たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

団地の高齢化

2017年07月21日 | 日記

庭の残った雑草引きをしていたら救急車のサイレンが聞こえて、前の家並の幹線道路で止まった。さては斜め裏隣、同年輩のご主人の具合が悪くなったのかと思いながら、約30分ほどして草取りは終わった。出て行くサイレンは聞こえなかったので、行ってみると正しくその家だった。

丁度救急車が屋敷内の駐車場にバックして方向転換していて、一人の救急隊員に歩行を制止された。県病院が一番近いので搬送されたようだ。家人は老夫婦に娘さんの3人家族だと聞いていた。いつも人が住んでいるのかと思うくらい静かで、夜の灯りはついているので、裏隣の奥さんに最近確認していたところだ。

予想した急患がご主人なら心臓が少し具合が悪いと奥さんに聞いたことがある。救急車は30分くらい停車していたので応急措置をしていたのかも知れぬ。家人や隣人は誰ひとり見送っていなかった。高齢化が進む団地なので救急車は珍しくない。

数日前から反対側の道路1本入った2軒目の家の取壊し工事がはじまっている。春の町内コンペ反省会の席で、自治会長さんが工事に入ると業者の挨拶があったと話しておられた。

瓦を廃棄物ダンプに放り投げる音がうるさく見に行ったら、2人の職人中一人はイラン人らしい外人だった。「コンニチハ」と挨拶された。「少しうるさいな」と言って見てたいら。前の家の独居老人も見に出て来られた。昨日の夕方にも見に行ったら、近所の住民4人に増えた。

救急車を見送ってまた取壊しを見に行った。イラン人はまた挨拶してくれた。今日は重機も入り本格的で「まだこれからです」と言われた。

近所に2軒の中古住宅も売りに出されている。1軒は外装内装リフォーム済みで、軽量鉄骨造スレート葺2階建て1,080万円。もう1軒は木造瓦葺2階建て1,200万円とチラシが入った。
更に団地中心の公的地域に近い家を撤去し更地分譲もしている。
団地は高齢化し世代交代が進む。


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