河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-564

2011年07月03日 | Weblog
豊かさへのアクション-3

戦後60数年間。
ここまで経済成長を続けてきた日本は、これから同じ時間を経済の下り坂に
入り、あるときどこかで止まる。
その日本の未来を不幸な時代のように言う人がいるが、私はそう思わない。

第一、私の子供時代は私も周りの人も、今よりずっと貧かったが、当時が不幸
だとは思わない。
子供ではあったが、特別に不幸だったとは考えない。

中国が日本のGDPを追い越して、米国と肩を並べても、日本の十倍以上の人間で
分け合っている。
ならばそれは豊かになったという事なのだろうか。

中国に旅した写真をi-phoneで何百枚と見せてその近代化を「すごい」と言う人は
多いが、ではその先には何を観ているのか。

今が「すごい、すごい」というのはバブル期の日本のビジネスマンそのものである。
教訓は生かされず、都市化が「すごい、すごい」と言っているのは小学生の感想文
となんら変わらない。

私の経験からこれからの未来を一言で表現すれば、

・努力をしている人達はいつも豊かで元気

だ。


中国がバブルで、アメリカの経済が行き詰れば、EUは両足を引っ張られる。

そうなれば、日本は大半の予想を覆して、努力する人が努力を行い、
・世界の長寿成熟社会のお手本
を、つくる事になるだろう。

個を生かした長寿国国家の姿がその先に見えてくる。

今までは有利な組織に属していた事が豊かさに直結していたが、これからの時代は、
実行する人の時代になる。

一人の人間にも大きな可能性が開けている。
21世紀初頭の今はそういう時代である。
その可能性に気がついていないのは、実は当の日本人だ。

「すごい、すごい」という価値観はそろそろ卒業して、楽しい何かを始めたらどうだろう。
コメント
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