石原慎太郎さんが引退された。暴言(妄言)し放題の暴走老人の引退はすっきりした。
今度の選挙には出ないと言いながら、次世代の党員から票集めで出てくれと頼まれて出馬し落選。予定調和でしかない。
池上彰選挙速報でも池上氏は「落選予定で出ることは有権者をバカにしていないか」と言っていた。
ヤフーニュースの引退記事の閲覧者コメントを全部読んだ。この人を嫌う人が結構多い。私も好きではなかった。引退会見に中国ネットの反発も相当あったらしい。「やりたいことをやって人から憎まれて死にたい」と締めた。どうぞご随意に。
16日の朝日新聞には、報道姿勢(アベノミクス・慰安婦)などを批判して本社に脅迫文と小刀が届いたとある。困った人がいるもんだ。アルカイダとかイスラム過激派と同じ線上にある。
17日報道には、「吉田調書」報道は『命令違反で撤退した』かどうかは解釈の問題。記事は誤報ではなく、処分は、知る権利への奉仕のため努力を重ねている記者を萎縮させる」と、弁護士やジャーナリストの鎌田 慧(けい・さとし)さんらが記事取り消しと記者への処分撤回を求める声明を発表し、16日記者会見した。
今日18日報道には、慰安婦問題の記事を書いた元朝日記者を北星大が来年度も雇用を継続すると17日発表。
5月と7月には退職要求のメールや電話が相次いだ。10月には学生を傷つけると脅迫電話をかけた60代の男が逮捕された。再雇用は、文科大臣が大学を後押しする発言や、大学教授、作家の池澤夏樹さんら千人以上が呼びかけ人に名を連ね「負けるな北星!の会」が発足するなど外部に支援の輪が広がっていた。
大学は悩んだがキリスト教による建学の精神の理念に立ち返り前に進もうと決意した。
立派ですね。
33年にわたった慰安婦問題にケリをつけ、後輩に託して引退された前社長も潔く、去り際の美学・大事さが良かった。それに較べ石原慎太郎氏の去り際の何と傲慢で薄汚いこと。
まあ、わたしはこの寒いのに4時には配達してくれるおばさんに悪くてせっせと朝日を読んでいます。今朝はさすがに雪で7時前の配達でした。ごくろうさん!
今朝は10センチほどの積雪をみてさすがに寒さが厳しい。
昨日は図書館へ返本に行ってきた。3週間余り借りていて読了していなかったが、期限を1週間ほど過ぎてたので半分ほど未読であったが再借り出しの手続きはしないで返却した。
・「新説日本史」“大人のための教科書 どこから読んでも面白いほどよくわかる“
日本文芸社刊 編者は時代ごとの専門分野歴史家9人の編集 見開き2ページで一つの歴史上の事柄、事変などを解説し、時代順に追った読みやすい本だった。
新刊書棚は誰でも覗くが最近なかなか借り出そうと思うような本に出当たらない。新刊書案内のパンフも置いてあり自由に貰ってこれるし、発行済みパンフのファイルも置いてある。
何も借りないで帰ろうと出口へ向かったところ、丁度司書が廃本棚へ20冊ほど並べているところだった。偶然の出会いで2冊を貰ってきた。
・文庫本「岐阜県の歴史散歩」全国歴史散歩シリーズ21 岐阜県高等学校教育研究会社会部会 著 山川出版社 1974.12月刊
・「たそがれ清兵衛」 藤沢周平 著 新潮社 1988.9刊 小説新潮に発表された表題の短編を主体に8編の短編集である。藤沢文学のエッセンス集ともいえる好短編。
“時刻は四ツ半(午後11時)を過ぎているのに、城の北濠端にある小海町の家老屋敷、杉山家の奥にはまだ灯がともっていた。”と、始まる「たそがれ清兵衛」は、相変わらず清冽な文体の30ページほどで一晩で読んだ。
わが図書館は立派な施設であるが最近市民のマナーが悪くなり、藤沢周平・遠藤周作など人気作品は書き込みが多く、もう購入しない。文庫本で各人が購入して・・と貼り出していた時期があった。休館日の返本も郵便ポストで返却できたのが廃止され、手渡し返本に変更された。