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詩人・そらしといろのブログ~お仕事のお知らせから二次創作&BL詩歌まで~

文学フリマ@東京・2016/11/23、お疲れ様でした!

2016-11-24 16:00:56 | 主な仕事の記録
昨日の文学フリマは無事に終了いたしました。
ブース【稀人舎・オ51-52】へお立ち寄りくださった皆さま、有難うございました!
普段は会えない方々にもお会いできて、気になる本が買えて、とても楽しい一日でした。

最速販売となった新詩集『暁を踏み割ってゆく』(ふらんす堂)は、8冊が旅立ちました。
特製カタログ『長野まゆみと詩人たち』もよく売れて、残部僅少となっております。
今回も稀人舎さんはアイテム数がたくさんで、本当に本屋さんのようでした。
たくさんのアイテムが少しずつ売れていく様子は、何回見ても嬉しいです。
次のイベント参加は、来年の春の文学フリマ・東京かな、と思います。

暁を踏み割ってゆく』は、11月中に書店等々で販売開始予定です。
書店等でお見かけの際は、ぜひお手に取ってご覧ください。

それにしても、11月に雪が降るとはー!
朝は、窓の外の音が静かで、逆に物音が立つといつもより響いていた感じがした。
そして、夕焼けが綺麗だ。



【文学フリマ・東京】新刊・既刊、色々販売します【 #bunfree 】

2016-11-23 18:59:43 | 主な仕事の記録
第23回文学フリマ・東京が、11月23日(水・祝)に開催されます。
今回も、私は稀人舎さんのブース【オ51-52】で新刊・既刊本を販売いたします。
当日は、私も店番をしたり、会場内でお買い物をしたりしています。
販売物のお品書きは以下のとおりです。
未決定の価格と部数は後日、お知らせいたします。
(追記:2016/11/16・/11/17・11/19)


【新刊】
新詩集『暁を踏み割ってゆく』
価格・2,000円/部数/・10冊

BL小説『二人になるまで一人旅』
価格・300円/冊数・25冊


詩誌『アニポエvol.4 特集・腐女子・腐男子が紡ぐ~二次創作BL詩&俳句&川柳~』
無料配布/冊数・30冊

参加者(敬称略)/作品タイトル/参考アニメ作品タイトル
佐々木紺   俳句「縫合」/『おそ松さん』
平田有    川柳「靴下の作法(銀河系Ver.)」/『おそ松さん』
黒崎立体   詩「ふたつの桜」/『僕だけがいない街』
望月遊馬   詩「薄暗い雨を抜けて」/『LOVE STAGE!!』
そらしといろ 詩「海辺の葬列」/『91days』
杉中昌樹   詩「アイドル降臨」/『食戟のソーマ』


【既刊】
第一詩集『フラット』
価格・1,500円/冊数・5冊

ミニ詩集『palette』
価格・600円/冊数・9冊

特製カタログ『長野まゆみと詩人たち』
価格・1,000円/冊数・17冊



【第23回文学フリマ・東京 開催情報】
開催日………2016年11月23日(水・祝)
開催時間……11:00~17:00予定
会場…………東京流通センター 第二展示場
アクセス……東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分



【文学フリマ・東京】新刊/BL小説あらすじ【 #bunfree 】

2016-11-17 13:27:37 | 主な仕事の記録
第23回文学フリマ・東京にて販売する、新刊のオリジナルBL小説の紹介です。

BL小説『二人になるまで一人旅』
価格・300円/冊数・25部
販売ブース【稀人舎・オ51-52】


【あらすじ】
入学した高校で中谷竜生と星村彰太は出会った。
高校生活の3年間で、とても仲の良い友達となった彼らはいつも二人組でいた。
楽しい高校生活も終わりが近づき、彼らは日帰りの卒業旅行へ出かけた。
教室ではない場所で、卒業後のそれぞれの日々を想像した中谷は、星村がいつの間にか、自分にとって友達よりも大切な存在になっていたと気付く。
しかし、中谷はその想いを胸に隠したまま、高校を卒業した。
大学へ進学した中谷は、中谷のように同性の友達に想いを寄せる男子学生・桜庭拓也の話しを聞いて、星村ともう一度会いたいと思うようになる。
高校を卒業してから10年後の秋の日、中谷は星村と再会を果たして……。

ボーイズでラブだけど、恋とは言いきれない「好き」という気持ちと、育ってゆく愛情のお話しを目指しました。
………………
稀人舎さんのブログ【稀人舎・本買ってください】では、小説の冒頭を立ち読みできる画像がアップされています。
稀人舎さんでの他の新刊・既刊・手作り本のお品書きも続々更新されています。
そちらもぜひご覧ください。



【本文からの抜粋】

「あー、ちっくしょー、負けた!」
「お疲れさん」
「あ、俺にも貸して」
 負けたゲームの画面を閉じ、星村は首だけで振り返り中谷の目を見て言う。
「塗ったげるよ」
「ん」
 さも当然のように、中谷が星村の唇に自分のリップクリームを塗る。彼らを囲むようにいる仲の良い男子生徒たちは、何事もなく漫画を読み、ジュースを飲んでいる。

(「1・卒業の旅」より)
――――

「愛に対しては適当しないよ、俺は」
「……」
「なーんちゃって?」
綺麗な顔立ちの人の怖い顔は本当に迫力がある。それを自在に操る桜庭は、中谷を安心させるように相好を崩した。

(「2・ここからの一人旅」より)
――――

「そんなに変わっちゃったかな、俺」
「いや、なんていうか、大人の彰ちゃんだなぁって」
「それなら、たつおもそうだよ、大人のたつおって感じがする」
そうかな、と中谷はつぶやいた。それは自分自身への問いかけでもある。高校を卒業してからの 10 年間で、自分はあの頃よりも大人になったのだろうか。

(「3・ここまでの一人旅」より)
――――