citron voice

詩人・そらしといろのブログ~お仕事のお知らせから二次創作&BL詩歌まで~

母の日、父の日、エトセトラ

2013-04-29 00:28:24 | 日記


最近、手先を使ってする作業として、シルクフラワーという造花をですね、花瓶やマグカップに活けて遊んでいます。
地元の七里商店街にある花屋さんが、この良く出来た造花・シルクフラワーを販売しています。
七里商店街は、ちまっとしていますが、色々なジャンルのお店が集う便利な商店街です。

シルクフラワーは、花の茎に針金が入っているもので、ニッパーなどを使って自分好みの長さに切り、手で針金を曲げて、生花では出来ないアレンジが可能です。
生花の扱いになれていない人でも、気軽にフラワーアレンジメントに挑戦出来ます。
季節ごとの花が売られており、お店にてアレンジを作ってもらえるので、近い母の日、残る花としてプレゼントに贈るのも素敵だと思います。
鉢植えのアレンジだけでなく、針金部分を曲げてフラワーリースも作ってもらえます。
もうすぐ初夏到来、涼しげなフラワーリースをかけて楽しむのも良いですね。

枯れない、腐らないという利点を生かして、生花の手入れが難しい環境の部屋にも、もってこいのアイテムです。
詩人の端くれとしては、するかどうかは分かりませんが例えば、朗読パフォーマンスの際に用いたり、朗読以外のパフォーマンス(舞踏や演劇など)にも使えるでしょう。
ちなみに、現在、ツイッターのアイコンにしている画像にもシルクフラワーを使用しています。

七里商店街は、東武野田線七里駅周辺にあります。
買い物、飲食、医療、理容美容、趣味、大抵のことは駅前の商店街をうろつけば片付くので、散歩がてらお店に立ち寄ってみてください。

~地元の活性化を願って~

短詩系アンソロジー『頬に春泥』の通販が始まりました!

2013-04-27 00:52:06 | 日記
主催者・マツモトユウコさんのblog、またはツイッターアカウント@you721松本薬夏にて、短詩系アンソロジー『頬に春泥』の通販の申し込みが出来ます。
2013/4/14文学フリマin大阪で買い逃してしまった方は、ぜひ、通販をご利用してください。

短詩系アンソロジー『頬に春泥』
<アンソロジー参加者>
・松本薬夏(俳句)
・嶋田さくらこ(短歌)
・たえなかすず(短歌)
・pom(絵)
・までぃ(絵)
・そらしといろ(現代詩)

一冊で俳句、短歌、現代詩、絵画がコンパクトに配置されております。
参加しているものが言うのもあれですが、小さな美術館のような一冊です。
アンソロジー購入のお問い合わせは、マツモトユウコさんへお願いします。



ではでは、また俳句と散歩を再開しようと思います、ゴールデンウィーク明けにでも。

縛り縛られほどかれて~詩歌トライアスロン~

2013-04-26 23:42:51 | 日記
報告が遅くなってしまいました。
詩客主催の、シンポジウム“~詩型の融合は可能か?~詩歌トライアスロン~2013/4/14”へ参加してきました。
タイトルどおり、シンポジウム一部では、俳句・短歌・現代詩は作品として融合することは可能か、というテーマで俳人、歌人、詩人のパネラーが語っていました。

まずは俳人、歌人、詩人の作品をいくつか引用して、それぞれの詩型の差異を認識する読解が行われ、大学の授業のようでした。
西洋では“ポエム”のひとくくりにされても、日本国内では“俳句”“短歌”“現代詩”とジャンルが分かれており、それぞれに理解度が異なっているのが現実。
とくに“現代詩”は作品の中に“俳句”と“短歌”の恩恵(リズムの縛り)を受けられても、“俳句”と“短歌”の作品は“現代詩”を生かすことが難しい。

もともと俳句は十七音、短歌は三十一音のリズムの縛りがある中で、縛られ縛りを脱出する試みは可能だけれど、現代詩は詩人が自分で縛りを作らなければならず、縛りへの意識の違いは大きいです。
どこで切れるかによって、どの詩型も読者の読み方が異なるのは三詩型の共通点かもしれません。



難しい話はこのあたりで切り取りまして。

シンポジウム二部では、【三詩型を使った融合作品】を公募して、それぞれのジャンルに身を置く人たちが、慣れない、普段は触れていないジャンルの作品を作り、パネラーに「融合具合」を合評してもらうという、このシンポジウムでは初めての試みが行われました。

