ものの見事に肩透かしをくらいましたね。今の日銀には何の志も感じられないですね。アクセルを踏んだり、ブレーキをかけたり局面に応じた対応策があると思いますが、何のアクションも起こさないとは。別に大規模緩和をするとも思っていませんでしたが、マーケットとの対話を拒否している様に思います。
英国の住民投票があるので、小細工してもたかが知れているとは思いますが、危機感が感じられない。例えば、ETFなど3兆円を5兆円にするくらい誤差の範囲である。何せ国債を80兆円も毎年買っているのだからリスクを語るのもおこがましい。
物価の見通しを下方に修正して何もしないでいるなど本気度が問われる。
怒りはこの辺にして、では今後はどうするべきか?一つはイギリスにベットすること。株でも良いしポンドでも良い。イギリスはポンドをユーロに統合しなかったくらいだから、独立独歩で経済運営をしたいという気持ちは分かる。けれど、今のイギリスには無理だね。戦争でもして領土を拡大する重商主義の機運が復活すれば分からなくもないが、経済を拡大させるエンジンがない現状では企業で言えば欧州の支店網の母店の様な位置づけになるはずなので、EUから足を抜くことはできないでしょう。だからこそのイギリス買いだと思います。決してリスクラバーなわけではありません。
日本株は暫し漂流しそうな感じです。上にも下にも自分の意思で動けない感じでしょうか?
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