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2011年問題

2009-01-29 07:08:44 | thought
えー、お題の「2011年問題」ですが、この年は、色々と、今まで、
出来ていた事が出来なくなる、という年になりそうです。

地上アナログTVの停波、
レセプトのオンライン請求義務化、
国際会計基準導入予定、等々、結構これ以外にもありそうです。

で、この中で、レセプトのオンライン請求義務化について、ちょっと
思い付きがあったので、カキコします。

私は、システムエンジニアという仕事を20年程やっておりまして、
現在、色々あって療養中なのですが、SEの仕事目線で、見た問題点を
挙げたいと思います。

まず、どんなシステムもそうですが、今まで、手作業でやっていた事を、
「楽にする」為に、「機械化」するという、目的があっての、システム化です。

でもって、この業界(SI業界)では、楽にならない「機械化」が、
多いと聞いています。

なぜ、楽になるはずが、「楽にならない」のか、ちょっと考えてみます。

これは、ユーザーが今までやって来た事の、変わる事への心理的抵抗が、
大きい事に起因します。

ここで、SEの腕の見せ所なんですが、機械化すると、如何に「楽出来るか」を
しっかりと提案出来るSEが、優秀なSEとなります。

これは、言葉だけではなく、具体的な事例をあげて、今まで苦労していた部分を
どのような、移行手順で、何をどうすれば、「楽になる」かを、納得させる、
という、非常に大切なステップがあります。

で、実際に、そこから、システムの見積もり(工程やコスト)を行い、
企画書、提案書、見積書を作成し、お客様に検討してもらう、
というステップに進みます。

で、そこから、実際のシステム開発のための、事前設計の仕事があり、
その部分で、重要な問題点をピックアップし、如何に解決するか、という
まあ、脳みそに一生懸命汗をかいて、知恵を絞り、紙とペンで、全体像の
絵を描く、という作業があります。

この時に、如何に、考えられる問題点を、出しきるか、が基本設計の
「肝」になると私は考えています。

上流工程の設計作業が如何に重要か、というのが、これでそのプロジェクトが、
デスマーチになるのか、それとも成功を収めるのか、分岐点となります。

私は、デスマーチも成功も経験してきました。

なので、デスマーチは二度とやりたくはありません。
ですから、設計に時間と脳みそのリソースをしっかり使って、
これからは、設計をしたいと思います。

楽しく、楽出来るシステムを作りたいなぁ。

ではでは。

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