愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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ウズベキスタン-日本(W杯最終予選)

2009-06-07 01:22:32 | 日本代表
観戦日 6/6(土)       

愛丸’s チェック
この試合に勝てば、世界で一番早くW杯出場が決定する日本。
このウズベキスタンとはホームで1-1のドロー。
そんなに簡単に勝てる相手ではない。
それもアウエー戦だし、厳しい試合になることは間違いない。
あのキリンカップのような試合にはならない。
あの気持ちのまま、この試合に挑むとも思えないので、そこは心配してないが、フィジカルでこられて、早いうちにスタミナが消耗したら・・・。
まだホームでのカタール戦があるわけだし、ここは無理して戦わなくてもいい。
しっかり目標を持って戦うこと。
ウズベキスタンは長年このチームを支えてきたシャツキフが不調のため、メンバーに入ってない。
こういうベテランがチームを救うような気がするが・・・。

日本が世界最速でW杯出場を決めた。
かなり厳しい試合になったがよく勝てた。
こういう厳しい試合をものにしたのは、この代表にとってはいいこと。
早い段階で先制し、それを必死で守りきった。
ここまで気持ちのこもったディフェンスもなかなか披露してくれなかった。
それをここでやってくれたんだから、それはそれでいい。
ただ、完全に力で抑え込んで守りきったわけではない。
ウズベキスタンのあまりにも精度の低いフィニッシュにラストパスに助けられた。
あれが、しっかり決めてこれるチームだったら、何点取られてたか。
DFラインがとにかく下がりすぎ。
守りきったんだから、それでもいいんだろうが、これが本選だったら、間違いなく逆転されてる。
中央なら中央で攻撃が偏ってたし、サイドの攻撃もクロスがちゃんと上がってこないから、中だけをケアしてればよかった。
ウズベキスタンも所詮アジアのチーム。
もっと質の高い守備をしないと。
これからの残り試合が、消化試合になるわけで、ここで課題をちょっとでも克服していかないと。
この試合でもドリブルで仕掛けられると、簡単に突破を許すシーンが目立ったし、個人突破を仕掛けた選手への対応も課題。
人数で守るのか、ひとりでコースを切るのか、この辺をもっと徹底させないと。
世界の選手たちはまだまだレベルが高い。
まだまだ問題点はあった。
ポジティブ・トランディションもネガティブ・トランディション遅い。
この切り替えがうまくいかないと、カウンターを食らいやすいし、うまく攻撃にも転じられない。
消耗が以外と早い段階で見られたからかもしれんが、なんかダラダラした展開に。
もっと切り替えを早くしないと、この点でも世界と渡り合えない。
はたしてこの岡田ジャパンは何が売りなのか。
どうも岡田監督はスペインみたいなポゼッション重視のサッカーを目指してるみたいだが、これはアジアでは使える戦法。
W杯で、ポゼッションで挑もうなんてまさか思ってないだろう。
中盤の選手たちがしっかり守備に廻ってるのはいいんだが、これだと、早々に疲労が見え隠れしてしまう。
勝って、W杯出場を決めたわけだから、まずはおめでとうなんだが、そう手放しでは喜べない。
攻撃ではやっぱり岡崎が魂満点のゴールをこの試合でも見せてくれた。
今、一番頼れるFWはこの男。
このプレー以外で見せれるシーンはなかったが、FWはひとつでも活躍してくれれば、それでいい。
早く森本との2トップを実現させてもらいたい。
遠藤のFKがポストだったりとセットプレーで魅せたシーンもあったが、これ以外では永友のオーバーラップからの突破でシュートしたシーンがあったぐらい。
駒野が急遽右SBに入ったが、これでは内田ほどの攻撃参加が見られない。
全く違った右での攻撃になる。
攻撃でもまだまだ課題は多いが、ここは岡崎の持ってるものにかけ続ければいい。
うまくパートナーを見つけ、中盤の配置をどうするか。
これがベストなんだろうが、まだまだ先は長い。
ウズベキスタンはあまりにも攻撃の精度が低すぎた。
あれでは取れるもんも取れない。
アジアでこのレベルだから、この国が世界で陽の目を見ることはないだろう。
不調でもシャツキフがいたら・・・。

スコア 1-0

<得点者> 
日本   岡崎
~愛丸's MVP~
中沢(ウズベキスタンとのフィジカル勝負に負けてなかった。闘利王みたいな凡ミスもないし、この男が君臨してくれれば、そう酷い守備にはならないはず)