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詩人・そらしといろのブログ~お仕事のお知らせから二次創作&BL詩歌まで~

ありがとう2022 よろしく2023

2023-01-08 12:23:03 | 主な仕事の記録
新年も明けて、もう一週間が経ちました。
昨年の出来事が急に遠ざかるような、今日この頃です。
忘れないうちに、昨年の振り返りをしたいと思います。

昨年は、4月から出版社のふらんす堂さんのwebページにて、
歌人の松野志保さんとの短歌と、私の詩の連載企画
「旅のリズムと、うたう手紙と、」が始まり、今年の3月まで更新される予定です。
架空の世界を、南から北上するRと、北から南下するJが、
世界の真ん中の町で出会うことができるか、という内容です。
架空の町を妄想する楽しさ、手紙のような詩を書く難しさがありました。
世界の真ん中を目指しての旅も、まもなく終わりです。
連載を最後まで楽しんでいただけましたら幸いです。

5月は文学フリマ東京に参加しました。
このときの新作は、詩のフリーペーパーの「小庭vol.2」でした。
10月は、東京ポエケットに参加しました。
このときは新刊はなく、既刊の本のみでの参加でしたが、
アットホームな会場でのんびりと、詩を好きなひとたちと交流できたことは嬉しかったです。
11月の文学フリマ東京では、私自身はイベントに参加できませんでしたが、
稀人舎さんのブースにて、俳人の松本薬夏さんと作った新刊、
俳句と詩の合同誌「ハレの日、ケの日」を販売しました。
遊園地とサーカス劇場を舞台に、俳句と詩を書いて、幻想的で切ない雰囲気の一冊になりました。
「ハレの日、ケの日」は、まだまだ在庫があるので、これからも販売してゆきます。

9月には、ここ5年ほど開催されている、銀座の柴田悦子画廊さんでの、
美術と言葉の作品展「言絵絵言Ⅴ」に参加しました。
私は4度目の参加となり、美術家の佐藤梨香さんと組んで、
油絵、和紙に描かれた絵、和紙の立体物を作りました。
アクリル絵具、油絵具で詩を書くのが緊張しましたが、
絵具だと小さな文字や複雑な文字が書けないので、
自然と少ない言葉で表現することになり、良い経験となりました。
「言絵絵言」展は、昨年の5回目をもって、一度お休み期間に入るようです。
またどこかで、美術と言葉が出会う日が来ますように。

昨年を振り返ると、私としては結構なスピードで、
詩をたくさん書いていたようです。
ふらんす堂さんでの詩の連載によって、月に一度は締切があり、
「言絵絵言」展でも新作を4編書いて、
俳句と詩の合同誌「ハレの日、ケの日」を作って、
アクティブに詩を書く一年を過ごしていました。

今年、2023年は、できれば稀人舎さんのもとで、
手作りのミニ詩集を作りたいな、と思っています。
それから、文学フリマではフリーペーパー「小庭」の新作を、
発表できると良いな、と思っています。
自分ひとりだけの目標になると、気持ちをしっかり持たないと、後回しにしがちで……。
ミニ詩集が難しければ、フリーペーパーだけでも新作を作れますように!
昨年がちょっとハイペースだったな、と感じているので、
今年は自分のペースで詩を書きたいです。

2023年が、楽しく充実した一年になりますように。

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