citron voice

詩人・そらしといろのブログ~お仕事のお知らせから二次創作&BL詩歌まで~

時空を越えてこんにちわ

2007-11-29 19:30:59 | 日記
今日、とある授業で『あやつられ文楽鑑賞』『仏果を得ず』の2冊の本を紹介していました。両方とも三浦しをん作品です。V。
そんな私がこの前読み終えたのは『月魚』三浦しをん(著)でして…
また作家読みしそうな勢いでハマっています。というか、もう既に始めています。
今も三浦さんのエッセイを読んでいる途中です。

『月魚』三浦しをん(著)は、古書とそれにまつわる人間の物語です。
その業界では名の知れた古書店『無窮堂』。本田真志喜は若いながらも店主として店を切り盛りしています。瀬名垣太一は店は構えずに古書の世界に生きる人間で、本田とは小学生のころからの友達です。友達と言っておきながら、二人の間には長いこと一定の距離があり、その原因となった出来事は彼らの小学生時代までさかのぼります。
そんな二人のもとに一件の仕事が舞い込み、依頼者の岩沼美津子は、亡くなった夫の書物を鑑定して引き取ってもらいたいと、瀬名垣と本田に鑑定を任せます。
が、岩沼の親族に反対され、ならばということで古書業界ではタブーとされている、他の同業者との鑑定対決がなされることに…しかもそのほかの同業者というのが、『黄塵庵』と名乗る、姿をくらましていた本田の父親だったのです。
若いながら古書に愛された二人VS勘はないが古書を愛する者…勝敗の行く末に、本田と瀬名垣の友情は、少しずつ、出会った頃のように近付きます。

二人ともお互いを本当は普通の友達のように気が置けない仲になりたい、と思いつつも、瀬名垣は過去に犯した本田の父への罪に葛藤し、本田は自分と祖父を見捨てた父親を思い、瀬名垣にはただ申し訳なさを感じているのです。
この歯がゆい感情の動きが物語に時々現れ、その度に本田の薄い身体がパリンと割れそうで、瀬名垣の拳が己へ打ち込まれそうで…
古書の世界で生きる事の難しさ、それでも古書に生きたいと思う心。
どんなに素晴らしい本でも、本当に必要とする人の手元へ渡らなければ、本は死んでしまう、そんな事も書かれていました。図書館に蔵書として寄贈されても、書庫で朽ち果ててしまっては勿体無い、むしろ可哀想だという事です。

時を越えて現代へやってきた古書は、その中に著者の生きた時代が詰まっていて、現代に生きる人の知恵となり、記憶となり、思い出となります。
古書の商品としての駆け引きから、一冊に込められた思い出、家族と友達の繋がり…たかだか一冊、されど一冊。
本と出会うか出会わないかで、運命は大きく変わるのかもしれません。。。

しおりを挟む暇もなく

2007-11-27 22:10:08 | 日記
読書に励んでいます、本当に。とは言え、読書できる空間は通学途中の電車内と、家で眠る前にぺらりとめくる程度ですが。
どうも本の掛け持ちが出来ません。あれこれ借りといて、結局一冊ずつ読むほかないようです。そして、昨年から『テレヴィジョン・シティ』長野まゆみ(著) を読むぞと言って、本は本棚に眠っています。そろそろ目覚めさせたい頃合です。

今日紹介しますは、『白いへび眠る島』三浦しをん(著)です。
13年ぶりの大祭を控えて、にわかにざわめく拝島。夏休みを利用して本土から島へ帰ってきたのは主人公:前田悟史、高校生です。
島に着くやいなや、“持念兄弟”と呼ばれる間柄の同級生:中川光市に出迎えられ、久々の対面を果たします。両親家族と会うのも久しぶりで、何となくぎこちない雰囲気の中、母親からこんな忠告を受けます。

