河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント892

2024年06月17日 | Weblog


ここを上手に乗り越えよう-2
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前回は、以下3点の1.と 2.について述べた。
1.甘い言葉には乗らない
2.起業までのプロセスと注意点は3つ
3.自己成長を常に意識する
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だから個人的にアドヴァイスする場合には、
・行動力に溢れ過ぎる人には、「充分準備を重ねてから」と言い、
・考え込んでしまうタイプには、「何事も試してみなければ分からない」と言うことになる。

さて今回は、
3.自己成長を常に意識する
について述べよう。

事業を実行していると利益の方に気を取られるが故に、自己成長など後回しになりがちである。
ところが将来の収益(収入)を決めるのは、実際社長自身の成長にかかっている。
私が仕事の軸足を地元の三鷹に置き、SOHO CITY みたか構想に本格的に関わって26年が経つ。
そのプロセスと現在の結果を踏まえて自信を持って言える。

2-3年ではわからないか、5年10年20年と経つと明確に収益の差になって表れる。
経営は生き物だから、社長の成長率=収益の成長率とは単純に言えない。
ただし、社長が成長すれば業績は伸びる。
その内容は明らかで次の様にまとめられる。

1)我々は事業計画書を経営の最重要ツールとして活用する(そのように学んでもらう)。
2)事業計画書の本質は社長の考えを尽くすことにあり、しかも現実とリンクしていなければ無意味である。
3)言うは易いが、これは大変骨の折れる仕事だ。この成長へのプロセスにおいて社長は地力をつけざるを得ない。

人間は本来怠け者だし、大変よりも楽な方を選びたい。
それでよい時もあるが、経営についてだけはそれが許されない。
何故なら市場競争があるからである。
天才ではない普通の人が実力をつけるには、毎日トレーニングを重ねる以外に方法がない。

事業を続けるには
・売るものを磨き
・売り方を磨き
・社長自身が自分を磨く
こと意外にはない。
ただ、これはかなりしんどい。

だから10年続く確率は10%しかない。
途中で脱落する人が9割もいるのは当たり前なのかもしれない。

ただ経験的に次の事だけは言える。
辛いと思ったら、逃げ腰となるより体ごとぶつかる勇気が必要である。
そのものに飛び込み一体となってみるのである。

それに値する仕事。
それに値する仲間。
それに値する新たな機会へ飛び込む勇気。
もちろんそれは見込みあっての事である。

その結果、個人ではたかが知れている、という組織優位の呪縛から
個人でもこれだけ出来る、に変わる。
結果がついてくるとこれが一転、急に面白くなってしまうものなのだ。

ここがミソだろう。

だから希望が持てる社会を待つのではなく、希望が持てるように自分から動いてみよう。

小さくても構わない。
まずは自分に合った目標を今、ここで立ててみる。
そして本気でやり遂げてみるのだ。
その小さなチャレンジが、間違いなく自分を成長させる。

成功とは、本人の着想と日々の努力の積み重ねの中にこそある。
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「人が生きていくうえで、何らかの生きがいを持つことは大切ですが、それにはまず手の届く目標を立てることが必要でしょう。
ですから私はどんな小さなことでもいいから自分なりの目標を持ちなさいと言います。
それをクリアできた時の気分を味わってほしい。
それは次の目標へのステップともなり、ひいては生きがいにつながると思うから。」

.(寺田千代乃:アート引越しセンター創業者)


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