たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

原発事故調査委員会・報告書

2012年07月09日 | 日記

今日は大学病院で定期検診の日です。受信する科は耳鼻咽喉科で甲状腺腫瘍の経過です。
半年ごとにエコー検査で大きさの変化だけみてもらっています。
外見上や自己触診では変化がないので楽観しています。さてどんな結果が出ますやら?
最近新聞を読むと、ストレスを増す記事が多く私の甲状腺が腫れる。

憲政史上初めて国会に設けられた福島原発第三者委員会が最終報告書を出した。ようやく人災と結論づけた。
規制する国の諸機関の側が電力会社に虜にされていたとか、あ~ぁ情けない。また翌日の新聞は委員長自らが起草した、序文で「事故はメード・イン・ジャパン」と明記したって。
なにそれ?それも英語版と日本語版で内容が異なるって・・またなに・・・・?。
「事故の根本原因は日本人の習慣や文化にあると批判、権威を疑問視しない、反射的な従順性、集団主義、島国的閉鎖性にある」って英語版では言ったとか。

日本語版では「年功序列や終身雇用など組織構造の問題点が中心」で、日本人や文化に対する批判の文言は見当たらないって・・。なによこれ・・。

委員長の黒川清氏ってどういう人物?。委員会のメンバー9人のうち元学者らしき人が3人、元外交官1人、元検事1人、半分以上が名も知らない元、元ばかりじゃないの。残りが現職学者1人、ノーベル賞の田中さん、マスコミ1人、地元商工会1人、デザイナー1人、一体誰がこんな大事な委員会にこんなわけの分らない委員を選んだの?

事実を究明する専門家の弁護士や哲学者など少なくとも何人か入れるべきではなかったか。
果たせるかな昨日のネットニュースでは英国マスコミが、”重大な報告書と文化を混同することは混乱したメッセージを世界に与える」と批判した。” 当然の批判で的を得た批判だ。

アンネの日記を読んでいる最中だが、ヨーロッパ人はあの過酷な隠れ家でも、”8人は喧々諤々(けんけんがくがく)と互いにやりあい、一歩も譲らない。これが日本人だったら、先ずはおたがい和を保ち、毎日をなごやかに暮らすことを旨とし、個人的不満や言い分は自分の胸におさめるだろう”と翻訳者、深町真理子氏は書いている。

大津市中学生自殺事件、「対応不十分認める」市長涙の会見、若い女性市長だ。遺族が申し立て今頃後悔や反省して、泣いて見せてもみっともないこと限りない。
市長になるような人は公的な場で泣くな、情けない。「涙は女の特性、公的不祥事と混同するな」と言ってやりたい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