「“あれ”が出た」

あれ、と称されるのは、その名を言っても祟られるという、恐ろしい化け物です。
拝島には古くから白蛇様、荒神様と呼ばれる守り神がいます。その守り神をご神体としているのが、神宮家が治める荒垣神社です。
今回の大祭では神社を治める者の世代交代の儀式があり、非常に重要な意味を持っているのですが、化け物騒動が徐々に島全体を覆っていき…
持念兄弟がもたらす不思議な力、神宮荒太に宿る脈々と受け継がれし力、犬丸一郎の持つこの世のものでない力、全てが一つになったとき、島は平安を取り戻します。

タイトルからして、何か事件が起こりそうな感じがして、物語の冒頭のほうですぐに悟史が母親から“あれ”の話を聞かされます。
そして、悟史は見てしまうんですね、あれの姿を。あれがどうやら港の方へ逃げた、と確認しておきながら、光市がいるはずの港へ駆けつける勇気が出ない。
持念兄弟というのは、義理の兄弟のようなものだと思います。それだけ固い絆で結ばれた仲だと、ふとした行動でも運命的なものを感じやすく、双子のようにお互いがピンチの時呼び合うような、そんな間柄です。
熱い友情と神秘的な力、晩夏の祭りと禍々しい気配。ミステリーと冒険が入り混じった、ラストはちょっぴり切ない物語です。。。

ファミリア

2007-11-26 00:40:34 | 日記
今日は中学時代の友達とお世話になった先生に会ってきました。
前回に会ったのも、丁度1年くらい前になります。それぞれに生き延びていて、思い出に浸りつつ、カラオケで発散しつつ、面白かったです。
今度はもう一人、連絡が取れたら誘ってみようかと…今もなお繋がっていられる貴重な縁を、出来るだけ絶やさぬよう、年賀状に願いを込めて。

と、お昼ごろに再び図書館へ行ってきました。
また読めるかどうか分からないのに6冊も欲張って借りてきてしまいました。
この前借りた中山可穂作品と、三浦しをん作品を読んで、熱が戻ってきてしまい大変です。
忘れぬうちに、前回借りて読んだ分の感想を、ちろちろと書き綴っておきます。



『ジゴロ』中山可穂(著)は、タイトルからしてインパクトがあります。
ジゴロ…それは交際してる女性にたかって生活する男性を指すフランス語です。
この作品でのジゴロは、カイという名前の流しのギター弾きを指します。
何篇か集まった短編集の中で、彼女は大恋愛の末に結ばれたメグという女性がありながら、人妻や女子高生と短い一夜を過ごしています。
カイ曰く“一人の女を愛するために百人の女と寝ることもある”そうです。
この短編の中では『恋路すすむ』と『上海動物園にて』が印象に残りました。

『恋路すすむ』…芸名:恋路すすむという女性のギター弾きは、幼い頃から自分の性別の不一致を感じており、苦悩の中で情熱的なタンゴやフラメンコ調の音楽と巡り合ってから、新しい自分としての運命が始まりました。
芸能界から女性関係から紆余曲折を経て、新宿に自分のバーを出店してから穏やかな時を過ごしていたところに現れたのが、カイでした。
その時、カイの行きずりの女:真紀に出会い、すすむと真紀はお付き合いを始めるわけですが…
やっと得られた幸福の恋は、ありふれた悲しい結末を導き、でも、ある意味では標本箱に収めたような、普遍の美を保つ究極の“恋路”の形を描かれています。

『上海動物園にて』…キャリアウーマンでカイの大本命の恋人:メグが、珍しく上海への出張にカイを連れて行き、その先々でありがちなすれ違いに陥ります。
元々メグは仕事大好き人間で、カイを構ってあげようと思いながらも、昼の会食に夜までの仕事と結局、カイを一人ぼっちにしてしまうのです。
最終的に仕事を取るか、カイを取るか、そんな選択肢を選ばざるを得ない状況になり、こちらはハッピーエンドを迎えます。
このワーカホリック一歩手前のメグを愛するために、カイはあらゆる女性と一夜の契りを交わす…メグに心底惚れているからこその、愛の保ち方なのでしょう。
メグが大好きだからメグを思いやっての、浮気というか何と言うか。深いですね。

