citron voice

詩人・そらしといろのブログ~お仕事のお知らせから二次創作&BL詩歌まで~

とりとめない

2006-11-29 22:17:57 | 日記
学校から帰ってきて、空きっ腹にバニラアイスと少々のクッキーを詰め込んでみたところ、寄せては返す波のような腹痛に襲われ、中途半端な痛みを感じながらブログを書いています。食欲は普通にあるので晩御飯はしっかり食べました。
一晩寝て治らなかったら、巷で流行しているお腹に来る風邪だと思われるので、そんな予感がしたら病院に行きます。多分、大丈夫です。

帰りの電車の中で図書館から借りてき3冊の本の残り1冊を読んでいました。
『古道具 中野商店』川上 弘美 (著) です。またまた初めて読む作家の作品です。学校の家庭科の先生に川上作品を勧められて読み出したのですが、この小説は面白いです。人物描写が良いし、骨董品ではなく古道具を売っていることを強調する店の主人:中野さんも不思議な人で、好きです。
ちょうど物語が面白い方向に展開する場面で、食い入るように読んでいたら周りの風景が見えていなかったのです。
とある駅で電車のドアが開き、大勢の人がドタドタ出入りをするのを見て、ハッとして顔を上げた途端、ドアが閉まり、電車が発車しました。
内心は(あれ、ここ何処の駅だ?まさか、まさか…)と焦りまくりで、効きすぎた暖房のせいではない、変な汗をかいてしまいました。
窓の向こうに見えた駅名は自分の最寄り駅よりも2つ手前だったので、結果的には大丈夫だったのですが、これで2回目です。
いつか本当に乗り越してしまいそうです。電車の中では周りが見える程度に、小説の世界に浸るようにしようかと。。。

温もり恋し

2006-11-28 22:21:21 | 日記
最近は雨がこまめに降るので、気がつくと今日も傘を持って歩いていました。
昼休みに教室のストーブを、とある男子生徒が勝手につけていました。本当は12月からしか使えないので少々フライング気味です。しかし、男子諸君も今日の冷え込みは昨日よりも厳しく感じたのだと思います。
冬が近づくに連れ、多くの女子はフリース素材などのひざ掛けを使用しています。私はものぐさなので使っていませんが、その使用方法がいくつかあるようでその人の性が現れるようです。
膝にかけている子、スカートに巻きつけて座っている子、あまりの寒さに肩から覆っている子…色とりどりのひざ掛けが目に入るようになると、2学期も終わりが近いという合図に思えます。

話は変わりますが、一度、冬眠をしてみたいです。
私は元々動きが鈍いのですが、寒くなればなるほど外出の時は、厚着をした上にコートを羽織ってマフラーと手袋をつけるので、熊がのっそりと歩いている姿に似ています。コレだけ動きが鈍くなるのならば、ずっと布団の中でモゾモゾしていられそうです。だから、何だか冬眠が出来そうな気がするのですが。
まぁ、完璧に冬眠をすることはなかなか根性がいりそうです。でも、人間も秋に美味しいものを(と言うよりは季節に季節のものを)食べて栄養をためているから、冬は少しじっとして力を蓄える季節なのかな、と。
蓄えるからにはしっかり蓄えて、気は早いですが、来る春に備えておきたいです。。。

咲く

2006-11-27 22:12:43 | 日記
朝・放課後の勉強会のおかげで、日商簿記3級、どうにか合格しました。
漢字検定2級もこれに続いて欲しいです。でも英語の勉強もやらなければ、大学で本当に大変なことになりそうな位に出来ないので、笑いたくても笑えません。

先日、図書室から本を3冊借りてきました。そのうち2冊は読み終わりました。
1冊は『夏期休暇』長野まゆみ(著)です。これは後ほど感想をまとめるので、その時に改めて紹介します。
そしてもう1冊は『焼きそばうえだ』さくらももこ(著)です。
記憶が薄れないうちに感想を…最近、すぐに言葉が出てこないときがあり、一体私の脳年齢は何歳なのかと疑ってしまいます。それはさておき。

