どすこい、日本!
昨日の参議院選挙の結果は、皆さんが予想したとおりである。
その党首が集まったNHKの討論会では、ダークスーツに身を包んだ方々が思い々々の主張を繰り返す。
テレビに映ると立派なコトを言わねば、という気分になるらしい。
そういえば東京オリンピックの頃だと思う。
政治は新聞やラジオの中から飛び出て、その重心はテレビに移っていった。
最初はテレビなんて、とバカにしていたものだが意外と影響力があることを人々は知る。
そんな私もテレビに魅せられた一人だ。
「ララミー牧場」
「名犬ラッシー」
「ルーシーショー」…。
なんてったって、その頃はアメリカ番組のオンパレードだった。
さて、そのテレビの時代。
出演者はだんだんと意識してカッコをつけるようになる。
インスタ映えと同じ原理。
しかも立派なことを言う。
それが受けると思っていたが、どうもその時代は過ぎてしまったようだ。
理由は簡単で、視聴者が賢くなったからである。
ネットの台頭もある。
みんなバレてしまった。
では、これからどうなるのか。
経済はダメ。
社会もダメ。
学校もダメなら、職場も家庭もダメ。
そうなら日本の将来は暗く課題だらけだが、本当に変テコになってしまったのだろうか。
そんなことを考えながらPCで動画を見ていたら、会計学の”福井義高”教授がおもむろにしゃべり始めた。
「平成の失われた30年は、どうも嘘だというレポートがアメリカから出ました」
□ 2019年、日本は世界第2位、URL
https://www.usnews.com/news/best-countries/articles/2019-01-23/switzerland-japan-are-the-worlds-best-countries
「GDPの伸びにあらわれない、生活の質で計算すると日本はスイスについで世界第2位なんですね」
「(日本が足踏みをしている間に)アメリカのGDPが増えた、という言うけれど、労働投入量が増えただけです」
「個人に換算すると、そう多くもないです」
「生産効率は上がっている」
「日本の良さは、海外からのリピーター観光客が多いことでもわかります」
「日本をダメだという人でも、絶対に海外に移住しませんよね。なぜですかね」
という話である。
このレポートは、
・ U.S. News & World Report,
・BAV Group (a unit of global marketing communications company VMLY&R) and the
・Wharton School of the University of Pennsylvania
のパートナーシップによりつくられたという。
確かに、失われた30年の日本は”マスコミ”からは伝わってくるが「実感はない」という人は多い。
ああ勘違い、とレポートは雄弁に語っている。
この30年、日本は高止まりしていたのだ。
だから成長はない。
そしてお金の勘定、つまりGDP比較という数字だけの評価時代は過去のものになりつつある。
偏差値教育も同じだろう。
ある数字だけで人間の「質」は判断できない。
新聞もテレビも何かと騒ぐが、ふと横を見れば幸せな顔をした人が現実にいる。
勘違いさえしなければ、という条件つきで日本は様々なチャンスに溢れる国だ。
意外ではあるが、希望は足下にあった。
□ 2019年、世界ランキング(資料)、URL
https://media.beam.usnews.com/55/57/eb2338c7493eadf38e29db4b8dca/190116-best-countries-overall-rankings-2019.pdf#search='190116bestcountriesoverallrankings'
昨日の参議院選挙の結果は、皆さんが予想したとおりである。
その党首が集まったNHKの討論会では、ダークスーツに身を包んだ方々が思い々々の主張を繰り返す。
テレビに映ると立派なコトを言わねば、という気分になるらしい。
そういえば東京オリンピックの頃だと思う。
政治は新聞やラジオの中から飛び出て、その重心はテレビに移っていった。
最初はテレビなんて、とバカにしていたものだが意外と影響力があることを人々は知る。
そんな私もテレビに魅せられた一人だ。
「ララミー牧場」
「名犬ラッシー」
「ルーシーショー」…。
なんてったって、その頃はアメリカ番組のオンパレードだった。
さて、そのテレビの時代。
出演者はだんだんと意識してカッコをつけるようになる。
インスタ映えと同じ原理。
しかも立派なことを言う。
それが受けると思っていたが、どうもその時代は過ぎてしまったようだ。
理由は簡単で、視聴者が賢くなったからである。
ネットの台頭もある。
みんなバレてしまった。
では、これからどうなるのか。
経済はダメ。
社会もダメ。
学校もダメなら、職場も家庭もダメ。
そうなら日本の将来は暗く課題だらけだが、本当に変テコになってしまったのだろうか。
そんなことを考えながらPCで動画を見ていたら、会計学の”福井義高”教授がおもむろにしゃべり始めた。
「平成の失われた30年は、どうも嘘だというレポートがアメリカから出ました」
□ 2019年、日本は世界第2位、URL
https://www.usnews.com/news/best-countries/articles/2019-01-23/switzerland-japan-are-the-worlds-best-countries
「GDPの伸びにあらわれない、生活の質で計算すると日本はスイスについで世界第2位なんですね」
「(日本が足踏みをしている間に)アメリカのGDPが増えた、という言うけれど、労働投入量が増えただけです」
「個人に換算すると、そう多くもないです」
「生産効率は上がっている」
「日本の良さは、海外からのリピーター観光客が多いことでもわかります」
「日本をダメだという人でも、絶対に海外に移住しませんよね。なぜですかね」
という話である。
このレポートは、
・ U.S. News & World Report,
・BAV Group (a unit of global marketing communications company VMLY&R) and the
・Wharton School of the University of Pennsylvania
のパートナーシップによりつくられたという。
確かに、失われた30年の日本は”マスコミ”からは伝わってくるが「実感はない」という人は多い。
ああ勘違い、とレポートは雄弁に語っている。
この30年、日本は高止まりしていたのだ。
だから成長はない。
そしてお金の勘定、つまりGDP比較という数字だけの評価時代は過去のものになりつつある。
偏差値教育も同じだろう。
ある数字だけで人間の「質」は判断できない。
新聞もテレビも何かと騒ぐが、ふと横を見れば幸せな顔をした人が現実にいる。
勘違いさえしなければ、という条件つきで日本は様々なチャンスに溢れる国だ。
意外ではあるが、希望は足下にあった。
□ 2019年、世界ランキング(資料)、URL
https://media.beam.usnews.com/55/57/eb2338c7493eadf38e29db4b8dca/190116-best-countries-overall-rankings-2019.pdf#search='190116bestcountriesoverallrankings'