣と白ワインが堪能できて、とても満足でした。

グランドセントラル@ニューヨーク

2005年09月24日 | アメリカ◆NY
映画にも度々登場するニューヨークにあるグランドセントラル駅。

高層ビルの谷間に一際古くて趣のある外観です。

中央の入口を入り階段を降りて天井を見上げると広く高いドーム状になっているグリーンの星座の天井画がとても美しく、欧州のどこかの寺院か教会のよう。アーチ型の窓からはやさしい光がさし込み大きなアメリカ合衆国の国旗が垂れてました。
よーく見ると駅構内の電球1つ1つにも凝ってる。いつ訪れてもここにずーっと変わらずあってほしいなぁと思わせる、そんな存在感のある駅です。

ここはショッピングや食事も楽しめ、地下のディナーコンコースにはイートインやテイクアウトできるお店が集結しています。そのラインナップはインターナショナルでした。ここではジュニアーズとオイスターバーに行きますた。明細は後日ブログに書きます。