citron voice

詩人・そらしといろのブログ~お仕事のお知らせから二次創作&BL詩歌まで~

黒松を育てる・2

2017-04-27 18:05:40 | 日記
種まきから23日目にして、発芽した!



そうだ種まきしよう!と勢いだけで種まきをしたため、種をいくつ蒔いたか記憶があやふやだが、6個くらい蒔いた気がする。
中心に1つ、その周りに5個という感じに植えたはずだから、もしかするとあと4つくらい、芽が出るかもしれない。
さっそく出た芽には、「くろ介」と「まつ彦」という名前をつけて呼んでいる。

芽が出たので、定期的に日記を書けることが嬉しい。
月に一度、写真を載せて成長記録をつけていこうと思う。
大袈裟かもしれないが、自分が自分以外に対してきちんと世話ができて、既に達成感がある。
ここからどのように成長するのか、本やネットの情報を見ながら育ててみよう。


黒松を育てる

2017-04-05 16:35:30 | 日記
昨年のクリスマスに友達からもらった、黒松の栽培キットを今日から育てることにした。
黒松の種は気温が15度から20度くらいの時期に発芽すると、説明書に書いてあった。
4月に入ってからようやく、気温が15度前後の日が続くようになったので、種まきをした。黒松の種は、こげ茶の松の実のようだった。
種から草花を育てることは、小学生のときに何度か経験したけれど、木を育てるのは初めてだ。ここ最近は植物の管理をしていないから、不安も多い。

第二詩集『暁を踏み割ってゆく』の表紙イラストをお願いした青井秋先生が挿画を描いている、三浦しをんさんの小説『愛なき世界』(読売新聞で連載中)は、植物の研究をする大学の研究室が舞台の小説だ。私自身、三浦しをんさんの小説が好きで、そこへ青井秋先生のイラストが加わり、読むのも眺めるのも楽しみな作品が、毎日更新されて嬉しいかぎり。
物語の主人公で、研究室に所属する本村さんという女性は、植物が好きだけれど育てるのには向いていないという設定で、自宅で世話をしているポインセチアの葉を赤くできない。それでも、植物が好きで地道に研究を続けている。
本村さんの研究室には植物を育てることが上手い研究者が何人かいて、そういう人を“緑の指”の持ち主と呼んでいる。

魔法のように植物を育てる“緑の指”の持ち主がいるんだろうな、と思う他所のお庭を、出かける途中につい眺めてしまう。花の時期は小鳥がよく集まるから、立ち止まる時間が長くなる。
その庭がずっとあればいいのにな、と思う。そうして、すでに記憶のなかにしかない庭をいくつか思い出す。

黒松の芽が出たら、また日記を書こうと思う。