大人になっても夢がある、それを語り合って実現させる仲間に恵まれたさくらさんが結成した「男子の会」のメンバー、植田さんがうらやましく思えました。
とはいっても、実は植田さんは何も知らされないまま、焼きそば屋の店主になるようにさくらさんを含む「男子の会」のメンバーに、半ば命令されるように言われるのです。さて、一体何処で焼きそば屋を営むのか。
常夏の楽園、バリ…
そうなんです、最早海も時差も国境も越えた植田さんにとって未開の地にて、焼きそば屋を作ると言う、まさに大人のお遊びだったのでした。
けれどそこは大人のメンバー達。子どもとは違って経済力と見聞のある大人は、どんなにくだらない夢でも実現させるだけの行動力があるのです。

いつもさくらさんのエッセイを読んでいると、何回か大笑いの波がやってきます。
だから通学の電車の中では読めません。読者の笑いのつぼをピンポイントに押してくれるので、この『焼きそばうえだ』も楽しく読めました。
一口に面白いと言うわけではありません。どんなに小さくてもお店を開く、という事は大変だという苦労話、バリの土地柄を踏まえたうえでの経営、またテロが起きたことによって出店できるかどうか…というような、現実的・具体的な問題と否が応でも直視することになるのです。
それを乗り越えていく「男子の会」の結束力に云々、と続くわけでもなく、それぞれが役割を何となく使命感に襲われてやっていった結果がちゃんと現れるのです。
私も大人になったらこんな風に、夢みたいなことを実現させるだけの行動力が身についていれば、と思います。
さくらさんと「男子の会」のメンバーがちょっと格好良く見えました。。。

小旅行

2006-11-26 18:26:34 | 日記
今日は念願叶いまして、国立西洋美術館にて開催されている『ベルギー王立美術館展』に行って来ました、母と。
美術館は家族そろって好きなので、何か特別展をやっているとよく足を運びます。
今回も素晴らしい作品に、この日本で巡り会うことが出来て嬉しい限りです。

日常の生活風景を書いている作品はほのぼのしていて、当時の様子が分かります。よく描かれているのは村でのお祝い事の様子です。普段は食べないようなご馳走やお酒がテーブルに沢山あって、村人達は歌や音楽に合わせて踊っています。
実際には見たことのない風景なのに、どこかほっとします。
貴族の肖像画は写真のように描いてあって、筆の跡が見えないほどです。
特に、豪華な衣装の描写は本当に素晴らしいです。細かいレースの飾りや、光の加減によって浮かび上がるような加工をしてある布地の模様、写真と言われたら信じてしまうような、貴金属類の艶やかな様子…。

そして極めつけは、私の大好きな画家:ルネ・マグリットの作品です。
今回の展覧会で展示されていたのは
『女盗賊』『光の帝国』『血の声』の3作品でした。
展示は最後の方だったので、最後の最後に、やられた…という感じでした。
『光の帝国』を目の前にしたとき、声が出ませんでした。その迫力に圧倒されて。
元々、それこそ写真のような絵なので現物をよく見ると、水面に映る灯りは確かに絵の具が塗り重なって表現されているのですが、後ろに下がって全体を眺めた時、もう絵筆の感触を感じさせず、これが一つの作品です、と言わんばかりの存在感がありました。あまりの凄さに、涙が出そうになりました。
『女盗賊』『血の声』も共に素晴らしい作品です。私が見ているこのカンヴァスの前にマグリットが絵筆を持って作品を描いていたと思うと、体がしびれるような感じがしました。
展覧会などでは必ず絵葉書を買います。これは趣味です。随分と集まりました。
最近ではその展覧会のカタログも買っています。
今回は帰りに思い切ってマグリットの画集も買って帰りました。
精神的に大満足です。満たされました。。。

むさぼる

2006-11-25 18:41:45 | 日記
今月はブログの更新に穴が開きすぎですね…
更新できなかった日の状況は、学校から帰ってきて晩御飯食べてお風呂に入って、さぁ更新するぞ、と思っているうちに寝ています。
日記は一日の出来事を振り返りながら書いているので、どうしても夜になってしまいます。
と、連ねてみても言い訳がましいので、この辺で昨日の出来事を書こうかと。

