古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第七章 異国舩騒動・その九

2011年10月02日 09時47分21秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 異国舩騒動第三ページ『上の写真の七行目から』

解読

之通古座御目付衆より三ツ印

を以被□□□付、右両通為心

得三ツ印を以急々致順達候以上

読み方

(お別紙)の通り、古座お目付衆より三つ印

を以て□□□付き、右両通心得させ、

三つ印を以て急々順達致し候。以上

解説 「御目付衆」・・・監督する役人一同。 

「三つ印」・・・文書の重要度、 緊急度。

「被」の次は三文字分ほど自信がないので、□□□にしておきます。      「右両通」・・・右に述べた二通の文書。

「為」・・・させ。 「為心得」で、心得させ。これは前ページでも             出ました。「心得のため」と読む人もおります。 

「三つ印を以て」。「急々順達致し候。 達の次に候が有ります。                最後に「以上」

此処はお手上げの箇所が有り、□で表示しています。