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【After Effects】スタビライズ:過去・現在・未来

2009-12-23 02:00:36 | After Effectsを使ってみる(171)~(180)

Art of the Title の最新記事は、1台のステディカムで、長いシーンを撮影した映画オープニングの特集でした。

Single Take Titles, Part 3: Steadicam’s Long Take


一応、今年の記事からスタビライズ関連をピックアップしたのと、プラグイン「Magic Bullet Steady」を使ったムービーも作ってまとめてみました。

After Effectsでカメラの手ブレを減少させるスタビライズを行なう方法は、標準機能のトラッカー制御で「スタビライズ」をするか、After Effects CS4 にバンドルされている「mocha for AE CS4」を使います。

スタビライズを使った ロトスコープ(4/21)

mocha-AE でスタビライズ(1/7)

走る車が消える!Motion keyer(9/24)

スタビライズだけをするなら、「Magic Bullet Steady」は、特に設定をする事無く、ワンボタンでカメラの細かいブレを早く消すことができます。

Ae_0445

「Analyze」ボタンより上が、分析前の設定になります。
プレビューの画質を、「フル画質」にして「Analyze」ボタンを押します。

Movie 1:

Ae_0447

分析後に、「Auto Zoom」で全体を拡大して見切れないようになりますが、手動で調整もできます。

Ae_0446

但し、マニュアルによると Magic Bullet Steady (v1.1)には、ネスト化の特定の方法で、既知の問題があるようです。
今回のテストでは、動画素材に、PNGの連番とAVIの未圧縮ムービーとを使っていますが、AVIのファイルでネスト化すると、データが無効になってしまう現象が出ていました。
回避策はプリレンダリングするしかありません。

Ae_0449

mochaやトラッカー制御のように、データだけを保存できないので、無効になるとスタビライズのやり直しになってしまいます。

使用した動画は、CCD(ビデオカメラ)とCMOS(iPhone)による撮影で、CMOS は、スタビライズ後も歪みが目立っています。

Ae_0448


CMOSセンサ は ローリングシャッタ(4/17)

現在は、ローリングシャッターの歪みを修正するAfter Effectsのプラグインが、The Foundry より発売されています。

ローリングシャッタを修正するソフト(4/24)

将来は、スタビライズとCMOSセンサーの歪みの修正ができる機能が、何らかのソフトに付いてくるか、プラグインとして発売されるかもしれません。

3D ビデオ スタビライズ & 3Dスキャン(7/2)

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