昨日は私を含めて友達5人で映画を観てきました。
『DEATH NOTE the Last name』
これは原作の漫画が大好きなので、6月に公開された前編も観ています。
語りだすと止まらなくなるので、出来るだけ簡潔にまとめます。
ネタバレが嫌な方はスルーしてください。

前回の続き、夜神 月の殺されてしまった彼女:秋野詩織の葬儀から話が始まります。
原作の内容に沿って進む場面と、映画のオリジナルの部分が違和感なく融合されていました。
第二・第三のキラの登場、Lと月の頭脳対決、正義とは・悪とは。
結末は原作のコミックとは全く異なっており、映画版DEATH NOTEとして充分に楽しめる作品に仕上がっていました。

今回もLは様々なお菓子を沢山食べています。第二のキラである弥 海紗の住んでいる部屋の内装は見応えがあると言うか、すごい部屋でした。
展開の速い推理モノの小説や漫画は、自分のペースにあわせて何度も読み返して理解をするようにしているのですが、映画はそうは行かないので自分もリズムに乗って観るようにしました。
前半部分はコミックの内容が主になっているように感じました。
後半部分から、意外な展開の連続です。涙腺の弱い方はハンカチを用意して観て下さい。結末は…切ないです。

原作を知らない方でも充分に楽しめるストーリー構成になっているので、興味のある方は是非、観てください。。。


ほつれて、つながって

2006-11-23 22:01:12 | 日記
先日、編物を始めたと書きました。例のマフラー、編み始めが非常に緩く不恰好だったので思い切って解いてみました。
改めて毛糸を丸めて編み直し始めると前よりも目が細かくなり、何とかマフラーと呼べるものになりそうです。

秋も深まり冬が迫っている今日この頃です、空気が乾燥しています。
おかげで手がガサガサしがちで、毛糸の細い繊維の部分にささくれなどが引っかかります。
細い繊維の一つ一つを見て、それから自分の着ている洋服を見ました。
考えてみればこの洋服も本は細い細い糸が、織られ編まれて布になるのだなと。
昔の人はこの作業をみんな手作業、手作りでやっていたのですね。
繊維を作り、糸を紡いで機を織り布とする。
そして、製糸や布を織る機械を作った人はすごいなと思います。
今までの手作業の仕事を機械化するということを思いつき、成功させる…
何気なく見ているだけでは布という認識でしかないのですが、布の大本は糸です。

実に細やかな布が、美しい布が世の中には沢山あります。
それらを当たり前のように感じていましたが、編物を通して色々見えてきました。
ぞんざいに扱いがちな制服やジャージも、私が着る期間は残りわずかです。
今気がつけたからには、卒業式の日も綺麗な制服であってほしいので、もう少し丁寧に扱うことを心がけます。
今更ながら、当たり前のことを当たり前と感じすぎていることに危機感、と言ったら語弊があるかもしれませんが、そんな事を感じました。
物を大切に扱う、丁寧に扱う。
使い捨てではなく、繰り返し使っていけるモノが後の文化に引き継がれていくのかもしれません。。。

ぴったり

2006-11-22 19:47:07 | 日記
いつの間にか白い息が目立つようになっていました。学校に植えられている桜の葉っぱもオレンジに染まってきましてた。
今月も残す所あと8日くらいです。何だかんだでまたすぐに期末テストがやってきます。2年生は修学旅行の関係でもう期末1週間前に突入したそうです。
思えば私が修学旅行に行ったのも、あと少しでちょうど1年前となります。
旅行先は沖縄でした。飛行機の苦手な私にとって行きと帰りは半泣き状態でしたが、上空から見た沖縄の透き通った青、水色、翠の海に思わずため息を漏らしました。懐かしいと感じてしまう辺り、時は確実に流れているようです。

今、情報の授業の内容が、商業に関することをグループで調べてプレゼンテーションを作成し発表をする、という事をやっています。
まずテーマの設定から始めたのですが、5人のグループの中私を含む3人が
「コンビにおでんか肉まん」
と意見が一致し、他の二人もそれで納得したのでほぼ満場一致で決まりました。
なぜか私のクラスは情報の授業数が他よりも少なく、時間のない中での作業となります。でも、メンバー皆で協力し合えば、なかなか良いものが出来そうな気がしています。

