citron voice

詩人・そらしといろのブログ~お仕事のお知らせから二次創作&BL詩歌まで~

サイファー、

2010-06-06 20:50:43 | 日記
Bottle/Exercise/Cypher:vol.1、行ってきました。
普段、活字になった詩と名前でしか知らない詩人の声を生で聴けたのは、とても面白かったです。顔が見えて、何となく個性や歴史?がにじみ出ていて、良い意味で異様な空間でした。

大学の友人と行きましたが、詩ってなんだろうと帰り際、駅のホームで話してました。
全ての作品にメッセージがあるのか、と問われたら、私は、全ての作品にメッセージがあるとは言い切れません。

私が書いているモノは、物語的で完結したモノ、私小説的で問いかけを含んだモノ、二種類に分けられるかも、と思いました。
物語的で完結したモノは、スケッチ、絵コンテ、私の眼が見た景色を言葉に置き換えた感じです。誰かと景色を共有して、脳内で再生して、見えるモノはそれぞれにあって。
私小説的で問いかけを含んだモノは、私自身が何か言いたくて、だけどストレートには言いづらい、でも伝えたい、それは例えばこんな、海みたいな感じです、という風に書いています。

何かしらテーマを持って書いていますが、テーマはメッセージに直通しないです、個人的に。

書きたい欲求があって書いていて、書いたモノを誰かと何か共有して、ひっそり背負っている不安要素を軽くしたい、お互いに軽く出来たら良いなと思っている部分はあります。

過去の詩人の作品をほとんど読まないまま、ここまではとにかく勢いで来れてしまった感たっぷりです。
唯一、尾崎放哉の俳句は愛読しています。

Bottle/Exercise/Cypher、やはり野外の方が合ってると感じました、鼓膜や触覚で。
屋内は胎内的で、色んなエネルギーをいっぺんに抱えきれず、無理矢理な核分裂というか、野菜と果物と魚と肉と歯磨き粉をミキサーにかけてしまったというか。
屋外の方が、もっと自由なエネルギー活動がありそうだなと。

と、今回は聴衆に徹していたので、朗読の輪に入ったらどうなるか、どう感じるのかわかりませんが。
朗読とオープンマイクの切り替わりが曖昧すぎて、でもそういうものなのかもしれない……。

さて、俳句の宿題をどうしようか。

ダイエットします、言葉の。

2010-06-04 19:20:17 | 日記
明後日の日曜日に、

・Bottle/Exercise/Cypher:vol.1

という、詩の朗読イベントを、覗きに行ってみようと思います、友人を連れて。
朗読、オープンマイクによる自由発表、言葉が主役のイベントのようです。

大学で所属する演習では、学生それぞれが作った作品を朗読発表していますが、授業は1コマ90分、学生は約20名、作品は原稿用紙4~7枚分ともなれば、皆、音声案内のような棒読みになります、私もですが。

そんな中でも一人だけ、演劇をやっているらしい学生がいるのですが、上手だと思います、朗読。
声、喋り口調、書き言葉が一つの空気を作り出す感じの朗読をします、彼女は。
私自身は、朗読以前に歯並びが悪く、滑舌も悪く、自分の本名を名乗るのが一番難しいです、発音と滑舌が。緊張すると、尚更に。

参加する方々が、どのような朗読をするのか、発表・パフォーマンスをするのか、ドキドキです、Bottle/Exercise/Cypher:vol.1。