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【ライティング】実写と3DCGの合成:ミラーボール

2010-08-26 00:26:46 | After Effectsを使ってみる(211)~(220)

NHK 教育テレビ 「デジスタ・ティーンズ」の クリエイティブ研究所のコーナーで、実写映像と3DCGを合成する際のライティングをやっていました。

撮影現場で、ミラーボールに鏡面反射する景色をカメラで撮影して、専用ソフトで3DCGのライティングに現場のライティングを再現するものでした。

使用されていたミラーボールは、半面がミラーで あとの半面はグレーのボールになっているタイプです。
実物は、Eric Alba氏 サイトのトップページに掲載されているものと同等で、大きめのミラーボールでした。

実際にミラーボールとグレーボールを使用している現場の写真が、HDRI Communityにあります


Light Probe と呼ばれる画像は、LightWave 3Dに標準搭載の環境プラグイン「Image World」のイメージとして利用することもできます。

パノラマ画像を使う場合は、環境プラグイン「Textured Environment」で同じ効果を出せます。

「Textured Environment」を使ったビデオでは、After Effectsで作成したパノラマ動画素材が、大きな球体のテクスチャーとして貼りつけられ、3Dシーンの背景になっています。

Img_0135


「Textured Environment」を背景にすると、3Dオブジェクトの光や鏡面反射に影響します。

上図の内容は、3Dオブジェクトは 1台の機体だけで、After Effectsと同様のライティング、それと背景はパノラマ画像だけです。

どのように影響を受けているのか、試しています。

・ライト OFF、Textured Environment OFF
レンダリングすると真っ黒です。

Img_0137

・ライト OFF、Textured Environment ON
確認しやすくするために別のシーンですが、ガラスに鏡面反射で映り込んでいます。(オブジェクトの鏡面反射設定でイメージは設定していません)

Img_0134


3Dオブジェクトをレンダリングして、再びAfter Effects上で3DレイヤーやParticularと合成させるようにします。



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