さて、明日は勤労感謝の日でお休みです。親孝行、肩揉みから始めようかと。。。

交友・友好

2006-11-21 22:02:02 | 日記
友達との関わり方は人それぞれですが、願わくば気の合う人と末永く付き合いたいものです。とは言っても、世の中にいるのは気の会う人ばかりではないので、これもまた一つの縁と思って出会えたのだと素直に思えるようになりたいです。

先週、家庭科の先生に「人それぞれの考えを理解するのは難しいけれど、そういう考え方もあるのだと思えばいい」と言われました。
確かにそのとおりです。自分一人だけの狭い世界だけではなく、あらゆる方向に視野を広げさせるためにも人の考えを聞くということは大切なことだ、と頭では分かっているのですが…
そう簡単なことではないです。一度でもその人に対して嫌だなと思ってしまうとなかなかそのイメージは変わらないもので。
悩んで愚痴をこぼして、話を聞いてもらって、けれど相手に対して何も言えず。

でも、それを乗り越えられた時、自分の中でも少し何かが変わった気がしました。

変な話ですが、相手の嫌な部分をそのまま自分に重ねてみると、
(あぁ、自分も意外とこんな態度とっているよな)
と思ったりして、自分の悪い部分を見つけられるような気がします。
それを見つめなおした後、改めて相手と接してみると
(こういう態度をとられても仕方のないことを自分もしていたのだ)
と感じて、気をつけるようになりました。
それでもまだまだ皆(友達・家族等)に甘えていて大目に見てもらっています。
早く大人になりたいわけではありませんが、精神面の成長はしたいです。

ふと、そんなことを考えてしまった一日でした。。。

たかだか、未だ…

2006-11-20 21:31:38 | 日記
昨日からの雨を引きずって今日も降ったり止んだりでした。お昼頃、一時雲がきれて太陽が見えたのが幻想のようです。
放課後、早速友達と漢字検定の申し込みをしてきました。初めて個人で受ける検定です。
中学の頃は団体で英検や漢検の申し込みをしていたのですが、それとは違って自分で受験票を送るという、それだけの行為に新鮮さを感じます。
高校でも商業関係の検定は、団体で申し込んで学校で試験をうける形です。どこか別の会場へ行って受ける検定は初めてです、多分。

まだまだ知らない事ばかりなんだなと、つくづく思います。

学校へ戻って受験票を書いていると、思わぬ人から思いかけず漢検2級の問題集を借りることが出来、少し、いやかなり嬉しかったです。
明日からの放課後は時間の許す限り、その問題集をひたすら解こうと思います。
ぱらっとめくったところ、読めるには読めても書こうとしたら鉛筆が止まってしまいそうなものが多かったです。国語が好きなのに、全く…
そんなこんなでまた新しく目標が出来たので、頑張ります。。。

心配は空回り

2006-11-19 18:43:30 | 日記
第114回日商簿記検定・3級、うけてきました。
早速、先ほど解答速報を見たところ…
心配していた試算表は多分、30点満点取れたはずです、が。
完璧だと思っていた仕訳が思わぬところで1問、間違えていました。
かなりショックです。出来たと思っていたのに、見直しをしても頭の中では大丈夫と妙に過信していて、見直しの意味が全くありません。
更には出納帳の答え方を思い出せず、間違い、取れて2点がせいぜいです。0点の可能性も充分に考えられます…
実際の合否は公式の発表があるまで分かりませんが、本当に微妙な所です。

次回の日商簿記検定は
平成19年2月25日(日) 第115回2級~4級
となっています。

私はその前に漢字検定をうける予定です。明日友達と二人して本屋さんに申し込みに行ってきます。
とりあえず、やれることはやったので、はい。
読書と英語と現代文の勉強を進められるようになったのだ、と気分を切り替えて、明日は月曜日。
応用に弱いのだとつくづく思い知らされた半日でした。。。