citron voice

詩人・そらしといろのブログ~お仕事のお知らせから二次創作&BL詩歌まで~

未定です

2012-05-10 01:19:17 | 日記
でも個人誌を作ってみたい。
そんだけです。
今月の手帖は吉本さんの追悼特集で投稿欄はどっか行っちゃったが、ちょっと真面目に記事を読んでみようと思う、時間かかるけれど、ちょっと真面目に。

世界品質

2012-05-10 00:49:14 | 日記
五月がやさぐれているよ。

ジャズって普段聴かないジャンルだったけど。
『坂道のアポロン』や、もう終わったけれど、フィギュアスケートでパトリック・チャンがSPで“テイクファイブ”を使っていて、最近はほんの少し身近なものになっていた。

自称・愛され系ニートは、4/28に新宿ピットインで世界のナベサダ様の生のアルトサックスを聴いてきたのですよ。
チケットは偶然、友達から一枚譲り受けたもので、スタンディングだったけど、狭い箱だから、ね、近い!そんだけでテンションあがる!
ぶぁあああって、一気に曲が駆け抜けていく。いや、バラードもはさんで緩急はついている構成なんだけど、畳み掛けるように次のナンバーへ移っていって、アルバムを流し聴いている心地。
ドラムとパーカッションの掛け合いが超楽しかった、ぞくぞくした、ドラムがこれでもかってテンポと音量を上げていって、未知の領域に連れて行ってくれました。
ベースさんは音も出したいけど声も出したいって雰囲気がすんごい伝わってきた、何か分かる、弾いていて楽しくなってノリノリになると歌いたくなっちゃう。
ギタメロも、エレキでもこんなに色んな音色が出せるんだと、指がね、動きがね、速すぎて見えない罠。
ナベサダ様のサックスに圧倒されて、アンコールのソロ演奏は、ふぉおおおおってなった。
現代的なポップなメロも、バラードもボサノバもサンバもマンボもなんでもばっちこいっていう、無限大の音に包まれて幸せすぎて何度泣きそうになったか。
ライブが終わって友達と新宿駅まで歩いた間、すごいしか言えなかった。
スタンダードもやりますよーってポスターにあったけど、スタンダードの基準が違ったorz
唯一分かったのは“オルフェの歌”。これは高校の時の部活で弾いた、マンドリンとギターの二重奏だったかな。ジャズでアレンジされると、こう、つなぎの部分がいっぱい、パターンがあってどこまでいっちゃうのーってなった。
あとは、“アララケ”。パーカスの人の声が、原色フルカラーだった、鮮やかで、知らない国の言葉だけど、それがいい。分からないけれど、それがいい。

いいですね、音楽って、きちんと音符におりなくても、リズムが骨を叩いて、ダイレクトに感じることが出来る。
ジャズなりなんなり、その道というものには理解がついてまわるかもしれないけれど。
理解することよりも感じることによって惹かれるっていうのも、いいと思う。
楽しいだけじゃないけれど、感じ取ったら、それは残るものになると思う。