今年も残りわずかとなりました。
なので、思い出せる限りでの振り返りをしたいと思います。
ご縁があって参加させていただいたイベントが、今年は多かったような気がします。
2月には「Support Your Local Poet 番外編 川口晴美と、詩と遊ぶ」がありました。
こちらは、雑誌『現代詩手帖』で川口晴美さんが企画された、あるシチュエーションで詩歌句を書く試みでした。
その朗読会では、言葉が肉声になって瞬間的に消えていく感覚が、提示されたシチュエーションのほとんどに共通している儚さとマッチしていると感じました。
4月には「読書会『さくら、うるわし』を読む」がありました。
長野まゆみさんが主催された初めての読書会に、司会役としてお話しさせていただきました。
主に、『さくら、うるわし』を読んで疑問に思ったことを長野さんに質問して回答をいただく形式だったかと思います。
戌年にふさわしい、犬づくしの一冊を、桜蔵君の季節でもある春に、読書会として開催されたことは、一ファンとしても嬉しかったです。
7月には毎年恒例の『野川朗読会・9』がありました。
トークテーマは、「『銀河鉄道の夜』のケンタウル祭りをケルト的に読む」的なものでした。
12月に発売された、長野まゆみさんのご著書『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』にまつわるトークにもなっていました。
ジョバンニではなく、カムパネルラを主人公として『銀河鉄道の夜』を読み解く試みがなされています。
今までとは違った角度から『銀河鉄道の夜』が浮かび上がってきます。ぜひ、ご覧ください。
12月は「ポエトリー・イン・ダンジョン 直角はありません」が、5日間にわたって開催されました。
画家の蒜山目賀田さんとのコラボレーションは刺激的で、でも絵と詩を組み合わせたときには静謐な感じが漂っていて、面白かったです。
私はこの展覧会のために作った詩を朗読させていただきました。地下室での朗読はマイクがいらないほど声が響いて驚きました。
寄稿させていただいた同人誌では、とくに共有結晶さんの『共有結晶vol.4』が印象的でした。
短歌は大学の授業で少し習ったのですが、そのときの先生も、57577の世界で自由に詠むことの楽しさを教えてくださいました。
私にとってBL短歌は「BLとして短歌を感じたり詠んだりしていいんだ!」と、そのぽつんと開いていた入り口と出会ったのはもう数年前になりますが、未だに楽しい遊び場であり、思考の場です。
解凍詩はvol.3で寄稿しましたが、まさか自分が、『共有結晶』に短歌作品を寄せる日が来るとは思っていなかったので、本のなかに私のBL短歌が収められていることがとても嬉しいです。
共有結晶さんいわく、区切りの号になるそうですが、時間を置いて再出発される日が来ることを望んでいます。
文学フリマ東京には、春と秋に稀人舎さんのブースで参加させていただきました。
秋には新刊「BL詩歌集 兄の器」を作ることができました。
これは、第一詩集の『フラット』で試みた尾崎放哉の句から広げた詩を書くことにも繋がりますし、共有結晶さんたちのBL短歌と解凍作品の関係性から触発された部分もあります。
やりたいことを詰め込んだ薄い本です(笑)
来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、実はすでに美術家さんとのコラボレーション企画に参加させていただいており、その展覧会が2019年の9月頃を予定しています。
出来上がった作品もあり、まだ打ち合わせが必要な作品も準備していたりと、そんな状況です。
また春と秋には、文学フリマ東京に参加すると思われます。
来年も小さな新刊が用意できたら良いなと思いつつ、今は徐々に近づく締切の文章を書くのに試行錯誤の日々です。
あとは、大きな詩集の準備も細々と続けて、いつか良い形にもっていけるよう頑張りたいです。
生活環境が大きく変わった一年でもありました。
来年の抱負としては、時間の使い方を考えなおし、できる時にできることと向き合う、当たり前だけどなかなかできない、自分の時間やペース配分を作っていくことが、来年にはもっとできたら良いなと思います。
今年もよくここまで生きてこられた自分を褒めつつ。
来年も生きることを苦しく思わない程度に生きたいです。
