今週は日銀政策会合、FOMCを通過する。
それにしても日銀の情報管理って何なのですかね?これなら会議する意味がないのでは無いかと思うほど
リークが過ぎる。金利を上げる前に地ならしをしたかったのかも知れませんが、既成事実的に情報を上げてほぼ引き返せない様にしているとしか思えない。
日銀政策審議委員が銀行員出身者が多くて、出身母体のために利上げしたいのが有り有り。金利は0から0.1%だから引き上げ幅については問題ないのだろうが、これで良いのかなあ?確かかつてFOMCの時に利上げか据え置きかを窓のブラインドの向きで外部に漏らして捕まった人がいたと記憶している。それくらい金融政策の情報管理は厳密に行うべきだと思うがこんなに緩々になるくらいなら審議委員の全てが出身母体から独立した人にすべきだと思うね。株が上がったから良いってもんじゃない。
あと、このブログでは何回か書いた記憶があるが日銀当座預金に金利を付ける(付利)は止めるべきだ。日銀の当座預金に金利を付けるのは日銀が日本国債を買うためのものであるという意味がある。本来なら市中銀行が国債を買う代わりに日銀が買う。
そのために資金を集めなければならないので付利する。国債を買わないなら金利を付ける必要がない。
まあ、日本国の連結BSで日銀の負債を明確にするためには金利を付ける必要があると言うのは判る。
しかし、別の意味では市中銀行に対するミルク補給の意味合いもある。例えば、農協が農林中金に預金して農中が国債や株式を買う様なものだろう。でもそうすると、市中銀行の運用力は何時になっても向上しない。世界で戦うという覇気は感じられないですね。まだ、サッカーや野球の選手の方が覇気がある。これはあと数年くらいすると顕在化するのではないかと危惧する。
しかしながら、本当に利上げして良かったのか?世界で歴史上これほどまで長期間デフレが続いたことはない。
私の周りにいる若手の人たちは生まれてこのかたデフレ経済で無かった事はない。発想がデフレを元にした発想しかない。だからこそ、インフレが進んだ後での利上げでも良かったのではないか?これでもし景気の腰を折ったら次の復活は相当先になる。加えて、少子化も同時進行するケースも初めてだ。だからこそ、遅過ぎても良かったと思っている。
あくまでも、利上げはインフレ予防だ。骨の髄までデフレに染まった国民を洗脳するには時間がかかるのだ。予防なんてしなくて良いんだ。
さて、株式は今週は堅調。
日経平均はボリンジャーバンドの3シグマが41556円。ここにタッチするかどうかは判らないが、その手前まではありそう。先週も25日線までのちょうせいはあったので来週も調整があれば25日線までかと思います。今週末の数値で言えば39298円。日々100円くらい上昇していると思いますから39500円程度かと思います。
少々ここまで出来すぎで、信用取引の建て玉も増えているので投げさせられることは警戒しておく必要があると思います。
マーケットは全ての人に富をもたらせるものではないということは心に留めておくべきことだと思います。
元気出して行こう!
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