CGソフト★なんでも覚書 <gooブログ版>

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【Apple Motion】Photoshopを使ったチュートリアル等・・・

2008-07-22 23:48:21 | After Effectsを使ってみる(111)~(120)

米Appleの第3四半期(4~6月期)業績が発表され、Macの出荷台数が、前年同期比で41%の大幅増で、After Effectsの競合製品である「Motion」のユーザーも増加している!?ようなので、関連記事を数点挙げておきます。

<ProAnimator FX 発売>
ZaxwerksのProAnimatorにFinal Cut Pro と Motionに対応したプラグインが完成して、「ProAnimator FX」の名で、発売されました。
価格はAfter Effects版と同じ価格($695)で、After Effects版の登録ユーザーは、特別に$199で購入できます。

<Photoshop レイヤーをZ-Spaceでアニメーション>
Adobe After Effectsの3Dレイヤー同様に、Apple Motionでアニメーションを作成するチュートリアルビデオです。

こちらのサイトには、Apple 製品以外にも、Adobe製品やサードパーティプラグイン、ビデオ素材集のレビューも多数掲載されているので、Windows、After Effectsユーザーの方でも参考にできる記事があると思います。
After Effectsのサードパーティプラグインは、Final Cut Pro、Motionでも ほとんど使えるようになっています。

<開発者向け書籍:GPU Gems 2>
nVIDIA が協力している書籍「GPU Gems 2」にMotion がGPUを使って処理する過程が掲載されています。

別の見出しに「Noise」とあったので、Motionのプラグイン「Noise FxFactory」の事だと思ったら勘違いで、ノイズとして有名な「Perlin Noise」に関する内容でした。

この書籍は、サイドバーの見出しをクリックして見る事もできますが、日本語翻訳された物が、下記のサイトで購入できます。

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【SynthEyes 2008】3D カメラ トラッキング で合成

2008-07-17 02:33:54 | After Effectsを使ってみる(111)~(120)

ビデオカメラで撮影した映像に、オブジェクトを追加したり、エフェクトを適用するのは、カメラアングルの変化や手ブレ、カメラのレンズ種類など作業を難しくする要素がありますが、比較的低価格で各種3DソフトやAfter Effects、ParticleIllusionなどにデータを出力できる、「SynthEyes 2008」は、この悩みを解決できそうなソフトです。

よく似た機能は、After EffectsやBoris他のビデオ編集ソフトに、トラッカー制御としてありますが、SynthEyes 2008の場合は、ムービーからカメラの設定やモーションを計算して、各アプリケーションのカメラデータを生成して出力できるようになっているようです。
今回は体験版を使って一部の機能を試しただけなので、詳細はホームページにあるビデオや体験版で確認してください。

<AUTO機能>
ムービーを読み込んで、"AUTO"ボタンを押すと、自動でトラックポイントが選択されてスキャンが終了すると、3Dソフトの画面のようにTop,Front,Leftの分布状況とカメラが表示されます。

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トラックポイントは、1個づつ番号が付いていて選択したり、追加できます。

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<3Dオブジェクト配置>
このソフトには、簡単な形状の3Dオブジェクトが用意されているので、任意の位置に配置できます。

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このムービーは、かなり手ブレが多いのですが、3Dオブジェクトは、位置がずれる事もなくカメラの動きに合わせて、3Dの動きをしていました。

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マニュアルのページ数が多いし、機能も多いのですが、体験版は保存や出力ができないので、他のソフトの連携を確認するために、ホームページでサンプルの出力データがダウンロードできるようになっています。

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カメラが時間とともに回転や位置が変化します。

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<数々のソフトに対応>
対応しているソフトは、ホームページからのコピペですが、下記のようになっています。

MAXscript (3ds max, 3D Studio VIZ); Maya scene file; Softimage dotXSI; Lightwave; Maxon C4D (via .LWS); Modo; Bentley Microstation; Houdini; Blender; Carrara; Electric Image; Hash Animation: Master; Poser, Realsoft 3D; trueSpace; Vue 5 & 6 Infinite; Discreet Flame/Inferno/Smoke2008(3-D);  Combustion(3-D); Combustion/Flame/Inferno 2-D ASCII tracker file; After Effects(2- & 3-D); Shake (2- &  3-D); Apple Motion(2-D); Nuke; FLAIR motion control cameras;  Fusion (2-D); Fusion 5 (3-D); toxik; Mistika; Particle Illusion

価格は、32ビット版で$399、64ビット版が$449

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Trapcode Horizon★パノラマ画像を作る(3)

2008-07-13 01:07:28 | After Effectsを使ってみる(111)~(120)

7月4日の記事「Trapcode Horizon★パノラマ画像を作る(2)」で使った方法を応用して、パノラマ画像の修整をやってみました。

<天や地にできる模様>
側面のつなぎ目を消すのは容易でも、天や地にできる模様は、元画像で修正するのは厄介です。
今回は、Horizon適用後にできた下図の模様を修正してみます。