なので、思い出せる限りでの振り返りをしたいと思います。
ご縁があって参加させていただいたイベントが、今年は多かったような気がします。
2月には「Support Your Local Poet 番外編 川口晴美と、詩と遊ぶ」がありました。
こちらは、雑誌『現代詩手帖』で川口晴美さんが企画された、あるシチュエーションで詩歌句を書く試みでした。
その朗読会では、言葉が肉声になって瞬間的に消えていく感覚が、提示されたシチュエーションのほとんどに共通している儚さとマッチしていると感じました。
4月には「読書会『さくら、うるわし』を読む」がありました。
長野まゆみさんが主催された初めての読書会に、司会役としてお話しさせていただきました。
主に、『さくら、うるわし』を読んで疑問に思ったことを長野さんに質問して回答をいただく形式だったかと思います。
戌年にふさわしい、犬づくしの一冊を、桜蔵君の季節でもある春に、読書会として開催されたことは、一ファンとしても嬉しかったです。
7月には毎年恒例の『野川朗読会・9』がありました。
トークテーマは、「『銀河鉄道の夜』のケンタウル祭りをケルト的に読む」的なものでした。
12月に発売された、長野まゆみさんのご著書『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』にまつわるトークにもなっていました。
ジョバンニではなく、カムパネルラを主人公として『銀河鉄道の夜』を読み解く試みがなされています。
今までとは違った角度から『銀河鉄道の夜』が浮かび上がってきます。ぜひ、ご覧ください。
12月は「ポエトリー・イン・ダンジョン 直角はありません」が、5日間にわたって開催されました。
画家の蒜山目賀田さんとのコラボレーションは刺激的で、でも絵と詩を組み合わせたときには静謐な感じが漂っていて、面白かったです。
私はこの展覧会のために作った詩を朗読させていただきました。地下室での朗読はマイクがいらないほど声が響いて驚きました。
寄稿させていただいた同人誌では、とくに共有結晶さんの『共有結晶vol.4』が印象的でした。
短歌は大学の授業で少し習ったのですが、そのときの先生も、57577の世界で自由に詠むことの楽しさを教えてくださいました。
私にとってBL短歌は「BLとして短歌を感じたり詠んだりしていいんだ!」と、そのぽつんと開いていた入り口と出会ったのはもう数年前になりますが、未だに楽しい遊び場であり、思考の場です。
解凍詩はvol.3で寄稿しましたが、まさか自分が、『共有結晶』に短歌作品を寄せる日が来るとは思っていなかったので、本のなかに私のBL短歌が収められていることがとても嬉しいです。
共有結晶さんいわく、区切りの号になるそうですが、時間を置いて再出発される日が来ることを望んでいます。
文学フリマ東京には、春と秋に稀人舎さんのブースで参加させていただきました。
秋には新刊「BL詩歌集 兄の器」を作ることができました。
これは、第一詩集の『フラット』で試みた尾崎放哉の句から広げた詩を書くことにも繋がりますし、共有結晶さんたちのBL短歌と解凍作品の関係性から触発された部分もあります。
やりたいことを詰め込んだ薄い本です(笑)
来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、実はすでに美術家さんとのコラボレーション企画に参加させていただいており、その展覧会が2019年の9月頃を予定しています。
出来上がった作品もあり、まだ打ち合わせが必要な作品も準備していたりと、そんな状況です。
また春と秋には、文学フリマ東京に参加すると思われます。
来年も小さな新刊が用意できたら良いなと思いつつ、今は徐々に近づく締切の文章を書くのに試行錯誤の日々です。
あとは、大きな詩集の準備も細々と続けて、いつか良い形にもっていけるよう頑張りたいです。
生活環境が大きく変わった一年でもありました。
来年の抱負としては、時間の使い方を考えなおし、できる時にできることと向き合う、当たり前だけどなかなかできない、自分の時間やペース配分を作っていくことが、来年にはもっとできたら良いなと思います。
今年もよくここまで生きてこられた自分を褒めつつ。
来年も生きることを苦しく思わない程度に生きたいです。