【作品Aタイプ】一作品に俳句/三句、短歌/三首、詩/一編をそれぞれ分けて書く
【作品Bタイプ】一編の詩作品中で俳句、短歌を組み込む融合作品

私も公募作品Bタイプに挑戦してみました、実はこの日のために、しばらく作っていなかった短歌と俳句を年明けから取り組み始めた次第です。

公募作品には、やはり普段書いているジャンルと書いていないジャンルの、固さ・ゆるさ、が浮かび上がってきたように思いました。だからこそ、融合や越境の様子が見えやすいのかもしれません。
三詩型のパネラーそれぞれ、鋭い指摘が飛び交っており、とくに短歌の方々は作品を厳しく読んでくださりました。
欲を言えば、俳句の方々には作品全体の印象だけでなく、俳句に慣れていない人の作った俳句の特徴や良いところ・悪いところを掘り下げて欲しかったです。
しかし、融合を目指しているはずなのに、パネラーの専門分野に対する意見が多かったように感じました。
詩が短詩系に融合されているか、短詩系が詩に融合されているか、この関係の議論をもっと聞いてみたかったです。

最後は、パネラーそれぞれ一押しの公募作品を選び、パネラーの多数決によって優秀作品が選ばれました。私の作品は、パネラーの野村喜和夫さんに一押し作品として選んでいただき、副賞として詩集『Spectacle&Pigsty』をいただきました、有難うございます。

シンポジウムの実行委員会の皆様、パネラーの皆様、参加者の皆様、当日はお疲れ様でした。
また次回のシンポジウムを楽しみにしております。



【2013/4/14】短詩系アンソロジー『頬に春泥』【文学フリマ】

2013-04-07 03:39:00 | 日記
2013/4/14、大阪にて開催される文学フリマにて、
マツモトユウコさん主催の短詩系アンソロジー『頬に春泥』が頒布されます。
頒布場所→E-30「濁」です。
私は詩で参加させていただきました。

アンソロジー参加者
・松本薬夏(俳句)
・嶋田さくらこ(短歌)
・たえなかすず(短歌)
・pom(絵)
・までぃ(絵)
・そらしといろ(現代詩)

上記のような、一冊で色々な作品が楽しめる内容となっております。
マツモトユウコさんが昨年の晩秋頃から企画を立て、参加者同士で作品から冊子タイトルを考え、
気付けばもう4月の文フリは目の前に迫っています。
文フリの会場で見かけたら、是非、お手に取ってみてください。

私自身はその日、東京都内で行われる
【詩歌梁山泊シンポジウム】へ参加する予定です。
今年になって俳句と短歌を作り始めたのも、このシンポジウムでは、俳人、歌人、詩人が一箇所に集まり、
討論する機会なので、自分なりに事前勉強が必要だなと思いまして。

東の詩歌梁山泊、西の文学フリマ。
来週の日曜日は詩にまみれることになるでしょう。

告知・近況報告でした。

散り散りに歩けど

2013-04-03 02:14:16 | 日記

散歩は15時くらいからはじめて、2時間ほど家の近所を歩いている。
昨日は晴れていたので用水路沿いの歩道を、用水路覗きつつぶらぶら。
コンクリートになってしまった用水路はヘドロによどんで、魚なんかいるんかいと思ってたら、でっかい鯉が跳ねた、のをじっと見てたら、同じく散歩中の見知らぬおじいさんが話しかけてきた。

「鯉いたか?
暖かくなったから橋の下から出てきたんだ。俺はここにずっと住んでいる。
用水路が整備される前には何でもいたよ、しじみもね。
鯉は鮒より強いよ、鯉の寿命は50~60年もある。あっちの病院側の水路の水が足りなくて魚が浮いてたな。」
柴犬を連れて散歩していたおじいさんは、私の祖父とは似ても似つかないが、おじいさんという空気感の優しさみたいなものは似ている。

今日は花散らしの雨を傘で聞きながら、祖父とよく遊びに行った神社まで一人きりで行った。
昔は神社の隣に公園があったはずなのだが、無くなっていた。どんな遊具があったかは忘れてしまったが、そこで遊んだ記憶はある。
しとしと降る雨は桜の花びらに乗っかり、しだれではないのに枝も花房も下向きだった。
晴れていればボール遊びをする男児が集う広場も今日は誰もいなかったので、広場を囲む桜を独り占めしてきた。
そこで撮影した桜の写真。

そして家へ帰る。
歳時記を開いて、散歩の道を思い出す。
そういう日々を繰り返せるようにしたい4月のはじまり。