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実行へのヒント-701

2018年11月07日 | Weblog
幸福と充実へのあゆみ ④

SOHO、フリーランスの増加が半端ではない。

Web スタディウォーカー は、アメリカのフリーランス事情を以下の如く伝えている。
https://studywalker.jp/qualify/article/151532/

(米国事情---概要)
フリーランサー人口:2017年で約5730万人。
フリーランサーでない就業者は約1億270万人。
フリーランサーがアメリカの労働人口約1億6000万人の約35.8%。
2027年には約50.9%と過半を占めるようになると予測。
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一方、日本ではフリーランスの実態調査をマッチングサイトのランサーズがWebで発表している。
https://www.lancers.co.jp/news/pr/14679/

要約すると
日本のフリーランス人口:1,119万人。
労働人口に占める割合は17%。
そのうち副業が744万人。

その経済規模は7兆8,280億円と8兆円近い規模になり、報酬は堅調に増加。
業務委託ベースのパラレルワーカー数が伸長している傾向。
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以上の時代を古い眼鏡で見れば、会社社会の3割近くが崩壊で安定した雇用は失われつつある。

しかし新しい見方をすれば、個人の自由の再獲得時代の到来である。
安定収入は誰もが求めることだ。
しかしすべての前提に「カネ」がある議論はどう見ても古い。

不安定を叫ぶのは会社人間で、自由人は顧客の多数を得て安定を図る。
またフリーランスは会社人には戻りたくないと考える人が6-7割に達するともいわれている。

人はパンのみにて生くるものに非ず。
だがパンも重要である。
しかしその欲求が満たされれば、次には「心の自由」と「自由な時間」を欲するようになる。
だから独立する。

この時、そうだ! という考えは、「現社会の収入安定」を求める人からは生まれない。

話は続いて、
その次は「ゆとり」の時間と能力を自由に使う方向へ向く。
それがボランティアなのか、趣味なのか、社会への還元なのか、まったく「多様」である。

規範はなく、自分の心が決める。
この「会社」中心から「個人」中心へのパラダイム変化に早く気づいた方が良い。

日本の会社全盛時代は1980年代で終わっている。
代わってやってきたのは「個人の知恵を使う時代」である。
これがポストモダン(モデル=型の終焉)、の現実的な答えではなかろうか。
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