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【Mocha for AE CS4】コーナーピンでモーションブラー

2009-12-01 01:00:14 | After Effectsを使ってみる(171)~(180)

Ae_0414


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前回の記事で、モーショントラッキングしたデータをMocha for After Effects CS4 から After Effectsへ インポートします。

普通にコーナーピンで、テクスチャーとなる画像を合わせるだけでなく、モーションブラーも発生できるようにする方法です。

Movie file:

Ae_0430

<新規プロジェクト>
■ ムービーファイル(640x480)と同じサイズの新規平面(Corner Pin)を作成します。

Ae_0425

<Mocha Transform Data インポート>
■ Mocha Transform Dataを コピーします。

Ae_0426

■ After Effects の(Corner Pin)レイヤーにペーストします。

Ae_0427

■ これからの作業は、スクリプト「MochaImport」(フリーソフト:寄付歓迎)を使う事をお薦めします。
■ 準備として、Mochaから、「Transform Data」と「Corner Pin Data」を「Save」しておきます。
■ 新規平面(Stabilise)を作ります。
■ MochaImportにTransform Data を読み込み、「stabilize」を実行します。

Ae_0428

■ レイヤー(Corner Pin)を選択し、下図の通りプリコンポーズ(ネーム:Screen)します。

Ae_0429

■ コンポジション(Screen)が開いたら、レイヤー(Corner Pin)にMochaImport:stabilize を実行します。

Ae_0430

■ MochaImportに、Corner Pin Data を読み込み、「CC power pin selected Layer」を実行します。

Ae_0431

■ ここまでの作業で、下図のようになります

Ae_0425

<スタビライズしたレイヤーを動かす>
■ ムービーとレイヤー(Screen)を合わせる最後の作業は、エクスプレッションで、レイヤー(Screen)の「アンカーポイント」と レイヤー(Stabilise)の「位置」をリンクし、(Screen)の「位置」と(Stabilise)の「アンカーポイント」をリンクさせると、画面はマッチします。

Ae_0426


■ モーションブラーのスイッチを入れれば、ブラーが発生します。

<スクリーンの画像を変える>
■ コンポジション(Screen)のサイズ640x480 に合わせた画像をインポートします。

Ae_0427

■ レイヤー(Corner Pin)のデータをコピーしますが、「位置」データも忘れずに。

Ae_0432

Ae_0428

■ サイズが合っていない場合は、CC power pin で調整可能ですが、修正箇所が多い場合は、Mochaで修正した方が良いかもしれません。

Ae_0429


今回は、バンドルされている Mocha for AE を使いましたが、After Effects標準機能のスタビライズとモーショントラックでも、同様の事が出来ます。
参考記事:モーションスタビライズを使ったロトスコープ


関連製品:
バージョンアップした mocha for After Effects v2 モーションブラー対応

コーナーピンの強化版 プラグイン「RedGiant Warp」モーションブラー対応


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