愛は常識では測れず、恋というのもあらゆる形状になって、人と人を繋げ、結びつけているのだ、と語っているように感じました。
敬愛の心が、恋の思慕に変化しているのか、していないのか。私はいつもこの境界線で悩んでいます。。。

灼熱という温度

2007-11-24 18:50:09 | 日記
レポートをどうにか片付けて、でもまだ2つほど課題が残されており、これから増える可能性も無きにしもあらずです。
とか書いておきながら、今月は結構本を読めています。3冊ほど読破しました。

とりあえず今日紹介する作品は…『マラケシュ心中』中山可穂(著)です。
主人公は、その道では名の知れた歌人:緒川絢彦。そして、彼女の恩師と結婚した女性:小川泉。
絢彦は女性でありながら女性しか愛せず、恋から短歌を生み出します。
泉は男性との恋愛経験があり、絢彦の恩師である小川薫風氏と結婚しています。
2人が出会ったのは、絢彦が会員である“涙の谷”という短歌の結社の歌会でした。そこで泉は憧れの歌人である絢彦を知り、絢彦は泉を最も愛すべき女性だと感じ取り、まさに茨の道を行く恋が始まってしまったのです。

不倫な上に同性愛となれば、案の定とても不安定で、途中何度も絢彦と泉は別離の危機と直面します。
絢彦の独占欲、泉の揺れる心。文章となって描かれたその様子から、2人の燃え上がる恋の温度が伝わってきました。叶わない可能性が高い想いを抱えても、抱きしめられずにいられない…それらがタイトルにある、マラケシュの砂漠を想像させます。ハードカバーの表紙は、女体の滑らかさを感じさせる砂漠の写真です。
乾くほどに熱くなる愛は砂漠の赤い砂、絶望的な現実に直面した時の深い悲しみ、憎しみは遠い青い空、そんな風に写真を読み取りました。
茨の道をこれでもかと踏みしめてたどり着いた結末には、一輪の野ばらが咲いたような、怒涛の末の安堵感を得られます。
個人的にすごく好きな小説の一つになりました。以前、一度だけ読んだ事があるのですが、その時よりも色々感じるものが多かったです。

電気カーペットの上でゴロゴロしながら読書を楽しめる季節になりました。。。



視界を広げて深呼吸

2007-11-23 19:06:36 | 日記
今日は勤労感謝の日ですね。でも、親不孝者の私は半日パソコンを陣取って、社会学の課題レポートを片付けるのに躍起になっています。だから、ささくれがひどい訳です。
課題というものは、何故か提示されてから暫くしてからでないと、やる気がでないのです。やる気と言うか、ほとんど焦りですが。
今回課されたレポートの字数は1200字以上。しかし、授業がかなり大規模な教室を使って行われているため、学生の数もそれに比例します。
つまり、先生が読むレポートの文字数は、

学生数×文字1200字以上

と、なります。
それ以前に、毎回授業で授業の感想を小さな紙に書いて提出するのですが、それだけで文庫本1冊程度の厚みになるのです。それを次の授業までに全て目を通すわけですから、授業の準備の読書をしつつ、学生の出席状況を確認しつつ…
根性がなければやっていられないと思います。そしてこの社会学が、それを教える先生という仕事が好きでなければ、続けられないとも。

レポートを書き始めたのはお昼ご飯を食べた後からです。今日は珍しく、一家総出でお昼を外食してきました。
勤労感謝の日。外食産業に限らず、祝日の今日を働いている人がいて、自分達は心地よい一時を過ごしているのだと、メニューを見つめながら思ったり。。。

星の音に似ている

2007-11-21 23:25:30 | 日記
夜空に煌煌と照る月に負けず、オリオン座がはっきり見えるほど、空気の冷え込みが日に日に厳しくなっています。相変わらずオリオン座と北斗七星くらいしか見つけられませんが、星を見ているだけで何だか癒されます。