Aftereffects_930

修正する範囲だけを抽出するために、ホワイト平面に「極座標」エフェクトを適用した後、トラックマットで抽出します。
作り方は、前回記事を参考にして、サイズは画像に合わせて調整してください。

Aftereffects_931

<修正>
ネスト化(コンポジションにコンポジションを合わせる)又はプリコンポーズして、「極座標」エフェクトの変換種類を「長方形から極線へ」を選択して適用します。
そして、この画像に修正を加えます。今回は、ブラー(詳細)だけを使っています。

Aftereffects_932

修正できたら、新しいコンポジションにネスト化して、極座標を適用します。
同じコンポジションに元画像を入れて、重ねれば完了ですが・・・

Aftereffects_933

下図のように、つなぎ目ができる場合は、サイズの調整が必要になります。
左の合成画像を見ながら、右の画像をサイズ調整します。
このサンプルでは、222%に拡大すると気にならない程度になりました。

Aftereffects_934

<修正後>
下図の左が修正前で、右が修正後です。

Aftereffects_935


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【Making It Look Great 4】発売は2週間後!

2008-07-10 23:20:39 | After Effectsを使ってみる(111)~(120)

Motionworks制作のAfter Effectsとサードパーティ プラグインを使うトレーニングビデオ「Making It Look Great」の第4弾が、約2週間後である事が、Making It Look Great専門サイト会員へのニュースレターで、発表されました。

同時に、会員へのサービスとして「Making It Look Great 4」の「Lessen 1」を公開してくれています。

未公開だった、MILG 4 の完成ムービーをはじめて見ることができます。

Motionworksサイトのニュースにも出ているように、MILGシリーズのビデオを不正にダウンロードされているケースがあり、制作者にとっては多大な被害になっています。

以前にも書きましたが、利用者が限定される特殊なビデオなので、販売本数となると多いとはいえません。
どこの国からでも簡単に手に入るダウンロードでの販売が継続され、シリーズが続けて制作されるように願うだけです。


Motionworksサイトには、2008年7月に行われた「E-セミナー」のビデオが公開されていますが、ここで使用されたフォントについて、別のニュースで「Trajan IS the movie font」であると発表しています。

Trajanは、数々の映画のタイトルロゴに使用されいるみたいです。
</object>

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Trapcode Horizon★パノラマ画像を作る(2)

2008-07-04 00:41:47 | After Effectsを使ってみる(111)~(120)

6月9日の記事で、無料で使える3Dソフト「Google SketchUp」でAfter Effectsのサードパーティ プラグイン「Trapcode Horizon」で使えるパノラマ画像を作成してみました。

今回、Windows VistaにHorizonをインストールする方法がわかったので、前回の続きをしますが、今回から3Dソフトやパノラマ写真を使わずに、After Effectsだけでパノラマ画像を作る方法を考えていきます。ただし、結果がどうなるか、わからないので参考程度にご覧ください。

これは、パノラマ画像を作っているのですが、Trapcode Horizonを効果的に使う画像は、他にもあるかもしれません(パノラマ画像と言っても いろいろありますから)。

<比率2:1のコンポジション>
パノラマ画像を作る際は、比率が2:1になります。

Aftereffects_921


3個のレイヤーで、3分割しています。
6月9日の記事の画像を参考にすると、天と地、それと360°水平に見渡す画像に分かれているようなので、上と下は4分の1、中央が2分の1のサイズに区切ってみました。

<天と地>
6月9日の記事の最後の写真(地面)が、天と地の画像に使えます。
レッド平面レイヤーをプリコンポーズして、600x600の新規平面を作成します。

Aftereffects_922

正方形のサイズは、変化させて他の部位との調整が必要になると思います。

形状の変化がわかりやすいように、チェッカーボードのエフェクトを使っています。

Aftereffects_923

<エフェクト:極座標>
極座標エフェクトで、下図のように変化してパノラマ画像の、天や地の部分になります。

Aftereffects_924

<エフェクト:Trapcode Horizon>
Horizonのイメージマップに設定すると、下図のように曲がりますが、きれいな球面とは言えないかな。

Aftereffects_925

床のように、真っ直ぐな平面にしたい場合(元のイメージで表示したい時)、「極座標」エフェクトを適用する前に、「球面」エフェクトを適用します。

Aftereffects_928

床面の一部分にしかなりませんが、正方形になります。

Aftereffects_929

天と地の部分を合わせてみました。

Aftereffects_927


黒い部分に画像がおさまって、天と地がつながれば、それらしい物になるかもしれません。
静止画だけでなく、After Effectsならではの、パノラマ画像ができれば良いのですが、そこまでするなら3Dソフトを使いなさいという事になるんでしょうか。

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