サークルは定演前のような慌しさ厳しさはなく、来る部内演に向けて割とまったり練習しています。というのも、演奏するのは2曲だけなので、弾かなければならない曲数も暗譜をする量も格段に減ったからです。
しかし、2曲をバランス良く練習するのは逆に根性が要るものだと思いました。
曲数が多ければ、次々に練習していって適当に気分を切り替えられます。でも、2曲のみとなると、どちらかにしか切り替えられません。要は私の集中力が足りないのです…
合奏となれば話は別です。個人練習がどうにも苦手で、特にベースは、楽譜を見ただけでは何処がどんな盛り上がりを見せるのか、曲の表情がなかなか見えません。
そして、これまた相変わらずのリズムクラッシャーぶりを発揮しています。
まだ新しいメトロノームに弄ばれている感満載です。

明日は他大学のマンドリンサークルの定演を聴きにいきます。来年のジョイントコンサートの相手校なので、どんな雰囲気のサークルなのか楽しみです。今のところ分かっている事は、人数がものすごく多いということで、かなり迫力のある演奏だと思います。
すぐに影響を受ける自分ゆえに、穴が空くほど舞台を見つめ、一音も逃さぬよう耳を澄ましていようと、はい。。。

人をも枯らす

2007-11-19 23:16:57 | 日記
木枯らしが東京の摩天楼を駆け抜けたようです。そんな昨日は、ブログを更新しようとしたにもかかわらず、眠気に負けました。
久しぶりの現場でのアルバイトは、冴え渡った秋空の下という点では恵まれました。しかし、午後から次第に風が強まり、ついには強風暴風となって木を揺らし、
お客様も社員さんもアルバイトも家路へ急がせます。
風が強まる中、ほぼ一日中、外で接客をしていました。アルバイトの休憩所も外にあるので、風が避けられそうな場所はほとんどありません。でも、こうやって自分や他のアルバイトが、接客や案内をすることによってイベントが成立していると思うと、仕事って不思議だなぁと思います。日曜日でも買い物が出来たり、飲食店でくつろげるのは誰かが働いているからで…世の中は絶えず動いているのだなと。

今日も今日で、暖かいはずの上着の繊維の合間から、木枯らしがすぅっと入ってきました。夜でも空は薄く明るく、というのも薄い雲が空全体を覆っていたからです。住宅街に連なる屋根の方が黒々としていました。
こんな対比を思わずしてしまったのは、現在、東洋美術についてを大学の授業で学んでおり、ちょうど水墨画についての説明を受け、水墨画の始まりと言われる伝説のようなお話を聞きました。

ある男が墨を絹の画布にぶちまけて、気分が高揚したのかお酒を飲みつつ、とても楽しげに筆を走らせ、見るものを驚かせました。最初は勿論、人々はそれを奇異の目で見ていたのですが、やがて出来上がった一枚の絵は、深山幽谷が墨の濃淡によって描かれていた…そんな話です。

と、この授業でもレポートが課され、現在3つの課題が目の前に積まれています。
すぐにやらなければならないもの、一週間の猶予があるもの、三週間後までに仕上げればいいもの…まだまだ霜月を味わっていたいのに、焦る師走を感じずにいられません。。。

オペラ座のような

2007-11-17 18:32:40 | 日記
ある事情により、携帯からの更新です。
今日、初めてちゃんとしたミュージカルを観てきました。劇団四季の『ライオンキング』です。

劇場は四季劇場の“春”で、どうやらライオンキング専用劇場のようにみえました。中に入ると意外と小さい印象を受けましたが、舞台は奥行と高さがたっぷりありました。
舞台の、奈落というのでしょうか。ちょうど舞台真下に楽団がいまして、生演奏でミュージカルを、まさに底から支えていてびっくりしました。
何気なく覗くと、コントラバスも狭い空間ながら置いてあり、こういう仕事もあるのかと知りました。また、ミュージカルの背景にはアフリカの大地がある為、パーカッションがとても充実していて、客席の舞台寄りにパーカッションのスペースが上手下手にあり、迫力満点です。
楽団は音楽としてはもちろん、効果音としても大活躍でした。

肝心の内容ですが、ディズニー映画のライオンキングを知っていれば、すんなりとその世界に入れて、かつ、場面場面のリアルな表現に驚くと思います。

役者の演技力は凄いです。声量が半端なく、まだ小学生の役者も綺麗な高音で歌っていて、片や大人の役者も空気を震わせるような歌声と、客をミュージカルに引き込むテクニックが冴えていて、本当に感動しました。
舞台装置の切り替えの早さにも圧倒されました。数々の緞帳、奈落から上がってくる装置、所々で映される影絵…あと、衣装と様々な動物の着ぐるみと言いますか、その造りも見事です。原寸大の動物を思い出させ、動きも役者が丁寧に描写していて、うっとりしてしまいました。

全てが極めて完璧に近い状態までに達して一つにまとまって、凄いモノになる…これはサークルの演奏会にも言えることです。規模も実力も全然違いますが、個々人の努力と全体のチームワークの大切さを、このミュージカルを通して改めて学びました。

部内演奏会まで実は時間がそんなに無いと知り、焦りつつも今日の感動を忘れぬよう、演奏に生かせるよう頑張ります、これから。。。

鬼が笑う

2007-11-15 23:20:50 | 日記
小春日和の暖かさはどうやら今日までのようで。
木曜日は授業が2コマだけでサークル活動もなく、何かとゆっくり出来ます。
音羽根ともお昼ごはんを一緒に食べたり、夕方、互いに授業が終わった後に買い物へ行きました。
と言っても、かなり特殊な買い物ですが…でも、こんな風に時間を共有できるのは本当に楽しいです。

ふと思い立ってこの前、毛糸で手袋を作ってみたいと書きました。
今、思い出して家にある古い料理本の編み物の特集のページを開いてみました。
棒針を4本使い、目を減らしていって云々。
思いつきで作れる代物ではなさそうだと確認しました。今度、図書館か本屋さんで編み物のテキストを買おうかと思います。
基本のリベンジとして、二目ゴム編みでマフラーを作ってみるのも良いかもしれません。そして毛糸で刺繍を入れ、ちょっと豪華に仕上げてみたいです、来年辺りに。
自分直属のベースの先輩のために編んでみたい気もします。少々重ためのクリスマスプレゼントかもしれませんが、想いを込めて一編み一編み、のんびりとやってみたいものです。。。

偶然という必然の名の下に

2007-11-14 23:24:38 | 日記
今日、ちょっとしたミラクルが起きました。
2限の授業が必修の英語で、よりによってあまり好きでない先生の講義で、にもかかわらず教科書を忘れるという大失態をしました。
1限の時点でもうやる気が落ちて、心ここに在らずな状態まで落ち込み、まぁ仕方がないと、友達と共に英語の教室へ向かいました。
ところが、教室の手前で同じ英語のクラスメイト達が何やら興奮しています。
一体何事ぞと話を聞けば、何と、本当に急な休講になったのです。
教科書云々の前に先生がいないという事態で、ほっとしたり、はたまた折角予習してきた事が当日に生かされなかったりとで、でも、ほっとした気持ちが強いですね。
教科書を忘れると授業の平常点が下がってしまうため、結果的には成績に被害を及ぼさなかったと言えます、多分。

そして、今日、水曜日は待ちに待ったサークルの活動日です。
定演以来ですから、かれこれ20日間もベースに触っていませんでした。
その間に、両手の指先の厚かったはずの皮がささくれに変わっていき、だんだんに皮自体が薄くなってきて…
久しぶりに弾いたら両方の指先が真っ赤になってしまいました。水やお湯を触ると痛いです。ベースと出会って間もない頃のような感じです。
今日の練習から、今まで4年生の先輩が使っていた“煎ちゃん”というベースを使っています。チェリーと比べたら楽器そのものがすごく軽くて、しかし、今までとはやはり弾き心地が違い、自分なりに攻略しなくてはなりません。
部内演奏会なるものが12月にあり、サークル内で学年ごとと縦割りチームで演奏を披露し、卒業する4年生を安心させるという催し物です。

その為の練習が始まったわけですが、まずは20日間のブランクを克服するべく、新しく購入した電子メトロノームに耳を傾けつつの基礎練をば。。。